スケバン肉奴隷

劇場公開日:

解説

かつてスケバンとして活躍しながら、平凡なOLになり結婚を控えた女が以前の生活に戻るまでを描く。脚本は「実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!」の斉藤猛、監督は「女高生日記 乙女の祈り」の川崎善広、撮影は「(襲)処女タレント」の長田勇市がそれぞれ担当。

1987年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1987年5月30日

ストーリー

安井牧子(21)は商事会社に勤めるOLだが、かつてはスケバンとして鳴らしていた。ある日、牧子のオフィスにスケバン・スタイルでキメた恵利(17)が、現れると、牧子の昔の写真を放り出していった。そこへ、牧子の婚約者の正夫がやって来るが、彼女は見つからないように写真を破り捨てた。ある小さなスナックではカウンターで元ツッパリの達也が働いている。達也は自分を捨て、正夫と結婚する牧子への思いが断ちきれない。達也に思いを寄せる恵利は店に入ると二階に上がって全裸になり、彼を挑発するが相手にされなかった。店では恵利に惚れている三男が淋しく飲んでいる。深夜営業が終ると、ママの道子はいつものように達也の股間をまさぐり、体を合せた。牧子はスケバンの生活から足を洗い平凡な結婚をすることは自分の望みでもあったのだが、一方、体のどこかで違うのではないかと感じていた。そんな牧子は、達也の店を訪れると、ふっ切るかのように自分の結婚を告げて店を出た。その後、達也は恵利の体に荒々しく割って入った。二階の部屋のきしみを聞きながら耐える三男。夜になって店にやって来た道子は恵利を見つけると、達也に追い出すように命じる。言いなりになる達也。暴走族だった達也に憧れていた恵利は、今の彼の姿が情ない。そして達也と牧子に仕返しを企てる。その頃、牧子は興信所を使って彼女の過去を調べる正夫の母などがうとましくなっていた。三男は恵利に命じられた通り、達也を呼び出すと、仲間二人でリンチにする。さらに三人は、正夫を縛りつけると牧子をレイプしようとする。しかし、牧子は三男の股間を蹴り上げると他の二人に「早くやんなよ」と体を開いた。呆然とする正夫。三人が帰ると、縛られた正夫をそのまま部屋に残して牧子は外に出た。そこには傷だらけの達也がバイクで待っていた。「ブッ飛ばそうよ、達也」と牧子が言うと、後席にまたがった。バイクは二人を乗せて走り去っていく……。

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