猛獣狩り行進曲

解説

ディズニー漫画でおなじみのドナルド・ダックのヨーロッパ系のおじにあたる学者、フォン・ドレイク博士にあわせながら、ミッキー・マウス、ドナルド・ダック、プルートー、グーフィ、チップとディルなどが、おたがいに競争しながらいろいろと狩りをする。

1964年製作/アメリカ
原題または英題:Hunting Instinct

ストーリー

フォン・ドレイク先生の話では、科学者は全て一種の狩人という。例えば昆虫学者ー―森の中で虫めがねと網を持ったドナルド・ダックは地球上で珍らしいプードル・ビートルを捕まえることに懸命。これも狩りだ。食いしん坊も狩りをする。ミッキー・マウスは熊のステーキでも食べようと森を歩くが、逆に大熊に襲われた……。カメラ・マニアのドナルド・ダックは被写体を求めて歩くが、アラクァンという悪戯好きの鳥に邪魔される。次は犯人狩り。人殺し犯人ブラック・ピートを、チップとディルが見事に捕まえる話。こんどはテキサスの物語。あらいぐま狩り。これには鋭い鼻の犬が唯一のたより。ミッキーとプルートーは猛然とあらいぐまを追いかけ回すが、化かされてさんざんな目にあう。大冒険の虎狩り。鳥の卵を探す鳥卵学者、高級なスポーツの狐狩りなどなど……。すべては狩りにつながる。終わりに当ってフォン・ドレイク先生はおごそかに注意する。「狩りには冷静さを失わぬこと、云々」夢中で猟銃をつかんで演説していると、ドカーン……。

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