背番号00大奮戦

劇場公開日:

解説

アメリカン・フットボールの背番号00(ゼロゼロ)の名選手、らばの「ガス」の大活躍篇。製作は「フラバー」のロン・ミラー、監督は「世界最強の男」のヴィンセント・マックヴィーティ、脚本はアーサー・アルスバーグとドン・ネルソン、原作はユーモア作家・漫画家で「あひる大旋風」のテッド・キー、撮影はフランク・フィリップス、音楽はロバート・ブランナーが各々担当。出演はエドワード・アズナー、ドン・ノッツ、ゲイリー・グライムス、ティム・コンウェイ、リバティ・ウィリアムズ、ディック・バトカス、ハロルド・グールド、トム・ボスリなど。日本語版監修は鈴木菜穂美。テクニカラー、ビスタサイズ。1976年度作品。

1976年製作/96分/アメリカ
原題:Gus
配給:ブエナ ビスタ映画
劇場公開日:1976年12月25日

ストーリー

プロフットボール・チームのオーナー、ハンク・クーパー(エドワード・アズナー)は近頃頭が痛い。チームのアトムズは連敗、応援団は人手不足、さらに友人のチャーリー・グイン(ハロルド・グールド)の借金催促。秘書のデビー(リバティ・ウィリアムズ)の笑顔が唯一の慰め。さて話は変って、ユーゴスラビアのとある農場。アンドリア・ペトロビック(ゲイリー・グライムス)はサッカーのキックが全くダメでくさってた。と、そばにいたアンディの愛らばがボールを蹴ると空のかなたへ--。この記事を見たデビーがクーパーにその話をすると、ひらめいた彼は早速応援団用にと、2人(?)をスカウト。そして、クーパーは借金返済の為、全米選手権決定戦の勝敗に賭けた。アトムズが優勝すればチャラ、敗けるとチームを譲り渡すと。さてハーフタイムに登場のガスのキックは名ショット、観衆は大喝采。再びひらめくクーパー、ガスのゲーム出場を思いつく。らばの出場はルールを調べるとプレイヤーは人間だけとはどこにも書いてないのでOK。奇跡は起った。クーパーの願い通りやせっぽちのアンディとらばのガスの迷コンビで、アトムズは勝利。そこであわてたのが賭けの相手グインで、サギ師と子分を雇いガス誘拐を計画。だが、失敗。またもやアトムズ勝利。一方アンディはTVに出演し、故郷の両親と対面するが、「お前はガスのボール持ち」と言われ、ガックリ。ただ慰めてくれたのはデビー1人。こうして選手権の当日、再びスピナーらにガスは誘拐、やっと見つけ最終戦に間に合ったものの、ガスはもたもた。160ヤードをダッシュしタッチ・ダウンした殊勲選手は両親から祝福され、デビーを両腕に入れたアンディだった。(ブエナ・ビスタ映画配給1時間36分)

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