永遠の0のレビュー・感想・評価
全615件中、541~560件目を表示
涙が止まりませんでした
原作を読んだ時もかなり泣きましたが、本作も素敵な出来栄えでした。
伏線も嫌味なく配役の描き方も丁寧で、どのキャラクターに対しても共感しました。
そして何より、生きる事の大切さ、命の尊さを実感としてじわじわと解らせてくれ、その度に涙が止まりませんでした。
最後に、愚かな事極まりない戦争は「絶対」反対!!
どなたかも言ってましたが
どなたかも言ってましたがこれは第二次大戦の色々あったお話のキリハリなのです。映画ではありませんでしたが、最後に宮部が特攻して、その残骸をアメリカの空母の艦長が見て一言あるんでしたが。松本零士の戦争ロマンシリーズにあったはなしでしょう。そんな切りハリのお話なのですが、号泣でした。戦争はやらない方がいいのは分かり切った話であるが、敵を目前にして私らのおじいちゃん達がいかに戦ったか、胸が張り裂けそうでした。祖先に感謝したい。
今 巷では靖国問題がクローズアップされていいますが、靖国問題は日本では全党一致でA級 B級もないことを認めているかとおもいます。あまり興味がなかったのですが、一度お参りしたいと思います。
初めて出会った素晴らしい作品。
公開初日にまず1人で観に行きました。ずっと涙が流れ続けました。劇場内でも涙をすする音が響き渡っていました。戦争を経験していない私の世代で、戦争について深く考えたことのある人は少ないと思います。しかしそんな自分でも感じるものはたくさんあって、やはりまずそれはどの時代にも存在している「愛」というものから繋がっているのではないかと思いました。私たちの世代の若者たちはこの映画を見て、愛することの素晴らしさを感じるところから始まり、戦争とはどういうものだったのか、どのような気持ちで過ごしていたのか、というようなことを知りたい、考えてみよう、調べてみよう、そうやって思える人が増えて、それを後世に伝えて行くべきだと思いました。
メッセージ性に特化しすぎてしまった映画
まず戦争というテーマなんですが、これは鉄板で泣かせられるので僕のハードルは高めに設定されますね。
原作を読んでいないのですが、ずいぶんはしょっている部分が多いのでしょう。やはり伝わってくるものが少ないように感じました。
ずっと死ぬことを拒んできた主人公が、特攻を志願した理由もいまいち説得力にかけてしまっていますね。これだけ売れた小説ですから、原作の内容はもっと深いはずです。
最後の演出は何でしょうか。岡田君が零戦に乗って現代に現れますね。あれはいらないでしょう。最後に笑かしにいくのはいただけませんね。
何か伝えよう伝えようとする気持ちが強くなり過ぎてしまった感じがします。良い映画っていうのは自然と伝わるものですから。百田さんの今後の作品に期待したいですね。
期待しすぎた感が…
素晴らしい作品でした。でも原作を読んだ側からすると少し物足りない感も…本のときの号泣に比べ映画はずっとシクシク泣いてました
何度も言いますが、素晴らしい作品です。映画館に観にいく価値は充分あります。とくに戦争に関して興味、知識のない方に観てもらいたい。
ズルい!
こんなの絶対感動するに決まってるじゃないですか!
きっと、無理矢理感動させるあざとい内容なのだろうなと覚悟して観たのですが、それでも感動してしまいました。
なんか手の内にハマったみたいで、悔しいなぁ。
でも、それすら心地良いですね。
ちなみに、思った程はあざとくなかったです。
日本人の戦争感とは
今年は『風立ちぬ』で零戦の設計者が描かれ、今回の『永遠の0』では、その零戦を巧みに操るパイロットが描かれた。特攻隊として戦争の時代を生きた当時の日本人について深く考えさせられた。この映画の中で登場人物が「来年は終戦60周年」と話していたので、西暦2004年の設定なのだろう。(ちなみに登場人物達はスマホではなく、ガラケーを使用していた。)物語終盤で祖父が、「あと10年もすれば戦争を知っている日本人はほとんど生きていない。」と話していたシーンが印象に残った。今年は2013年。戦争や特攻隊というテーマ通じて家族愛を描いた映画だが、戦争を知らない世代が戦争で多くの日本人が亡くなったという事実を知らないままではいけないという大切なメッセージが込められている。
ちなみに小嶋さんの横で泣いたのはNY旅行以来今年で二回目。
余談だが、この映画を鑑賞した2013年12月26日、安倍首相が靖国神社を参拝し、国内外から激しく非難されている。
沢山の失われた命の上で
私が原作を読んだ時に自分の頭の中に浮かんだ映像が、そのまま映像化されたような感覚。やはり思うことは、感動というよりも、 沢山の失われた命や叶わなかった願いの上に自分たちは生きているということ。
主演の岡田准一さん、大石役の染谷将太さんの迫真の演技が、きっと観る人の心に何かを与えるのでしょう。岡田さんが出てきた時から、ああ…この人は宮部さんだ…と思わずにはいられませんでした。最後のあの表情が頭に焼き付いて離れません。泣きすぎて苦しくなりました。このような残酷な世の中で、強く立派に生きた宮部さんの生きざまに胸を打たれたと同時に、その生きざまを通して時代の残酷さも伝わってきました。この話はあくまでフィクションですが、戦争を経験した方々のお話によると、宮部さんのような方がいた、と。本当にこの作品に出会えて良かった。
この作品に出会う前に知覧の特攻記念館に足を運びました。出会う前と出会った後では、きっと感じることが全く違うのでしょう。
主題歌の蛍、これは、特攻に行く方が蛍となって帰ってくるからだと。
どこがゼロ戦神話?
某巨匠アニメーターが、ゼロ戦神話とこき下ろしたらしいが、どうして、その巨匠アニメーターの映画より全然、神話でもなく、直接的に反戦映画だったと思う。
原作を読んでから暫く経つので、もう一度原作を読もうという気になった。
残念だったのは、キャスティングかも…。でも、十分に感動できた。
無意味の戦争
日本の戦争映画は、重くて暗いので好きではありません。でも、この映画はそんなに重くないし、泣ける戦争映画でした。
戦争はあってはならないと思った。
ボロボロのゼロ戦でよく戦った。
戦争で亡くなった、人達の分まで生きて行こう。
平和ボケ日本の戦争ファミリードラマ
あまりにアホ過ぎ。
原作も酷いものだったが、映画も幼稚で観ている方が情けなくなるほど。
原作者も監督も、兵士が置かれる立場をまるで理解していない。
自分が生き残りたいから逃げてるなんてのは、卑怯だ云々以前に、生き残りの方法として成り立たない。戦闘機乗りが隊の仲間同士で守り合わなければ即、敵にやられてしまう。味方がやられた後、自分も追撃され袋叩きで攻撃されるだけだ。
戦場の兵士にとって一番大事なのは味方に対する責任だ。戦闘である以上、敵を攻撃しないことは味方の命を軽んじていることと同義。少し想像力を働かせればすぐ分かる事がスコーンと抜け落ちている。
また命令不服従や戦闘からの逃避とでも看做されたら軍法裁判にかけられ銃殺刑だ。
隊の士気も問題だったはずだが、宮部の上官は放置プレーだったのか?
それにこの映画では天皇陛下への忠誠に関わるネタが皆無だが、当時の帝国軍人の倫理は武士道を規範としていて、「菊水」や「湊川」に象徴される「忠君」は決してお題目だけではなく、程度の差はあれ皆が本気で信じていた。是非はともかく、極めて重要な要素なのに無視されているのは不自然だ。
兵士は暴力、戦術、法、組織、思想教育などによって何重にもガチガチに倫理観を固められてしまっていて、個人で生死に関わる態度を自由に決められる余地がほとんどない。だから何千人何万人という集団で殺し合いをさせるなんて芸当ができるわけだ。その仕組みに対する理解が根本的に欠けている。
理解した上でそれに異議を唱えるなら良いが、理解しないまま有り得ない話を描いてしまっている。だから説得力がない。
これがこの映画の根本的な欠陥だ。
戦場の描写も酷い。
航空母艦の乗務員の描き方なんて、溜まり場のヤンキー。
艦橋でなくその溜まり場の会話で状況説明を済ませようとしてしまったために臨場感がゼロ。艦橋内部まで作る予算がなかったのだろうが、それが観客にミエミエなのは痛い。この辺がハリウッド映画との差か。
ドラマとしての組み立ても三流以下。
「お前にも家族がいるだろう」と宮部に怒鳴られて初めて自分に家族がいることに気付くかのような部下…。兵士の多くは二十代の若者で、結婚前だったり新婚さんだったり、子供が産まれたばかりだったり。皆同じように辛い思いをして戦場に来ているのは誰しも分かりきったことなのに、ストーリーの都合上、主人公だけがそれを分かっているように描かれている。
他の場面でも不自然な台詞が多く、主要な登場人物がいずれも内面と呼べるものを感じさせない。辻褄合わせの説明文を読み上げるために順番に画面に登場しているだけの印象だ。
出演したベテランの俳優陣は、こんな高校生が文化祭で上演する芝居のような幼稚な演出を、どう思ったのだろう?口には出さないだろうが、内心ではかなり違和感を感じたのではなかろうか。
CGによる戦闘シーンは、幾つか気になる所はあるが、まずまず。
ひとつだけ指摘させていただくと、
当時の空母は射出機がないため、艦載機発艦の際は揚力をかせぐため風上に向かって艦を全速前進させる。しかし作品中では艦首にほとんど波が立っていなかった。これは少し残念だ。
ちなみに原作小説についてアマゾンで「評価1」のレビューを選んで読んでいただくと分かる通り、この作品の内容は殆どが他の戦記のコピペであり、原作者の百田が書き加えた部分は嘘臭く安直な「感動の物語」テンプレだけといっていい。現代編は不要だと感じた人も多いだろうが、そうした事情で削除できないわけだ。
涙涙
劇場でこんなにも涙したのは初めてでした。
終わってもしばらく席から立てず、色々と考え込んでしまいました。
ただ泣けた、いい映画だったというレベルではなく、登場人物の言葉、姿勢が胸に突き刺さります。
特に大石と宮部が川原で足を川につけながら話すシーンは言葉の全てが痛いほどに心に突き刺さりました。
映画が終わり、映画館を出て帰りの電車で行きの電車と変わらないはずが、何か違うように思えて…今までの当たり前が当たり前じゃないように感じて…
そして、この当たり前に本当に感謝を覚えました。
よく原作と比べる人がいますが、今回はそのへんの小説を映画化しただけではなく、原作者自身が相当、映画製作にこだわりを見せ、関わっていたようです。なので、原作を読んでから劇場に行って失望したなんていうのはその人の自己満足であり、百田さんの描きたかった世界があの世界なのだということを理解して欲しいと思います。
是非とも若い人に見てもらいたい。
これからの日本を造っていく人に見てもらいたい映画です。
永遠に受け継がれる魂の物語
主人公は愛する家族の為に、自分は必ず生きて帰る、自分の命を守りきる、そう誓って戦地へ赴く。しかし、やがて彼は命よりも、自分が生きる事よりも大切な事があると気付く…。
主演の岡田さんをはじめ、ベテラン俳優陣の演技も素晴らしく、あのしっかり書き込まれた長編小説を見事に2時間半にまとめ上げている。当然、映画では描き切れていない部分も多々あるが、映画でしか表現出来ない魅力がそれを補っている。原作も映画もどちらも素晴らしいと言える稀有な作品だ。酷評するコメントも見受けられるが気にする必要は無い。素直な気持ちで観て欲しい。きっと涙が溢れるだろう。
それなりにいい映画。
予告編を観て、いい映画かなって思い観てきました。原作本は読んでいませんでした。
戦争映画としては、一人の特攻隊としての、生き様、生きる希望など、とても考えさせられる映画でした。現代と過去という構成で
物語が進んでいく形だったので、ちょっと自分としては、苦手な感じがしました。
役者さん達の演技は素晴らしく、とても引き込まれました。最後は、えっ終わり?って感じがしましたので帰りに原作本を買ってしまいました。ゆっくり映画を思い出しながら、
読んでいきたいと思います。
全615件中、541~560件目を表示