蛇と女奴隷

劇場公開日

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解説

白い女体に喰い込む緊縛師の縛り縄。普通では燃えることのない肉体の女と緊縛師を描く。脚本は「国際線スチュワーデス 官能飛行」の大和屋竺と佐野日出夫、向井寛の三人共同、監督は「東京ディープスロート夫人」の向井寛、撮影は鈴木史郎のそれぞれが担当。

1976年製作/65分/日本
配給:東映

ストーリー

“又久”と呼ばれ関西で有名な緊縛師だった久吉は、今はメリーのひもでアンマの身。久吉が白鳥栄三の家でアンマをしていると、以前、町で会った静子に再会。この女は久吉が縛って殺してしまった女・加代にそっくり。久吉と静子の素振りに嫉妬した栄三は、静子をせめる。久吉は、メリーとのからみ合いの間も静子の事が頭から離れない。数日後、栄三の留守に久吉は、静子をたずねた。静子はそんな久吉にほれていた。一方、やくざの三下・グニ半は兄貴分からのいいつけ通り、賭場の余興にするための女を探すが見つからない。そこで、自分で緊縛をやることにした。スケバンのお雪と百合を縛ろうとして、逆におどかされる。グニ半の危機一発をすくったのが久吉で、二人をあざやかに“二ツ本縄で縛りあげる。久吉の縛り縄は、女を責めるのではなく、女であることを気づかせるものであった。静子は茶会の帰りに、岩沼組の五十嵐に車の中へつれ込まれた。そして、静子は五十嵐に犯され、現場を写真で撮られる。その事を知ったグニ半は久吉に静子を連れて逃げることをすすめる。久吉は静子と能登へ逃げた。「縛って頂戴……」。静子には少女の時の悲しい思い出があった。しかし、五十嵐の追跡はきびしく、結局、二人は東京へ連れもどされる。照明のついた書割の前でかくごをきめる久吉。静子の長髪を五、六本に束ねて、両手を縛る。縄なしの緊縛。久吉の秘技「かもじ縛り、三ッ玉縛り」と続く。この光影を見ていた五十嵐。たまらず首を差し込んだが最後。久吉により、天井に吊し上げられる。そして血へどを吐いて成仏してしまった。一方、静子の方は、久吉の秘技により、恍惚のきわを昇っていった。くもの巣にかかった蝶々のように。静子の喘ぎ声は艶やかに、いつまでも浸みわたっていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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