「悲哀」愛、アムール Y.N.W.A 1892さんの映画レビュー(感想・評価)
悲哀
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ジョルジュは独りでアンヌの病気と向き合おうとしたのは何故なのか?アンヌがそれを望んだのか?独りで介護することが最善だと考えたのか?
哀しい疑問は尽きませんが、一重に愛する妻の苦しんで苦しんでいる姿や惨めな姿を晒したくなかったからだと思います。
最初のシーンを観たときからこの悲劇の結末は十二分に予測を出来るものだけに余計に辛い
終盤で「痛い…痛い」と助けを呼ぶアンヌに「どこが痛いのか」と問うがわからない…そんなジョルジュは何故あのときにサマーキャンプの話をしたのか?序盤で「イメージを覆すことは言わないで」と、言われたことをしたからなのか(最後だと悟り決心した)
枕で窒息させたあとに花を買ってきて…
最後に娘が独りで二人の家に来て座ったところで終わるのは前のシーンでアンヌがジョルジュを迎えに来たことを象徴している!
とても現実的な永遠の愛の物語
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