殴り込み愚連隊

劇場公開日:

解説

「裸の鏡」のコンビ、リー・ヴァンスとジョン・レモントが製作・原案を担当、レモントが監督した犯罪映画。撮影は「死霊の町」のデスモンド・ディキンソン、音楽はノリー・パレイマー。出演は「エル・シド」のハーバート・ロム、「熱砂の海」のジョン・グレグンン、「虎の行動」のショーン・コネリー、など。

1961年製作/イギリス
原題:The Frightend City
配給:松竹セレクト
劇場公開日:1962年5月17日

ストーリー

大都会ロンドンに一つの黒い影がおおっていた。ギャング団が統合して恐喝し始めたからだ。名士で通っているウォルド・ザーニコフ(ハーバート・ロム)はファウルチャー(アルフレッド・マークス)を統合支配人にした。彼は青年パディ・ダミオン(ショーン・コネリー)を使い恐喝し金をためて行った。パディにはサディという恋人がいたが、美しい歌手アーニャ(イヴォンヌ・ロメイン)に傾く。アーニャはザーニコフの情婦だ。ボスの一人アルフ・ピーターズは暴力恐喝を始め、ザーニコフに消された。パディは復讐を決意するが、セヤーズ警部に逮捕される。が、脱走してアーニャが彼を密告したことを知る。しかも彼女がザーニコフの情婦と知り、パディはザーニコフ事務所へ入る。そしてファウルチャーと殴り合う。はずみでファウルチャーは飾りの槍で死ぬ。そこへセヤーズ警部らが来る。ザーニコフは全責任を死んだファウルチャーに着せようとする。が、パディは言った。「彼がボスだ、法廷で一切を証言しよう……」。

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