「毒抜きした小林よしのりの『戦争論』」永遠の0 13番目の猿さんの映画レビュー(感想・評価)
毒抜きした小林よしのりの『戦争論』
とにかくくどいです。
これでもかと常に垂れ流され続ける音楽は、「はい、ここは感動するところですよ~」とわざわざ説明してくる、もはやBGMを通り越してアナウンスを聞いているようでした。
演出もまたくどく、橋爪功が扮する戦争体験談を語る病床にある老人が「中隊長(主人公)、あなたのお孫さんがお見えになっていますよぉ!」とベッドの上で虚空を見つめながら絶叫するあたりから胃がもたれ始め、三浦春馬扮する宮部久蔵の孫が現代のビルの谷間を飛行するゼロ戦の幻覚を見るあたりになると、もう流石に噴飯ものです。蜂蜜にガムシロップをぶちまけるがごときその糖分過多の演出で一つだけ分かることは、我々は制作者にここまでやらないと感動もテーマも受け取れないような不感症だと思われているということでしょう。
果たして、戦争をメロドラマに落とし込んだこの映画は、戦争の悲惨さを訴え若者に反戦の心を育ませることができたのでしょうか?少なくともあるシーンを思い返す限りそれはないと思います。三浦春馬が大学の合コンの席で特攻隊を自爆テロだと揶揄する友人に憮然としながら「いや、特攻とテロは違うっしょ?」と反論するのですが、その発言の根底にあるのは「自分達には文脈が、物語があるがアイツ等にはそれがない」という、自分と敵対する立場への無理解です。他者の文脈を理解せず己が都合ばかりを前面に押し出す姿勢こそが、世の争いの火種の要因となっているはずなのに、イスラム諸国が欧米から受け続けた仕打ちと、現状打破の手段として自爆テロを行っているという彼らの文脈を、彼はまったく考慮していません。
そしてこの物語に寄せられる感涙の数々と同時に、感動できない人は可哀想だとか、素直に物語を受け止めようという人々からは先の大戦への反省などはみられるでしょうか。
ガダルカナル攻撃時、合理的にこの作戦が遂行不可能だと主張する宮部久蔵に対して同僚が殴り掛かりますが、あのシーンは知性よりも感情や精神論を優先し、滅多な事を言えばそれが実現してしまうと考えていたあの時代の日本の空気の象徴するものです。この映画を見て感動している人たちは、あの時代を何よりも先に情念で捉え、そしてその情に横槍を入れるものを排除しようとしています。そのあり方こそが、宮部に殴打をくれたものの正体であるにもかかわらず、彼らはそのことに全く無頓着なのです。
右だの左だのではなく、果てしないノンポリの涙の蓄積の彼方に何があるのか。結局何も変わっちゃいないんですよ、この国は。またやりますって。
様々な登場人物の視点から物語が浮き出される構成と、日本映画にしてはCGを頑張っていた(それでもCGだと分かって冷めるレベルですが)点を評価して星3つです。
どうした、猿さん。
あんたは実は浜矩子って名前じゃないのか?
違うなら、頭の程度も、精神構造もほとんど同じお方。
今までのネチネチ反論は、都合が悪くなったからだんまりか?
※調べるの大変だと思うから浜女史の経歴掲載。
2014年ころには「アホノミクスにより円は50円~60円に大暴落する」
とTVで公言した、管、鳩と並ぶ究極のナルシスおバカグループ。
知らなかったなら、同志社大学へ行ってゼミにでも入りなさい。
追伸
書き込み消すなと人を批判しておいて、自分こそ書き込み消すな!!
それと
永遠のゼロがとうとう、8週連続トップ。
あんたの言う
「毒抜きした小林よしのりの『戦争論』 とにかくくどい」
「胃がもたれ」
「もう流石に噴飯もの」
「戦争をメロドラマに落とし込んだ」
「蜂蜜にガムシロップをぶちまけるがごときその糖分過多の演出」
のこの映画を
観に行くバカが世の中多すぎて、困ったもんだなぁ~。
ツイッターに「13番目の猿」というあんたの事を記述してあるから、
(崇高な自己陶酔文も)世間の反応をご確認願います。
お返事お待ちしてます。
明日からUAEへ行くけど返信楽しみにしてる。
猿さん
あなたの質問に対する答えはすでに書いただろ。解らないのか。
答えは、
「質問自体が、そもそも返答するに値しない、意味の無い愚問だから」
これが質問に対する答えだ。
「小説」の意味、いろんな辞書を検索してみてどうなんだ?
都合の悪い事はだんまりか?
虚構」=「小説」は
一人の人間が頭の中で作り上げたお話しなのに、
あなたは、
小説や論文、ノンフィクションの区別も解らないヤカラが、
内容を細部にわたってネチネチと分析し、
得意満面で、映画論と称して荒唐無稽な論理を展開する。
小説に書いてある事はすべて「作り話」。
だから論文や報告書、ドキュメンタリー等と
対極に位置しているのが「小説」なのに、
一人の作家の「作り話」から出来た映画の、様々なシーンを取り上げ、
あそこがおかしい、ここが変だなどと、もっともらしい講釈をし、
あげくの果てに
「右だの左だのではなく、~~ 結局何も変わっちゃいないんですよ、この国は。
またやりますって」
終いには、国を憂うとこまで行ってしまう。あなたはすごい!!
※映画を一万回観ようが、5万回観ようが、数の多い少ないを言ってるのではない。
初めにあんたが、数回しか映画を見てない人云々と言ったから書いたまで。
あなたの致命的なとこは「書いてある字句」からしか、物事の判断ができないこと。
数の話、大滝さんの話、チンパンジーの話、座布団の話等々、すべてに反応してくる。
こういう反応の仕方は、私の様な、人を怒らせて商売してるような知性、品性に欠ける
やつの思うつぼ。
こちらとしてはジャブでからかって、相手がカッカすれば目的は達成。
更に相手がその事で返して来れば大成功ということになる。
そういう事にばかりに敏感ではなく、一番大事な、あなたの質問に対する私の解答に、
今度こそまともに返事待ってる。
それと、私はあちこち返信してはいない。映画コメントではあなた込み3名。
選択の基準(勝手な自己判断)は、
度が過ぎてバカな奴と自分の間違いを知らず他人に説教?する可哀そうな人
例えれば
「ズボンのチャック開けたままで、社員の前で訓示をたれてる社長さん」
のような人です。
続き
結論
小林よしのりの『戦争論』を持ち出した時点ですでにあなたは、
とんでもない愚かもの。
(言うつもりなかったけど、、、暇なんで)
永遠のゼロは百田氏原作の『小説』を映画化したものだろ?
どうしてタイトルに『戦争論』を持ち出した?
まだ言ってる事が理解できないなら、替わりにウィキぺをコピーしてやる。
~小説とは、散文で作成された虚構の物語として定義される。 内容では、随筆、評論、伝記、史書などと対立するものであり、形式としては詩や戯曲と対立するものである。~
あんたは、百田氏が頭の中で作った「虚構の物語」を映画化したものを
ナルシスト魂満載の妄想文を書き込んでいる。
内容をネチネチ批判してるが、もともと作者のご都合主義の、
作り話に決まってるだろう。
わたしが言いたかったのはその一点だよ。
だから「おまえの話はつまらん」と書いた。
自分の書いた総括らしき所をもう一度見てみろ。
「右だの左だのではなく、果てしないノンポリの涙の蓄積の彼方に何があるのか。結局何も変わっちゃいないんですよ、この国は。またやりますって。」
虚構の小説/映画にすっかり触発されて、たいそうなご意見。
作者、監督の思うつぼだな。
最後に猿の件、
お前が自分で猿と名乗ってるんだろ。自分の頭の程度を自覚していて
「13番目のサル」と名乗ったと勘違いした。あやまるから
ムキになるな。
仮に猫だったら、シャム猫?アメショー?と聞いてる。
ただ一言、 「私は賢いオランウータンです」
位の切り返しができれば座布団一枚だったのに。
こちらは長年、口先だけで商売してるペテン師ごとき仕事なので
訓練兼ねて、田島陽子先生みたいな思考の方とお話しできてうれしいです。
御返事待ってます。
追伸 とうとう7週連続観客動員トップになっちゃって、日本の未来が心配だね。
猿さん
お返事です。
映画の観てる本数は本当。実際はもっと多い。
自分の常識の許容範囲を超えたものは、全て嘘呼ばわりする浅はかな奴は結構いる。
私も気をつけます。(人の振り見てわが振り直せ)
再度「パラグラフ全体から情念に駆られた人間が宮部を殴ったという文意~」
の件だが、
★情念が(注、情念に駆られた人間の事)宮部を殴ったという云々という、陳腐な表現
を指摘されて、懸命に注釈、弁明すること これを世間では 屁(へ)理屈 という。
中学程度なら解るか?
大笑い、、、失礼。
ところで
井筒監督がこの映画を「観た事を消したい」発言し、ヤフーで私がコメントをだした。
結果、賛同するに5万件近く、反対するは0.3%程の大反響だった。
多数の賛同意見、無論反対意見もあった。
数で評価が決まるわけではないが、民主主義でも1%にも満たないあんたらは
四捨五入。
しかし私にとっては、こういう偏狭者がいないと商売にならない。
反対意見はほとんどが、
・綺麗事でご都合主義・戦争賛美・ネトウヨのたわごと・実際の戦争はもっと悲惨
・軍国主義 等
(私の文章、疑り深いあなた、実際に確認しなさい)
それでも、「死者を冒涜」の類のあなたの意見はさすがに一人もいなく、
この映画からそういう見解を導き出すあなたが、心配。
過去のコメントを消した、消したと盛んに指摘してるが、
全く主旨の異なる書き変えをしてるなら、責められても仕方ないが、
消して何が悪い。
ネットのコメントは随時、書き換えて更新するものだ!
そんな常識も知らないのか。
もう一度言う、
その都度、主張を違えて書き込んでいるのではなく一貫してるだろ!
続きあり
「あの時代を何よりも先に情念で捉え、そしてその情に横槍を入れるものを排除しようとしています。そのあり方こそが、宮部に殴打をくれたものの正体であるにもかかわらず」
・・・情念が宮部を殴ったわけですか?
ここまで来ると理解を超え、おもしろい!!
陳腐な言葉を駆使し、自分の文章に酔いしれるあなたの様なヤカラが結構世の中にいる。
人の上げ足を取るタイプは私のように性格が悪いやつか、あなたのようにナルシストが多く、後者は自分が頭がいいと勘違いしてる分、始末が悪い。
私のコメントは、仕事ではないのでは暇つぶしで書いてる。
誤字脱字すみません。
それと職業柄、年間映画は500本ほど映画を見ています。ただし自宅のホームシアターで、、。
それなのにこんな感想で申し訳なく思ってます。
あなたにふさわしい言葉をお送りします。
《つまらん! おまえの話はつまらん!》
大滝さんのご冥福をお祈りいたします。
返信こころより、お待ちしてます。
ところであなたはチンパンジー?ゴリラ?
chakurobeeさん、コメントありがとうございます。
わたしは映画を観るときは徹底して中立であることを努めていますので、たとえ国策映画であろうと作品の構成や演出、脚本、そして役者の演技が素晴らしければ高評価を下すつもりです。しかしそのスタンスをもってしてもこの映画はひどいです。出来でいうと『SPACE BATTLESHIP ヤマト』以上『アルマゲドン』未満というところでしょう(『男たちの大和』よりは良いと思いますが)。
そしてなにより、こんな出来の悪いつくりの映画の中心に自分たちの歴史を置いてしまうということ、例え日露戦争や明治維新を素材にしたとしてもわたしは同様の嫌悪感を持ったと思います。海外の人にこの映画を観られたくないですね、とんでもなく凡庸でナルシストな国民だと思われかねませんから。
わたしが危惧しているのは右傾化ではなく、こういう映画で無防備に泣いてしまう稚拙さですかね。
初めまして。
今日、この映画を観てきて、小生、辛口の評価をレビューしたところです。他の人の高評価に驚いています。小生も恋愛過多の泣きを入れた戦争映画を観る気にはならないのですが、作今の大勢の右傾化が気になって百田さんの思いを知ろうと映画館に行きました。結果、小生としても低評価を下しましたが、本映画の数少ない辛口評価を読む中、 13番目の猿さんのレビューに同じ想いを感じました。 気分転換に近々「ハンナ・アーレント」を見たいと思っています。最近の学校での歴史教育の実体を知りたくなりました。
あ、そうでしたか。述べておられる内容はよく理解できませんでしたが、13番目の猿さんがあれだけの字数を費やしておられるのだからそれなりのものはあるだろうと考えたものです。
確かに1点を電子顕微鏡で覗くような評は豊富だけど、総合的というか、一般的鑑賞眼からの作品評とか指摘とかは見当たらないなと思いました。
ただ私には、もし私が映画にするならこういう面を描き出してやりたい、浮き彫りにしてやりたい、という独自の竹取物語観めいたものがありまして、ひょっとしてそれと無縁でない作品が見られたかもしれないなとも考えました。
でも女性連れで観られた結果がもひとつだったということなら、やっぱり外して正解だったかもしれません。
さすが映画はよくご覧になるようですね。「生涯ベスト5」を拝見しましたが、タイトルだけでも私にわかるものは1つもありませんでした。
いよいよ趣旨違いのサイト利用をしていますが、もしうるさかったら無視してくださってもけっこうですよ。
山茶花Qさんもお返事ありがとうございます。自分のレビューを参考にしていただいて至極恐悦です。
自分の過去のレビューからかぐや姫の鑑賞を検討していただいているようですが、簡潔に申しますと「プレスコ」という技法の目新しさや宮崎駿監督の作品との対比など、内部よりも外部情報を総合しての評価だったので、物語そのものだけを見ていただくとそこまで面白いものではない可能性があります。単純な物語ではありますので。実際女友達二人と観に行きましたが、あまりいい印象はなかったようです。時間をおいて考えると4,5は高すぎたかなと今は思っています。
間に合いはしませんでしたが、お返事ありがとうございました。感謝してます。
結局選択肢のいちばん多い大阪ステーションシティーシネマへ取り敢えず出かけ、そこで相談のうえ『トリック劇場版ラスト・ステージ』を選びました。
結果どうだったかと言いますと、ハズレでした。詳しい感想は、どうせですから私も皆さんに倣ってレビューに書かせていただくことにします。
後になって気付きましたが、かぐや姫にすればよかったです。でもあの時は13番目の猿さんの他のレビューを読んでみるということに気が回りませんでした。
山茶花Qさん、コメントありがとうございます。そして返信が遅くなってしまい申し訳ありません、夜勤めなものでして。
もう映画を観に行ってしまった後だと思われますので、あまりこの返信にどれほどの意味があるのかわかりませんが、つい先日まで大阪の梅田で公開されていた『ハンナ・アーレント』は面白かったです。永遠のゼロと同じく、第二次世界大戦を扱っています。現在も公開中の作品だと、ドイツ・トルコ合作の『おじいちゃんの里帰り』、映画館のない国サウジアラビアで、しかも初の女性監督による『少女は自転車にのって』の二作品がおもしろそうかな、と思っています。
ありがとうございました。
今夜一緒に見る映画を選んでおくよう知人から言いつかってネットを探っていたところです。この映画にしようと決めたのですが、御評を読んで即やめにしました。だいたいの見当はつきます。よくあるタイプの作品で、私が1番、または2番めに見たくないのがこの類いかと思います。
あなたの感性を頼みに、何かを一作推薦お願いしたいのですが、無理ですか? こういう投稿には返信機能というのはありませんか?
もし方法があるならお願いします。今夜19時以降、大阪駅近辺で観る映画です。
趣旨違いの投稿のうえに文面に不行き届きもあるかわかりません。急いでおりますこととてご容赦ください。