セクシー・ダイナマイト

劇場公開日:

解説

ウェイド・ミラーの原作を新人ダグラス・ヘイズが脚色・監督した。スリルのある事件ドラマ。撮影はジョセフ・バイロック、音楽はジョセフ・ガーシェンソンが担当した。出演は「シンシナティ・キッド」のアン・マーグレット、「ブラボー砦の脱出」のジョン・フォーサス、ほかにピーター・ブラウン、リチャード・アンダーソン、ジェームズ・ワード、ダイアン・セイヤーなど。製作はハリー・ケラー。

1964年製作/アメリカ
原題または英題:Kitten with a Whip
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1965年11月30日

ストーリー

デビット(ジョン・フォーサス)はサンディエゴの名誉ある市民。家族が留守のある日、ジョディ(アン・マーグレット)という娘が叔母を頼っての無銭旅行の途中道に迷ったといってきた。彼は新しい服を買ってやり旅費まで与えた。が、テレビ・ニュースで彼女が刑務所を脱走、放火して看守に重傷を負わせていることがわかった。彼女の態度は急変した。「あんたに暴行されたって新聞にいうわよ」。選挙に立候補する彼にとって致命的だ。勝誇ったジョディは媚態と敵意でデビットの何不自由ない平和な家庭を憎悪し、嫉妬した。彼女は勝手に自分の友達を呼びつけ、怒るデビットの前で呼びだされた3人の非行仲間バック、ロン、ミッジらとの乱交パーティを開いた。バックが悪ふざけをしてロンをカミソリで傷つけた。彼らは町の医者には行けない。国境を越えてメキシコへ行こうということになった。バックがデビットをカミソリで脅しながら車の運転をさせた。ミッジはいつのまにか逃げていた。国境の鉄条網を車で破ったとき柱が車にひっかかった。バックがそれをのぞくために車の外に出たときジョディはいきなり車をスタートさせた。バックを置き去りにしたジョディはロンを医者の戸口に放り出して、町はずれのモーテルまでデビットに送らせた。裏切ったのである。彼女はまともな人生への道を考えたのだったが。バックとロンは執拗に彼女らを追う。フル・スピードで走る2台の車は、運転を誤って谷底に転落した。助かったのはデビットだけで、病院のベットの中で意外なジョディの心を知った。彼女は虫の息の中で、デビットがこの仲間と関係のないこと、たんに巻き添えになったことを告白していたのである。

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