ヨーロッパ

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解説

第二次大戦後間もないドイツを舞台に、アメリカ人の見習い車掌がナチスのテロ事件に巻き込まれていく姿を、パート・カラーとモノクロの大胆な合成映像を交えて描く。91年カンヌ国際映画祭審査員特別賞、高等技術院賞受賞作品。監督・脚本は「エレメント・オブ・クライム」のラース・フォン・トリアー、製作はピーター・オルベク・イェンセンとボー・クリステンセン、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェラルド・ミテル、グンナール・オーベル、パトリック・ゴドー、フランソワ・デュプラ、共同脚本はトリアーと「エレメント・オブ・クライム」でも組んだニルス・ヴェーセル、撮影はヘニング・ベントセン、ジャン・ポール・ムリス、エドワルド・クウォシンスキ、音楽はヨアヒム・ホルベックが担当。ナレーションはマックス・フォン・シドー。

1991年製作/デンマーク・ノルウェー・フランス・ドイツ・スウェーデン合作
原題:Europa
配給:ヒルヴィラ

ストーリー

1945年、第二次大戦終結直後のドイツ。アメリカ人レオ・ケスラー(ジャン・マルク・バール)はドイツ復興のためにやって来て、大鉄道網ツェントローパの車掌見習いとして働いている。ある日、車中でツェントローパ社長マックス・ハルトマン(ヨアン・レーエンベア)の娘カタリナ(バーバラ・スコヴァ)と出会い、夕食に招待される。そこで会ったアメリカ軍情報部のハリス大佐(エディ・コンスタンティーヌ)は、レオに諜報活動の依頼を匂わせるのだった。勤務中、レオはハルトマン家の友人と名乗る男から2人の少年を乗せてくれと頼まれる。車内で、連合軍から任命されたフランクフルト市長夫妻が狙撃されるが、犯人は8歳の少年。レオが乗せた少年たちはナチスのテロ組織_人狼_の刺客だったのだ。マックスは、鉄道網の再興のため連合軍に協力せざるを得ない立場に置かれていたが、そんな彼の姿勢を人狼から脅迫されてもいた。脅迫状を受け取った夜、マックスはバスルームで自殺する。同じ夜、カタリナはレオに、かつて人狼に属していたことを告白するが、今は後悔しており、お互いに惹かれ合う2人は結婚する。新婚生活も束の間、カタリナが人狼に拉致される。以前レオに少年たちを預けた人狼の党首ジギー(ヘニング・イェンセン)はカタリナと引き換えにレオの乗務する特急列車の爆破を要求してくる。ノイヴェート橋の上で爆弾を仕掛けろ、と爆発物を渡される。そんな時、彼の車掌正規採用の抜きうち試験の試験官もやって来て、レオは爆発物を抱えて右往左往する。隣の線路を走る列車の中からカタリナに、ジギーの言う通りにするよう言われ、彼は爆発物を仕掛けるが、爆破寸前のところで思いとどまる。列車が止まり、カタリナが一号室にいると知らされたレオがかけつけると、彼女は手錠をかけられていた。彼女はまだやはり人狼の一員だったのだ。レオは一旦は止めた爆弾のスイッチを押し、爆発した列車は橋の下に落下する。レオも列車とともに水中に沈んでいくのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第44回 カンヌ国際映画祭(1991年)

受賞

コンペティション部門
審査員賞 ラース・フォン・トリアー
フランス映画高等技術委員会グランプリ ラース・フォン・トリアー

出品

コンペティション部門
出品作品 ラース・フォン・トリアー
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映画レビュー

4.0前衛的で私的な映像詩

keitaさん
2012年6月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

映画業界きっての前衛監督であるラース・フォン・トリアーの作品を観るには心の準備が必要だ。 何故なら、今まで体験したことの無いような映像がそこに展開されるからである。 今作は彼の作品の中でもより私的感覚に満ちている。 殆どが列車内という閉塞的な場所で展開されるストーリーはトリアー自身の恐怖症の部分と重なってくる。 緻密に計算され組み立てられた映像美とフォン・シドーのナレーションによって私達は催眠術の如くヨーロッパの幻影に誘われる。 しかし、そこにヨーロッパは存在しない。在るのはヨーロッパという媒体に映し出された芸術家トリアーの心であり、ヨーロッパから抜け出すことの出来ない彼の感覚の追体験である。

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keita
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