今晩おひま?

劇場公開日

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解説

ヌーヴェル・ヴァーグの一人で弱冠二十九歳の新進ジャン・ピエール・モッキーが監督した青春映画。脚本もモッキーが書き、撮影は「赤い風船」のエドモン・セシャン。出演は「危険な曲り角」のジャック・シャリエ、シャンソン歌手で有名なシャルル・アズナヴール、「正午に銃殺の鐘が鳴る」のダニー・ロバン、「奥様にご用心」のダニイ・カレル、「殺られる」のエステラ・ブラン、「モンパルナスの灯」のアヌーク・エーメ、「少年が知っている!」のベリンダ・リー、他にニコール・ベルジェ、イング・ショエネル等。製作ジョゼフ・リスボナ。

1959年製作/フランス
原題:Les Dagueurs
配給:新外映

ストーリー

パリの夕暮。若者たちは足どりも軽く街へ出かける。すれちがう娘たちに“今晩おひま?”と声をかけながら。フレディ(ジャック・シャリエ)とジョセフ(シャルル・アズナヴール)は連れだってセーヌの河岸を歩いた。フレディは二十歳の美青年。ジョセフは銀行員で女にもてない小男で、どんな女でも自分とつきあってくれさえすればよかった。二人はアンバリード空港に行ってみた。そこで夫を見送るドニーズ(ダニー・ロバン)をみつけ、アパートまで行った。が、彼女は夜の女だった。フレディの理想の女性--自分の部屋の壁の絵のような人--にはほど遠かった。次はサンジェルマン・デ・プレに向った。あるスナック・バー、ジャズのうるさい中でシルヴィアンヌ(エステラ・ブラン)とダドウ(ダニー・カレル)という女と束の間を過す。シャンゼリゼエ通りに来た時はもう夜だった。リドの商店街をぶらつく女達、もの欲しそうなハイティーン娘、金目当ての年増女。二人はスエーデン娘のイングリッドとモニカをつかまえてモンマルトルへ。だが二人のあつかましさに、フレディもジョセフも閉口して逃げだした。その時、フレディは街角で夢に描いた女性そっくりな人をみつけた。「あなたこそ、ぼくの理想の人だ」。が、その感激はもろくも崩れた。彼女の足は不具だった。雨がやんだ。二人はまたイングリッドたちにつかまり、パリシイ通りのある家に連れていかれた。そこはパーティの真最中で、フレディは放蕩に身を持ちくずしたギレーヌ(ベリンダ・リー)を知った。彼女はフレディに今の境遇から救ってくれるように頼んだ。が、彼の心は動かなかった。ジョセフの方はフランソワーズという女と知りあい、お互に純情が通じて首尾は上々。夜が明けてきた。フレディはジョセフとフンラソワーズに別れた。今夜も理想の女性には逢えなかった。が、いつかはきっと逢えるだろう。

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スタッフ・キャスト

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