決闘コマンチ砦
劇場公開日:1962年10月6日
解説
「イエローストン砦」のバート・ケネディの原作を「最後の酋長」の監督バット・ボーティカーが脚色し監督した西部劇。撮影は「恋愛専科」のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽はミッシャ・バカライニコフ。出演者は「昼下りの決斗」のランドルフ・スコット、「早射ち2連銃」のスキップ・ホメイヤー、「ブラック・ゴールド」のクロード・エイキンズ、ナンシー・ゲイツなど。
1962年製作/アメリカ
原題または英題:Comanch Station
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1962年10月6日
ストーリー
10年前に妻をコマンチ族に奪われたコディー(ランドルフ・スコット)は、コマンチ集落で白人の女が交換所に出ていると聞くと、妻を求めてどこへでも出かけて行った、あるコマンチ集落で彼は5ドルの品物と連発銃1機と交換に、白人の女ナンシー・ロウ(ナンシー・ゲイツ)を救けた。コディーは彼女を夫の許に送るため、一緒にローズバーグに向った。ここで2人は彼女を探している3人の男、首領格のベン(クロード・エイキンズ)、フランク(スキップ・ホメイヤー)、年少のドビーに会った。ナンシーには、夫からその生死に拘らず連れ戻った者に5千ドルの賞金が懸けられていたからだ。ベンは残忍な男で、軍隊にいた頃、無意味にインディアンを殺してコディーから告発され、隊を追われたのでコディーを怨んでいた。あとの2人はベンに雇われたのだ。ベンはコディーを殺してナンシーを奪い、彼女が口を割るのを防ぐため、彼女も殺して5千ドルを手に入れるつもりだった。ローズバーグ迄は凶悪なコマンチ族が出没する危険な荒野で、3人の悪党とコマンチの襲撃から、ナンシーを守って無事送り届けるのは非常に困難な事だった。コディーはナンシーと出発したが、3人は彼らの命を狙い続けた。ナンシーは初めコディーが自分を助けたのは金のためだと思っていたが真意を知るにつれ、彼に好意を持つようになった。途中コマンチ族の待伏せでフランクは殺された。コディーに好意を感じ出したドビーはベンの計画をコディーに告げようとしてベンに殺された。ベンはコディーに殺された。ナンシーを夫の許に送り届け、喜ぶ2人を見て、彼は再び妻を探すために去って行くのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バッド・ベティカー
- 脚色
- バッド・ベティカー
- 原作
- バート・ケネディ
- 製作
- ハリー・ジョー・ブラウン
- 撮影
- チャールズ・ロートン・Jr.
- 美術
- カール・アンダーソン
- 音楽
- ミッシャ・バカライニコフ