女体入門

劇場公開日:

解説

ウォルフ・マンコウィッツのシナリオをヴァル・ゲストが製作・演出した風俗青春ドラマ。撮影はジョン・ウィルコックス、音楽をロバート・ファルノンとヴァル・ゲストが担当した。出演は「人間の絆」のローレンス・ハーヴェイ、「若き非行の群れ」のクリフ・リチャード、シルヴィア・シムズ、ヨランド・ドンランほか。

1962年製作/イギリス
原題または英題:Expresso Bongo
配給:大蔵映画
劇場公開日:1964年6月23日

ストーリー

ジョニー(ローレンス・ハーヴェイ)はドラマーだが、タレントの養成や斡旋をやって大きく稼ごうと懸命だった。でも実際は思惑通りにならず生活は苦しかった。ヌード・ダンサーのマイシー(シルヴィア・シムズ)は酒場で働いて、時折小使銭をやっては彼を励ましていた。ある夜、二人は喫茶店へ行くが、そこでベルトという若い男の歌に聞き惚れ、早速彼のマネージを引受け、芸名もボンゴ・ハーベルトに決めた。金の卵を発見したジョニーはレコード会社に売り込んだ。そして次第に有名になり、若い彼の無知をいいことに、出演料のピンハネで儲けていった。しばらくしてアメリカのジャズ・シンガー、デキシー・コリンズ(ヨランド・ドンラン)がロンドンにやって来、ステージなどで知りあったボンゴと、同棲するようになるが、彼のギャラのあまりに少ないのを驚くと同時にジョニーのピンハネを知り、早速彼との契約を止めさせた。運が開きかけたジョニーは、ボンゴのマネージを辞めたが、次のボンゴを夢みながら、今までのマネジメントの方法を反省するでもなく、相変らず派手な生活に明け暮れしているのだった……。

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