欲情
劇場公開日:1965年7月1日
解説
レイモンド・F・ロックとウィリアム・E・スプラーグの脚本を、「肉体の罠」のラス・メイヤーが監督した性的変質者の愛欲ドラマ。撮影はウォルター・シェンク。音楽はヘンリー・プライスが担当した。出演はハル・ホッパー、アントワネット・クリスチャーニ、ジョン・ファーロングほか。製作はラス・メイヤーとジョージ・コステロ。
1964年製作/アメリカ
原題または英題:Rope of Flesh
配給:大映洋画部
劇場公開日:1965年7月1日
ストーリー
1932年、禁酒法が施行されていた頃のアメリカ。過失による殺人罪で服役していたカリフ(ジョン・ファーロング)は、刑期を終えると再出発を決意して、ミズーリ州の小さな農場にやってきた。農場主のウェイドと彼の姪ハンナ(アントワネット・クリスチャーニ)はカリフに好感をもったが、ハンナの夫シドニー(ハル・ホッパー)だけはそうでなかった。彼は性的変質者で遊んでばかりいたが、その異常な神経でカリフとハンナの関係を疑いだした。しかしカリフはシドニーの策略にはのらなかったが、いつしかハンナを愛するようになった。その頃ウェイドが死に、遺産がハンナとカリフのものになった。シドニーの異常性はますます度を加え、牧師の妻を沼地で暴行したうえ殺害してしまった。村中騒然となり、シドニーは群衆のリンチにされかけた。その時かけつけた保安官は正当な裁判を主張したが、憎悪にかたまった牧師は、自らの手でシドニーを殺した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ラス・メイヤー
- 脚本
- レイモンド・F・ロック
- ウィリアム・E・スプラーグ
- 製作
- ラス・メイヤー
- ジョージ・コステロ
- 撮影
- ウォルター・シェンク
- 音楽
- ヘンリー・プライス