ホワイトハウス・ダウンのレビュー・感想・評価
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練習は身につく
エメリッヒ監督の魅せ方に大興奮。
ホワイトハウスをメイン舞台にしているが、内部をツアーしている様な感覚で楽しい。そして中だけでなく、外庭も、噂の地下も。箱庭として縦横無尽に隅々まで堪能出来る。
ついエリート主人公の【エンド・オブ〜】と色々と詮索しながら比較してしまうが、伏線や展開、起承転結も本作が気持ち良い。脚本と演出が秀逸で、決まっている舞台を、広く、複雑に、そして歴史も感じさせる。
大統領が守られるだけではなく、ブレない。例え少女の命を天秤に掛けてでも、国を、世界を守ろうとする。その覚悟も含めて、本作に1票。
エミリー役のジョーイ・キング、芯のある迫真の演技がとにかく素晴らしい。小学生らしい不貞腐れ方や、怯える姿、興奮気味に喜ぶ演技も素晴らしく、ラストのワンシーンはまさに鳥肌もの。
死なない主人公のツッコミどころもあるが、エンターテイメントとしての完成度高い。黒幕もわかりやすく、安心して楽しめる。オススメ。
ダイ・ハードが好きな人にはオススメ
ホワイトハウス・ダウン
豪華キャストによる、おバカ映画。
中国映画「戦狼」のラストで、
主人公が国旗を振ると、敵が左右に道を開けるシーンがある。
中国人が見ればジーンとするのかもしれないが、私から見れば「そんなワケないじゃん! 笑うところ???」でしかない。
で、本作。
どっちが古い作品か知らないが、本作にも同様のシーンがある。
中国映画を思い出して、爆笑しちゃった。
企画倒れ
ダイ・ハードとザ・ロックと・・・
テロリストに占拠されたホワイトハウス。たまたまホワイトハウスに居合わせた父娘の闘いを描く物語。
他の方も書いていますが、「ダイ・ハード」のホワイトハウス版です。その他「ザ・ロック」の設定が使われているように感じます。テロ組織の設定とか、ラストシーンとか・・・
それら、過去名作の設定を上手にまとめ上げているのですから、面白くないわけはありません。ホワイトハウス内での銃撃戦、乱闘、ヘリや戦闘機。息もつかせぬ、手に汗握るアクション映画でした。
娘さんの存在も素晴らしいアクセントです。最初は怖い物知らずに。途中から恐怖を押し殺して耐え抜きます。クライマックスでの大統領への返答は、もう少し子供を感じさせる言葉の方がより心に迫ったように思いますけど。
「ダイ・ハード」と比較すると、ホワイトハウスを舞台としただけあって全体的に派手で大掛かりになっています。ただ、派手になったからと言って、映画の完成度が上がるかといえば、そうでないのが辛いところ。
組織の設定をもっと精緻にして欲しかったと思いますし、リンカーンのシーン等の無駄なアクションも排除して欲しいところでした。
個人的には、もっとシークレットサービスに頑張ってもらえれば、より緊迫感を感じることが出来たと思っています。
「ダイ・ハード」との比較になると、どうしても厳しいコメントになってしまいますが、アクション映画としては高い私的評価を与えられる作品だったと思います。
荒唐無稽な設定だが
もっとも厳重なはずの場所にやすやすと侵入できてしまったり、笑っちゃうほど統率がとれていない犯人グループとか、ありえない。それはねぇだろと呟きつつ、見ていて引き込まれてしまうのはなぜか? あまりにも現実離れしていて、それがむしろ爽快なのかなあ?
娘がかっこよかったなあ。トワリングを見に行かなかったというのも、なるほどの伏線になっていて感心。
あれ?モーガンフリーマンは!?
BSテレ東吹替版鑑賞。 テロの絶好の標的、ホワイトハウス。そのうち...
【チャニング・テイタム主演、米国大統領をジェイミー・フォックスと万全な布陣で臨んだホワイト・ハウス陥落の様を”壊し屋”ローランド・エメリッヒ監督が描き出した作品。】
第46代大統領ジェームズ・ソイヤーをジェイミー・フォックスが演じ、議会警察官ジョン・ケイルをチャニング・テイタムが演じている時点で、当時のアメリカ大統領を誰もが想起する。
シークレット・サービス長官マーティン・ウォーカー(ジェームズ・ウッズ)のある哀しみによる行動により、ホワイト・ハウスがテロリスト達に乗っ取られていく様やテロリストのリーダー、エミル・ステンツを演じたジェイソン・クラークの凄みがこの作品にリアリティ感を齎している。
物語としてもジョン・ケイルが自らの娘を助けるために、ホワイト・ハウスを知り尽くした(それはそうだろう)テロリスト達と対峙する様は手に汗握るし、エンタメ作品としては一級品である。
只、今作の2カ月前に上映された作品とテーマが丸被りであった事と、その作品”エンド・オブ・ホワイト・ハウス”の出来栄えが凄すぎて、どうしても比較してしまった作品でもある。
<2013年8月18日 劇場にて鑑賞>
まさにホワイトハウス版ダイハード!
まさにホワイトハウス版ダイハード!スゴくおもしろかったです!特に、終盤の怒涛の展開、テロリストを一人一人倒して、制圧〜空軍の攻撃回避〜黒幕の正体発覚の展開がテンション上がりました!エミリーが大統領旗を振るシーンは大感動でした。
ジョンとソイヤー大統領がテロリストからの追跡を何度もギリギリのところで躱す展開はハラハラの連続で、外の面々の取る作戦はことごとくうまく行かず、必然的にこの2人を応援したくなりました。ストーリーが進むにつれ2人に信頼関係が出来てくる展開もよかった。
エミリー役のジョーイ・キングも素晴らかった。特に、後半のテロリストに脅迫されるシーンでの迫真の演技はスゴい。大統領に「何百万人を犠牲にするわけにはいかない。分かるな。」の後の頷く演技なんかは、もう鳥肌ものでした。
また、テロリストパーティーも個性的でよかった。裏切り者リーダー、ジョン・コナー、イっちゃってるフレディ・マーキュリー、天才肌ハッカーなど。
笑えるコミカルな演出が数多くあったのも、よかったですね。特に、大統領がいい味出してた。「なんで後ろに座るんだ!?」「ついクセで・・」がいちばんツボでした。
エンタメとしての完成度が高い!!
出だしのホワイトハウス見学で、観客を映画の世界に引き込み、掴みはOKでした。娘の活躍、主人公の就活がかかっている等、飽きさせない作りで、エンタメとしての完成度は非常に高いと思います。また背景に時事を盛り込んでいますが、頭でっかちにならず、バランス感覚に優れていると思います。アクションも観易いです。
王道ですね。
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