アマゾンの女王

劇場公開日:

解説

古代ギリシャを舞台にした喜劇映画。「甘い生活」のエンニオ・デ・コンチーニとドゥッチョ・テッサリの脚本を、記録映画出身のヴィットリオ・サラが監督した。撮影はアルベルト・アルベルティーニ。音楽担当はロベルト・ニコロージ。出演するのは「さすらい(1957)」のドリアン・グレイ、「タイム・マシン」のロッド・テイラー、ダニエラ・ロッカ、エド・フューリー、ジャンナ・マリア・カナーレ、イニァツィオ・レオーネなど。製作はアルマンド・グロッティーニ、イーストマンカラー・ディアリスコープ。

1960年製作/イタリア
原題または英題:La Regina delle Amazzoni
配給:東和
劇場公開日:1961年4月25日

ストーリー

トロイ戦争も終え、歴戦の勇士たちの関心はオリンピック・ゲームに向けられた。ある競技会で、グラウコ(エド・フューリー)が各種目の優勝をさらった。これに目をつけた一人の商人が、彼に輸送船の護衛を頼んだ。グラウコは断った。が、友人ピロ(ロッド・テイラー)がくどき落され、二人は船に乗ることになった。船内には小人のソフォとか運動選手が多数乗っていた。ソフォはこの航海には何か危険が起るといった。目的の島に着き、乗組員はそれぞれ報酬をもらった。明日は故郷に帰る夜、一同は酒盛りをはじめた。酒には毒が入っていた。乗組員たちはつぎつぎに倒れた。彼らはアマゾン族に捕われた。この島はアマゾン族のもので、一族は女ばかりで、男たちを子供を産むために使い、あとはダイヤモンド鉱に送り強制労働をさせた。女王には子供を産むための男は持てなかった。が、女王(ジャンナ・マリア・カナーレ)には恋人が出来、王位を退こうとした。これを知ったアンティオーペ(ドリアン・グレイ)とメリタ(ダニエラ・ロッカ)は次期の王位を狙った。しかし、二人はグラウコとピロを愛していた。彼女らは王位よりも愛の力には勝てなかった。愛情のために未来への信念も計画もくつがえした。彼女たちはやがて新しい土地を男に与えた。男たちは島を襲った海賊を撃退した。こうして、島には平和な世界が建設されていった。

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