団地妻 サラ金地獄
劇場公開日:1984年2月3日
解説
男の甘い言葉に騙されサラ金の保証人となり、借金地獄に転落していく団地妻の姿を描く。脚本は覚一生、監督は「肉体保険 ベッドでサイン」の白井伸明、撮影は「のぞき」の鈴木耕一がそれぞれ担当。
1984年製作/66分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1984年2月3日
ストーリー
竹下通りを団地妻の古泉みどりと生田千鶴子が歩いていると、外車に乗る感じのいい二人の若い男に声をかけられ、食事をともにする。二人は川島と西丸といい、みどりは西丸とあっさりベッドイン。千鶴子も最初はちゅうちょしていたが、川島のテクニックに思わず声をあげ、夫では味わえない悦びに浸っていく。翌日、千鶴子は川島との情事を思い出しながら自宅でオナる。川島と再会し、ベッドをともにしたころには、千鶴子はすっかり彼の虜になってしまい、軽い気持ちで借金の保証人になってしまう。次の日から、激しい借金の取り立てが始まり、たまりかねた千鶴子は川島のマンションを訪ねるが、ドアには“カネ返せ!”のビラが貼られ、ノックをしても返事はない。千鶴子は肩を落として帰るが、中では、川島が若い真由美とセックスを楽しんでいた。耐えかねた千鶴子はローン会社に行くと、何とカウンターの中には西丸が座っている。川島は金と女にだらしなく、彼の借金を誰かに肩がわりさせようと西丸が考えたことだったのだ。借金のことが夫にバレ、家を飛び出した千鶴子は西丸にも犯されてしまう。ボロボロになった千鶴子は川島のマンションに行くと怒りをブチまける。川島は甘い言葉で彼女をなぐさめ、二人は全裸で抱き合う。千鶴子はスキを見てガスの栓を開く。ベッドの上にはセックスに疲れた川島が横たわっている。千鶴子は「私はね、ただの団地妻……」と呟くと、ライターをつけるのだった……。