私の夫は二人いる

劇場公開日:

解説

ジョニー・タップス製作のミュージカル。W・サマセット・モームの舞台劇を「長い灰色の線」のエドワード・ホープとレオナード・スターンが脚色、「不時着結婚」のH・C・ポッターが監督した。テクニカラー撮影は「征服への道」のアーサー・E・アーリング、音楽はモリス・W・ストロフ。「百万長者と結婚する方法」のベティー・グレイブル、TV スターのジャック・レモン、「ショウ・ボート(1951)」のマージ及びガワー・チャンピオン夫妻、マイロン・マコーミックらが出演する。

1955年製作/93分/アメリカ
原題または英題:Three for the Show
配給:コロムビア映画会社
劇場公開日:1955年2月24日

ストーリー

ブロードウェイのミュージカル・スター、ジュリー(ベティー・グレイブル)は同じ舞台に出演しているダンサーのヴァーノン(ガワー・チャンピオン)と結婚したばかりだったが、そこへ戦死したはずの彼女の先夫でショーの演出者だったマーティ(ジャック・レモン)が元気な姿で帰還して来たので、驚きのあまり卒倒してしまった。何も知らぬマーティはジュリーに早く家に帰ろうというが、その家こそ今はジュリーとヴァーノンのスウィート・ホームだ。当惑するヴァーノン、心配するヴァーノンの相手ダンサー、グウェン(マージ・チャンピオン)、支配人マイクも一緒にジュリーの家へ行き、マーティはようやく事の真相を知って大憤慨、その夜からマーティとヴァーノンがジュリーを狙って牽制し合う奇妙な3人の共同生活が始まった。しかし、やがてヴァーノンもマーティも、それぞれ自分の奇妙な立場にくさって家を出、ホテル住いをするようになった。だがマーティはやはり彼女を思い切れず、2人が初めて会った思い出の酒場へジュリーをつれて行き、ヨリを戻すことに成功した。ジュリーはヴァーノンに別れ話をしに行ったが、さて会ってみると、これまた思い切れず、はてはマーティとヴァーノンがジュリーの家で再び鉢合わせする結果となった。おこったマーティはネヴァダの山奥へ静養に出かけた。マイクとグウェンはヴァーノンと新しいショーを企画し猛練習に励んだ。だが、このショーが興行的に成功おぼつかないことを知ったマーティは一切を棄てて練習に参加した。ジュリーも協力を申し出た。烈しい練習をつづけるうち、マーティとジュリーは次第に本当の愛情を再び感じあい、またヴァーノンは、グウェンの真情にほだされるようになった。ショーはおそらく大成功であろう。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く