ベアスキン

劇場公開日:

解説

社会の裏側に生きる暗い過去を持った人々の姿を、シニカルに描くファンタジー。監督・製作はCM出身のエドワード・ゲディス、共同監督はドキュメンタリー出身のアン・ゲディス、共同製作はレオンティーン・ルット、撮影はマイケル・コールター、音楽はマイケル・マッケヴォイが担当。

1990年製作/イギリス・ポルトガル合作
原題または英題:Bearskin
配給:アップリンク
劇場公開日:1992年12月26日

ストーリー

若いチンピラ、ジョニー(デイモン・ローリィ)は、カード賭博のイカサマがばれて、2人組の殺し屋に追われている。彼は逃避行の途中、得体の知れないアメリカ人シルヴァ(トム・ウェイツ)と、彼のパートナーで口の聞けないローラ(ジュリア・ブリットン)に出会う。彼らは不思議な人形一座をやりながら渡り歩いている。ジョニーは彼らの仲間になり、熊の縫いぐるみを着て踊る仕事をもらう。行動を共にするうちに、次第にシルヴァの過去が明らかになっていく。シルヴァはラスヴェガスのボクサーだったが、ある事件がきっかけで流れ者の生活に入ってしまったのだった。ジョニーは別口で、貸衣裳倉庫の職にもありつき、女主人ミセスJ(イザベル・ルス)の配慮で、その倉庫に住むことになった。しかし殺し屋の追跡の手は、ついにジョニーのガール・フレンドのケイト(シャーロット・コールマン)にまで及ぶ。それを知ったジョニーは、賭博場に火をつけ報復するが、更に激しい追撃を受ける。ジョニーの不審な動きに感づいたシルヴァは、一連の事件にミセスJが絡んでいることを知る。彼女は元情報屋で、ローラの母でもあり、彼女の画策でやっかいなことになるのを避けるため、シルヴァは自分の死を偽装する。ジョニーはとうとう殺し屋の手に落ち、瀕死の重傷を負う。シルヴァはジョニーが着ていた熊皮を使い、殺し屋に、ジョニーを撃ち殺したと思い込ませるのだった。

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