ネブラスカ魂

劇場公開日:

解説

「別働隊」のアラン・ラッドが主演する西部劇で、フランク・H・スペアマンの原作を、「ロード・シリーズ」のフランク・バトラーがカール・カムと共同脚色し、「テキサス決死隊(1949)」のレスリー・フェントンが監督した1948年作品。撮影は「征服されざる人々」のレイ・レナハン、音楽はアドルフ・ドイッチェ。ラッドを取り巻く出演者は「北西騎馬警官隊」のロバート・プレストン、「シー・ホーク(1940)」のブレンダ・マーシャル、「緑園の天使」のドナルド・クリスプ、「ジョルスン物語」のウィリアム・デマレスト、「塵に咲く花」のフェイ・ホールデンら。

1948年製作/アメリカ
原題または英題:Whispering Smith
配給:パラマウント日本支社
劇場公開日:1952年5月23日

ストーリー

1890年、西部国境の街では兇悪な列車強盗が横行し中でもバートン3兄弟のやり口は非道をきわめた。ウィスパリング(囁く)と仇名されるスミス(アラン・ラッド)は、名の通り物静かな男であったが、その2挺拳銃の腕を買われて強盗討伐に乗りだすことになった。彼は列車襲撃団を調べるうち、意外にも旧友マレイ(ロバート・プレストン)が、強盗の黒幕レブストックと結んでいることを知って驚いた。またまた事件が起こり、スミスはバートン兄弟の2人を倒したが首領を取り逃がし、自らも傷ついてマレイの牧場へ運ばれた。マレイの妻マリアン(ブレンド・マーシャル)はスミスの昔の恋人であった。はからざる再会に2人は再び想いがつのるのをせき止められなかった。マレイは酒のため日増しに生活を荒らし、ついには列車強盗にまで加担するようになった。かくてスミスは起ち、悪漢一味を向こうにまわしての烈しい射撃戦の末、ついにバートンを倒した。牧場に帰りつくと、手負いのマレイが無理矢理マリアンを連れて逃亡しようとしていた。やむなくスミスは、旧友を撃ち倒した。西部の町に平和はよみがえったが、スミスはひとり、牧場を立ち去っていった。

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