「王道の作品」鳥 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
王道の作品
さすが名作と謳われるだけある。こわっ。見る度に増えていくカラス、始めは何とも感じなかったのに、カットが変わるごとに募る恐怖。鳥が1羽2羽なら怖くないのに、あんなにいると身の毛がよだつ。あれだけの数の鳥…CGもない時代によく撮れたものだ。なんか裏技があるんでしょうね。
ヒロインが美人なのに、悩みを抱えているのも、人物造形に深みがある。体にフィットしたスーツに、ヒールの足、隙なくセットした髪型…惚れてまうわ。ラスト、遠ざかる車が光の方へ向かっていくところは、ほっとした。怖いだけじゃなく救いもあるのが良い。
いやー、しみじみヒッチコックはすごい。
NHK BSの放送を録画にて。
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