ホワイトハウス・ダウンのレビュー・感想・評価
全168件中、41~60件目を表示
破壊王エメリッヒ
ナカトミビルがホワイトハウスに変わっただけの『ダイハード』のリメイク・・・のような作品。
離婚して娘をホワイトハウスに連れて行くことになったジョン。面接官は警護の偉い人になっていた同級生(?)キャロル(ギレンホール)だった。かつてのジョンを知る彼女は真っ先に彼を不採用にしようとしていた。そして25年間大統領の警護を務めてきたマーティン・ウォーカー(ジェームズ・ウッズ)が引退挨拶。、そんなときホワイトハウスで爆弾テロ。手際のよい謎の武装集団がツアー客やVIPを人質にホワイトハウスを占拠するのだ。
オープニングが黒人大統領を称える内容の愛国心いっぱいの内容かと思っていたが、さすがにオバマ大統領の平和政策をそのまま支持したような良心的なメッセージがあった。中東から兵士を撤退させるなどの内容はまさしくオバマ政策そのもの。
『ダイハード』でのホリーの役割は11歳の娘エミリー(ジョーイ・キング)。娘を守るため、そして娘の尊敬する大統領を守るためジョンは大活躍する。エメリッヒ監督も自作の小ネタを絡め、人柄が表れてるかのよう。4億ドルを用意せよと犯行声明を出したものの、右翼や武器商人というさまざまなジャンルの傭兵を集めたテロリスト集団。はたして目的は何か?と思っていたら、黒幕はマーティン!息子を秘密作戦で殺された恨みを大統領にぶつけたのかと思えばそうではなく、中東を核ミサイルで殲滅させるのが目的という恐ろしい計画だった。
大統領のジェームズ・ソイヤーが死んだと思われ、急きょ副大統領が新大統領に就任。そしてその副大統領が乗った飛行機も爆破・・・さらに国務長官?が大統領に・・・ってギャグかと思った(笑)。最後にはその新新大統領がホワイトハウス空爆を命令。その危機の寸前、エミリーが大統領旗を振り、空爆から危機を救う!なんてところは感動的。マスコミに知られてしまったのは、彼女が犯行現場を決死の覚悟で撮影してブログに投稿したため。7億回の再生なんてのも笑える。
おうち-102
あー好き。
この黒幕わかりやすすぎ感とか、絶対悪者の中にいるお調子者とか、サイコパスなハッカーとか、好きエメリッヒ。
アメリカの橋本環奈ちゃん的ジョーイ・キングちゃんが激かわ😍ですが、
女子的にはチャニングパパに守られたい。
おっさんジョン・コナーかつ、『ウィンチェスター・ハウス』でめっちゃ頑張ってたおじさんが、悪役の一人です。
細マッチョな感じが当時のオバマ大統領に似てるジェイミー・フォックス。この人は本当に上手いなぁ。
こうやってかっこいいかと思えば、どじっ子もやれちゃうし。
カーチェイスでのおっちょこ大統領、かわいすぎ惚れてまうやろ。
ストーリーはとてもわかりやすく、ジョン・コナーと愉快な仲間たちがホワイトハウスでテロを起こすんだけど、
チャニングパパがジェイミー大統領と逃げながら、離ればなれになったジョーイ・キングちゃんを探しつつ戦うお話。
エメリッヒらしい迫力満載、笑いも散らばってて、とにかく大統領がいいキャラです。
冒頭に書いたあるあるが、そうこなくっちゃ的な合いの手を入れたくなる心地よさです。
『インデペンデンス・デイ』ほど認知度がないのが残念なくらい、見て損はないと思います。
キャラクターの書き込みが、エメリッヒにしては散漫
『2012』(2009)は下院議長と副大統領を省略したのに(厳密にはオリバー・プラットの報告のみに留めていた)、ここでは何故か省略せずに描写、挙句微妙な退場。他にもカットできる場面がそこかしこに点在していて、エメリッヒ映画にしてはイマイチな出来栄えだった。僕は『ストーンウォール』(2015)も含め、好きな作品多いので。
キャラクターの描写とかも首謀者がイマイチすぎた。ジェームズ・ウッズの外見ではどこから見たって悪役過ぎるし、息子の死に正当性を与えたい動機が薄い。逆にイーライ・ラフェルソンは意外と美味しいキャラだった。空爆中止を命令すれば良い小物感が増えて、顛末の滑稽度合いがもっと上がってたと思う。
逆にケイルは殺人行為への考えが軽すぎる。状況が状況とはいえ、平和主義者の大統領に殺人をさせたことに感情が動かないのは、ちょっとどうかと思ってしまった。チャニング・テイタムは悪くないけど、キャラ設定がピンと来なくて、エミリーがいなかったらダメな主役だったかも。
そのエミリーも面白いけど、なんかアッサリつかまり過ぎて、むしろ孤軍奮闘を続けた方が良かったかも。ジョーイ・キングはハマっていたけど、緊張感の一翼を担えただけにむしろ残念。フォックスの大統領も自分で決着をつけるぐらいの根性は欲しかった。マギー・ギレンホールについては、安定していて安心したけど。
『ダイ・ハード』(1988)や『ザ・ロック』(1996)、『エアフォース・ワン』(1997)といったアクション映画の傑作たちの影響を受けるにしても、そこからイミテーションを超えるエメ流映画が見たかった。エミリーが旗振る場面がまんま『ザ・ロック』だったし(ウォーカーがハメルなら、ステンツはバクスター)。
めちゃ面白い!!
アメリカ万歳テンションにたぎる!
「土曜プレミアム」で2回目の鑑賞。
ローランド・エメリッヒ監督がまたまたかました!
アメリカ万歳ブロックバスターの巨匠が本作で描いたのは、シークレット・サービスになり損ねた男(チャニング・テイタム)と大統領(ジェイミー・フォックス)が、ホワイトハウス占拠に立ち向かう姿を追ったアクション超大作。
同時期に、殆ど同じ題材を扱った「エンド・オブ・ホワイトハウス」という作品が公開されたことも話題になりました。こちらはシリーズ化されましたなぁ…。
人質になった娘を救出するためホワイトハウスに潜入する父親の姿は、どこかしらジョン・マクレーンを彷彿とさせました。タンクトップですし…(笑)
加えて、「エアフォース・ワン」のハリソン・フォード並みに大統領がテロリストと激闘を繰り広げてくれました。傷だらけになりながらも大奮闘! 最高かよ!
往年の作品へのオマージュを取り入れつつ、爆発に次ぐ爆発、銃撃戦に次ぐ銃撃戦などアクション映画の面白さと醍醐味がこれでもかというほど詰め込まれていて胸熱でした。
作品を貫くアメリカ万歳精神はエメリッヒ監督作品の殆どに通底するもので、そこから繰り出されるエネルギッシュさと高揚感は無条件にこちらまで興奮させてくれるなぁ…。「インデペンデンス・デイ」シリーズや「2012」など、このテンションが大好きだ!
めちゃくちゃ面白かった
『ダイ・ハード』リスペクトが滲んだ痛快作
大統領のシークレットサービスになることを目指しているケイルは友人のコネを頼ってようやく採用面接までこぎつけるも無学歴を理由に不採用に。ケイルは政治好きの娘を連れてホワイトハウス見学ツアーに参加するが武装グループがホワイトハウスを制圧、娘と離れ離れになってしまったケイルは娘を救出する為に立ち上がる。
ローランド・エメリッヒ監督作品というところばかりが強調されますが、これはむしろジェームズ・ヴァンダービルトの脚本が肝。テロリスト側のハッカーが妙に明るいメガネ野郎だとか、テロリストのリーダーの相棒をいきなり主人公が殺しちゃうとかの『ダイ・ハード』リスペクトの小ネタに始まり、中高生のお父さん向けに"ダメなお父さんが根性でなんとかする"テイストをきっちり前面に押し出していて安心して感情移入出来るお話に仕上がっています。
☆☆☆★★ 初見 いや〜!くだらね〜!(褒めてます) ここまで臆面...
要は良く焼けた美味いベーコン
大味だ、単純だ、詰めが甘い、有り勝ちだ、捻りがない、昔に見た。
そうですよね、その通りです。
アメリカのどこででも食べられる美味しいベーコンです。
でも美味しいよね。そういう映画。
脂っこいとか、塩辛いとか、サービスが悪いとか、そういうことが気になったらそのレストランには行かないほうがいい。
でも焦げた味の濃いベーコンをビールで食べたいなら今晩行けばいい。
好みっす。
でもね、これは良いベーコン。まずいベーコンじゃないですよ。
どこかで「ダイハード」や「リーサルウェポン」を思い出すというレビューを見ましたが、まさにその通りだし、
しかし、むしろきっちり進化している、
定石通りのハリウッドエンターテイメント。
飲みたい夜に最高ですよ。
テロvs大統領&お父さん
チャニングテイタムがパパかぁ。。
全168件中、41~60件目を表示