永遠の0のレビュー・感想・評価
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多くの人々に観てほしい映画です
「私たちは平和に慣れすぎてしまっている」 私がこの映画を観終わった後の感想です。 政権が続かなかったり、ゆとり世代と呼ばれる子が出てきたり、 現在の日本が抱える問題は平和ボケによる弊害なんじゃないかな、 とこの映画を観終わった後に思いました。 毎日が死と隣り合わせの時代に生きた人々は、強い。 だからこそ、生命力にあふれ、時代を切り開く力があったんだと思います。 戦争とは何かということより、「生きること」とは何か、「命は繋いでいくもの」を強く感じた映画でした。 橋爪功さんはじめ夏八木勲さん、濱田岳さんの演技も観客をひきつけるものがあり、とても良かったです。主演の岡田君は、もちろん格好良かったですが、助演の俳優陣あってのこの作品だと思います。 映画館で観るべき映画です。
生きてるだけで丸儲け
自分で見た後、オーバー80の人を連れて行きました。 先輩が特攻で亡くなり、自分は予科練に合格した時に終戦になった人と、良く遊んでくれた近所のお兄さんが、飛行機(多分、ゼロ戦)で、一回家の上を回ってかっこ良くて、皆で旗ふって万歳した後、特攻してって亡くなった…。体験のある人達です。 今まで、どんな戦争映画を見ても泣かず、戦争を美化して嫌だ。お国の為に喜んで特攻した人なんていないと言い切っていた人達です。唯一、火垂るの墓では無いてましたが、二度と見ません。 そんな二人が、涙が止まらなかった。と言っていました。本当に戦争は嫌だと言ってました。孫には絶対あんな思いはして欲しくないと言ってました。そして、この映画を見せてくれてありがとう。と言ってくれました。 こちらこそ、今まで生きててくれてありがとう。これからもお願いします。
絶対に映画館!
本を読み何度も涙が堪えきれなかっただけに、映画化に不安を抱いて、今まで観ていませんでした。けれども、いずれ観るはめになるなら絶対に映画館で観ておかなければという思いで観ました。 結果、絶対に映画館です! 飛行機乗りの“ 空 ”の情景が本を読んでいた時より、よりくっきりとスピード感とともに伝わってきて、心が締めつけられる思いに涙が止まりませんでした。 主演の岡田准一が魅力的なことに加え、夏八木勲、田中泯、橋爪功の戦争を語る重みある緊張感に感動を覚えました。
戦争の悲しさを若い世代に伝える
戦争の悲しさを映像+カッコ良さで伝える。 能書き屋は食い足りないだろが、商業的なもんを使って上手にやったと思う。 泣き映画ファンからゼロ戦マニアまで満足度は高いだろうがもっととてつもないもんが見たい。
主演の岡田准一が魅力的
戦争映画なのに非常に爽やかな世界観でした。また主演の岡田准一さんが非常に魅力的なキャラクターでファン以外の方もこの映画で虜になってしまう人も多いかと思います。 ただ残念な点として物語の内容が物足りなかったように感じます。世界観、映像は申し分無いのですが結末がいまいちすっきりしない(謎は解決するのですが、ふうん程度)これだけが惜しかったので星三つ半。
絶対に観て頂きたいです。
この作品は老若男女問わず色んな方に 観て頂きたいです。とても素晴らしい 作品でした。これを観て本当に色々な事を 考えさせられたり、いまなに不自由なく 当たり前の生活ができるということは 本当に幸せだということを感じさせて もらいました。その時代に生きてないから 戦争なんて知らんし関係ないし… と思う人はいると思います。 けど、関係がないなんてことは無いです。 いま美味しいご飯が食べることが出来て 職業を選択することも出来る。それは 命をなげうってでも戦った先人達の おかげだからです。自分達にも関係がある。 自分達の先祖がそうやって戦って くれたんです。宮部さんと松乃さんの 他にもそれぞれ色々な辛い物語が あったのだと考えると本当に涙が とまりません。最後、宮部さんが あんなにも死にたくないと言っていたのに 特攻に行きましたが、それはきっと 大切な人を守りたかったからだと思います。 それでも、いくことはないだろうと 考える人もいると思うけど、わたしは やっぱり最終的には大切な人を日本を 守りたかったんだと思います。それだけの 強い意志だったのだと思います。 賛否両論色々ありますが、わたしは そのように捉えています。 この映画をみて良い映画だったという 言葉をよく聞きます。とてもその通り だと思います!けれど、良い映画だったな で終わるのでなく、それを観てもっと 戦争やその当時の先人達の気持ちを 考えていって欲しいです。そしてそのような 先人達がいたことを決して忘れずに 感謝の気持ちで一日一日を過ごして いきます。本当に色々考えさせられる 作品でした。
いい映画
すごくいい映画です!! めっちゃ泣きそうになりました、 メッセージ性の強い映画です 戦時中こんな人たちもいたんだなと改めて感じました。勉強になりました これを戦争美化とかいう某映画監督はどうかしてますね。
日本人の情熱を思い出せる映画
原作を1年前に読んでから……映画化が決まって、ずっとずっと待って観に行きました。原作がいいと映画化した時、どうしても比べてしまいます。内容はどうしても時間的制約があり、原作以上に詰め込むことはできません。原作の方がいいっていうのは、よくあるお話。しかしこの作品では「特撮」という点で、零戦のリアリティーを感じることができ、ある意味この映画によって作品が補完されたような印象を受けました。映画化がここまで成功した例もなかなか稀有だと思います。原作を読んでから映画を観ても、映画を観てから原作を読んでも楽しめると思いますよ。戦争をこういった視点で観る事も、今の日本人にとっては大切なんじゃないかと思います。特に十代や二十代の方が(自分も二十代ですが)観ることで、戦争に興味を持てるんじゃないでしょうか。コメントでよく、「戦争はこんなんじゃない」とかちらほら見かけますが、ノンフィクションじゃないんだから、こういう視点での戦争の見方っていうのも悪くないなって思ってもいいじゃないでしょうか。 映画を観た後はとても心が洗われたような気持ちになりました。 これから、もう一度映画館に行って観てきます!
よくある戦争映画ではないですね。
ありがちな涙を誘う戦争映画かと思いましたが、言葉一つ一つに訴えるものがあり素直に考えさせられる映画でした。 脇を固めるキャストも素晴らしいですし、映像の撮り方も迫力があります。映画館で観るべき映画です。伏線も引いてあり展開もよく144分があっという間でした。 日本が戦争を知らない人だけの世の中になってしまったら、、、と考えると貴重な内容だと思います。語っていくという視点もよいですし。 ちなみに妊娠中に観に行ったので、通常より涙が半端なく堪えるのに必死でした。旦那もですが、周りの男の人もかなり泣いていました。 しかしお涙頂戴で作られた映画では決してないです。
そんなにええかー?
原作を読んで映画を観るという。 日頃、本を読まない僕からしたら非常に珍しいことである。 戦争時代に生まれていない私などは当時の状況がさっぱりわかりませんが命の尊さを学びました。ちなみに泣きはしなかったです。
最近の日本映画の中ではベスト作品です。
この作品は最初に本を読み感動しました。 どの様に映像化されるのか?と思いながらもなかなか映画館へ行かずにいましたが、急に思い立って映画を観ました。 私の感想は、最近の日本映画ではベスト作品だと思います。 物語の流れに自然と涙が出て、映画が終わった後もなかなか立つことが出来ませんでした。 また観たくなる映画です。 映画の感想では「戦争の美化」「特攻隊の美化」などの意見もありますが、私はこの映画は全く反対の「戦争はおろかであり」「死ではなく、生きて行く事を大切にする」その様な事をを考えさせる、非常に深い意味を持った映画でした。 映画の中で主人公宮部久蔵と戦友の景浦(現在ではやくざの親分と思われる役)の会話で、戦争は持てる技術で争うのであり、特攻という「死を持って戦う方法はおろかだ。間違っている。」という場面には、本当に感動を得ました。 実際に特攻で亡くなった方は20代の若者です。 しかしその特攻という戦術・手段を考えた人又その特攻をを強制した人は、自分は特攻を実行することもなく、持っていた権力を持って若者に死を強制し、そして戦後も自決をせず生き残り、恩給を受け、70歳~80歳まで長生きをしたとも聞いています。 本当におかしな話です。 そこに疑問を持って、若者を残して、残る家族を託し、自分が特攻を選択した主人公には、本の上又映画の世界の物語ですが、本当に心から感動します。 本当にこの映画は、最近の中では素晴らしい作品でした。 又この様な作品を待っています。
戦争映画ではない
原作を読んで観たけど、抜くとこぬいて上手だなと思った。ただ戦時中というリアルな面も抜けてたと思う。愛の映画になってた。内容が、素晴らしい俳優陣の演技と最後の勢いにカバーされて上手く化かされた感じ。。海で泳いでるシーンが一番好き。
軍人が護るべき、国の中で
最近の「8.15」作品に、“ありがち”な現代から捉えた「戦争の時代」の話。 ただ「現代」が「平成16年」なのは夏八木勲さん演じる元特攻兵の言葉 「10年経てば、“その”世代が皆、鬼籍に入る」 から、逆算しての設定だろう。 確かに10年経った平成26年、もう戦争の話を出来る世代はだいぶ来世の方になり、しかも、幼少期に焼夷弾絨毯爆撃や機銃掃射の思い出をうっすら覚えてるような世代も亡くなってるんだもん。 前置きをしておくと、アメ公側から描いた「プライベートライアン」とか、「パールハーバー」に感動とか、共感覚える人間には、日本人が描く戦争映画にどーこー言う筋合いは無い! 平幹二郎、橋爪功、山本學、田中泯、夏八木勲の元航空・特攻隊員の証言から、ある一人の航空兵の人物像を掘り下げていく物語。 ・真珠湾攻撃 ・ミッドウェー海戦 ・ソロモン航空隊 ・マリアナ沖海戦 ・内地空襲の反攻 ・鹿屋特攻基地 “空兵”を描いた“戦争作品”としては、原作は百点満点であると言えるが、星が1つ足りないのは山崎貴作品特有の ・CG偏重による、物語の奥行き感の薄さ ・クライマックスがやたら長い 点に置いて減点。 東宝戦争映画がと言うと、どうしても、 「特撮」があり、その特撮を凌駕する「深い人間ドラマ」を期待してしまうのに、 「零戦燃ゆ」(1984)以降、殆んど戦争映画を創らなかったのと、 田中友幸プロデューサーの存在が無い今、過去の「東宝戦争映画」の栄光を求める事自体、無理な話か。 歴戦のエースパイロットたちと零式艦上戦闘機が捧げた「国に対する魂の籠った命」に付いて、1から説明をしないといけない時代だから、“証言”と言う形で丁寧に説明し、如何に主人公「宮部久藏」が異質な存在でありながら、空兵として大事な「心持ち」を大事にしているかよく判るように創られていて、先の戦争を真正面から捉える事に窮しない。 教官として、直援戦闘機として多くの学徒兵や少年兵で構成された特攻機が目的遥か手前でむざむざと果てる姿に打ちひしがれた久藏がいよいよ突撃を志願し、飛び立つ時の清々しい顔は、 「生き抜く事を是」とした人間が「必死」させた者たちの元へ旅立つ 本当に気持ちの晴れた瞬間なのだろう。 「生きる事を是とした人間にも死を是とさせる」 切々と感じる。 戦後の話がやたら長かったが、 宮部久藏主体の戦争作品としては戦後68年経っても魂の籠った作品だと感じる。 最期に、「濱田岳」、この役者は今後、名バイプレイヤーになりそうな気がする(昨年公開の「はじまりのみち」含めての直感) 取り合えず、若人よ、 異国の映画ばかり観てる暇あるなら「戦陣に往く先人」の作品を観よ!
涙もろいわたしだけど
戦争映画ってやっぱり感情移入しにくい、、 だって世代が違うんだもの、、 でもだからこそ、こうやって映画で色々なストーリーを知れるのっていいよね。 ラストのほうでおじいちゃんがいい事いってるなって思いました。 ちょっと長かったけど、まあ 飽きはしないで観られた感じでした。
素晴らしかった
とてもいい映画でした。 もう一度観たいです。 キャストが豪華すぎて驚きました。 主要な脇は全員見たことある人でした。 それと魅せ方上手いなあと感じました。 最後のあのたたみかける感じとか。 自分は原作読んでなくて原作と同じなのかわからないのですが、 ひとりひとりの観点、情報、感情などが様々で、その節その節すごく感動しました。 泣くのを我慢してると腹のあたりがグゥ〜ってなりますね。まあ涙は流してましたけど。 (普通の視点で観れば)いい感想しか出ないような映画だと思います。
最後の場面はいらない
実際の戦中はどうだったかはおいておいて、「生きろ!」というメッセージが伝わってきた。 でも、どう考えても最後の場面はいらない。 話者が孫なのに、なんであんな最後のシーンをわざわざ入れたのか。 戦後の話もそんなに長くやらんでもいいんやないかと思ってしまいました。
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