ヴァージニアン(1929)

解説

「狼の唄」「希望の船」のゲイリー・クーパー氏が主演する最初の全発声映画で、かつて故トム・フォーマン氏が監督しケネス・ハーラン氏が主演したことのあるウェン・ウィスター氏とカーク・ラ・シェル氏合作の小説を映画化したものである。「姿は偽らず」のグローヴァー・ジョーンズ氏と「狼の唄」のキーン・タムソン氏とが改作し、「四枚の羽根」「忘れられた顔(1928)」のハワード・エスタブルック氏が台本を執筆し、「狼の唄」「アビーの白薔薇」のヴィクター・フレミング氏が監督し、「踊る人生」「恋愛行進曲」のジェー・ローイ・ハント氏が撮影している。クーパー氏のヴァージニアンを助けて舞台から来たウォルター・ヒューストン氏、「君恋し」「四枚の羽根」のリチャード・アーレン氏、「君恋し」「ロマンスの河」のメアリー・ブライアン嬢が出演するほかにヘレン・ウェーア嬢やユージーン・パレット氏が助演している。

1929年製作/アメリカ
原題または英題:The VirginianI

ストーリー

1880年頃の物語、ワイオミングのボックス・エッチ牧場の牧童頭のヴァージニアンは友人のスティーヴに逢って、自分の働く牧場に働かせる事にした。村の学校の先生として束部からモリー・ウッドという若い娘が到着した時、スティーヴも、ヴァージニアンも、共に彼女に恋心を感じたが、モリーはブァージニアンを愛して居た。ヴァージニアンは酒場で乱暴者トラムパスと女の事で争って、トランパスを遣付ける。ある日ヴァージニアンはスティーブが自分の牧場の牛にトランパスの烙印をおして居る現場を発見し、その不心得を責めた。スティーブはトランパスの一味の牛泥棒に加担して居て、ヴァージニアンの指揮する牧童がトランパス捕縛に向かった時捕らえられ、ヴァージニアンの手に掛かって処刑される。トアランパスは逃れて、ヴァージニアンを狙撃師、傷を負わせたが、モリーの手厚い看護によってヴァージニアンは回復する。彼はモリーと結婚する事に成ったが、その当日トランパスは町へ現れ、ヴァージニアンに日没迄に村を退去する事を要求した。ヴァージニアンはトランパスと決闘して、かれを倒し、モリーと楽しい結婚生活にはいる。

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