惨殺!

劇場公開日:

解説

「恐怖」のジミー・サングスターが脚本を執筆し「ジキル博士の二つの顔」のマイケル・カレラスが演出したスリラー。撮影は「熱砂の海」のウィルキー・クーパー、音楽は「若さでぶつかれ!」のスタンリー・ブラック。出演者は「血の河」のカーウィン・マシューズ、「甘い生活」のナディア・グレイ、「年上の女」のドナルド・ヒューストン、リリアンヌ・ブルースなど。製作は前記サングスター。

1962年製作/イギリス
原題または英題:Maniac
配給:日本RKO
劇場公開日:1963年6月20日

ストーリー

十五歳の少女アネットは学校の帰途、男に暴行された。怒り狂った父親ジョルジュ(ドナルド・ヒューストン)は男をアセチレン・ガスで焼き殺し、精神病として犯罪者精神病院に監禁された。四年がたった。アネットは十九歳になり継母イヴ(ナディア・グレイ)の家で生活していた。ある日、画家のジェフ・ファレル(カーウィン・マシューズ)が来て部屋を借りた。ある夜、イヴはジェフを誘惑した。そして、アネットが暴行されたことや、夫がその男を殺して精神病院に監禁されたことなどを語った。間もなくジョルジュと看護人が病院から失踪するという事件が起った。ある日、町へ行ったイヴとジェフが車のトランクを開けると、突然男の死体が出て来た。看護人だ--。翌日、アネットは父親ジョルジュ名の電報を受け取った。闘技場へ来いというのだ。その夜、アネットはイヴと共に闘技場へ行った。一方、ひとり残ったジェフは工作場のアセチレン・ガス熔接機から炎が吹きだしているのを見つけた。が、次の瞬間、ジェフの心臓は凍った。何と運河に捨てたはずの看護人の死体があるのだ。アッと驚くジェフは突如頭を殴られ失神した。気づくとジェフはボンベにしばりつけられ、黒メガネをかけたジョルジュが不気味に笑っていた。闘技場から戻ったイヴとアネットは工作場が焼けおちているのにびっくりした。警部から焼け跡に一死体と全身火傷の男がいたと聞かされたイヴは、その男こそジェフに違いないと思い病院に駆けつけた。病院には全身包帯の男がベッドに寝ていた。イヴはその男に近づき、何と思ったか男の体につながっている輸血用の管を引き抜いたのだ--

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0まあまあだった

2019年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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吉泉知彦