ラムール

劇場公開日:

解説

新婚生活の哀歓を描いたメロドラマ。ルネ・アバール、リシャール・バルデュッチ、ジャック・ポール・ベルトランの脚本から、新人バルデュッシが演出を担当。撮影はタダス・G・スズキ、音楽は「アイドルを探せ」のジョルジュ・ガルヴァランツの担当。出演は、「若草の萌えるころ」のジョゼ・マリア・フロタス、「夜霧の恋人たち」のマルティーヌ・ブロシャール、「若い狼たち」のクリスチャン・エイ、ドミニク・デルピェル等。製作はジャック・ポール・ベルトラン。

1969年製作/フランス
原題または英題:L'Amour
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1969年11月15日

ストーリー

ジャッキー(M・ブロシャール)とボブ(J・M・フロタス)は新婚夫婦。住居は駅の操車場を見下す古い民間アパートだ。ボブは代理店の企画マン、ジャッキーはインテリア・デザイナー。二人には幸せな毎日が続いた。やがて、待ちに待った夏のバカンス。あり金をはたいて買った中古自動車にのって、二人はイタリーに新婚旅行へ出た。旅行から帰った数日後ジャッキーに赤ン坊ができたことが分かった。それを聞いたボブは狂喜した。秋--ジャッキーは、お腹がめだつようになり勤めをやめた。生まれたのは男の子だった。だが、家計は楽でなかった。おまけにジャッキーは赤ン坊にかかりきり。こんな二人にも、やがて喧嘩の絶えない毎日がやって来た。ボブは、ついにいたたまれなくなって、友人フランソワ(C・エイ)のもとにころがりこむ。彼が手にしていたのは“画期的な発明品”小型のプロジェクターだ。これの実験が成功して、お金が入ることになったのに、二人の仲はおさまらない。ついに三日間もボブは家へ帰らなかった。だが、ジャッキーの女友だちがボブを罠にかけた。「赤ン坊が病気だ」と。とんで帰ったボブの眼に、妻子の愛情にみちた眼差がとびこんできた。

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