キャプテン・フィリップスのレビュー・感想・評価
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それにしても、
映画自体はハラハラして好きなトム・ハンクスが出ててよかったとは思う。 あえて違う角度からいうと、こんな後進国の連中は、銃や暴力がないとなにもまともなことはできないんだろうなあ、とあきれもする。 そういう輩がいてそういうのに備えて自衛のための武装もしないといけなくなる。 そんなのが海に限らず至るところで発生して略奪だの侵略だの暴力だのが横行してる。 で、思いどおりにいかなければどなったり殴ったり。 この映画でも、銃をもって乗り込んできてて「落ち着け」って言ってきて、なにを言ってんだか、と。 それだけの知恵と度胸と体力があれば自分たちの国もまともにできないものか、できないから、まともに仕事もできなくてこんなことを「せざるを得ない」のか。 それでもこんな野蛮なことが許されるわけでもない。 自分で稼げないからって暴力で人から奪うってやつはこの地球上からいなくなってほしい。 後進国でも先進国でも。 しかし、この映画の最後の女性看護師は、あんなに矢継ぎ早にあーだこーだと患者に聞くものなのか?(笑)
事実と創作は区別して観よう‼️❓と思う
テレビの録画。 ソマリア海賊事件をベースにしていて描かれた事象自体はリアルです。 ただ船長関しては全て創作です、乗組員や船長本人も英雄視されることに疑問を投じています。 でも、シールズは本物の人だし、海賊は現地のそれに近い人たちです、だから凄い迫力です。 何が真実か、知ることは映画鑑賞に関係ないと思う人も多いでしょうが、私は見極めてないと観れない性分です、ごめんなさい。 関係ないけど、ソマリア警護の自衛隊に感謝します。
現実は映画を越える。俺は海賊王にはなりたくない!
昔、北朝鮮の金正男がマレーシアの空港で襲われた。 映画みたいなことが現実で起こったなぁと思った。 でも正直、映画よりも怖く感じた。 この映画もそう。 実際にあった事件を題材にしてるけど現実はもっと悲惨だった。 映画内での海賊は10代ってわかるのは一人だけった。でも実際は4人全員が10代だって現実がある。 海賊のリーダーと船長の裏側で儲ける姿なき感力者を薄っすらと感じる映画。
これが実話と思うと
昔の話かと思いきや、まだ14年ほど前の話と知り驚きました。 あんな小さな小型船からでも乗り込んで乗っ取ることができることにも驚きです。 海賊側は引くこともできない状態になり、緊迫した状況が続きますが、その中で、海賊側の貧困層の生活に同情してしまう部分もありました。
フィィップスVSムセ
最後に実話とわかったがどこまで忠実なのかはわからないが、トム・ハンクスの演技が素晴らしかった。 いつも冷静で時には強く、大胆で時には弱々しく、人間味がよく伝わってきた。 一方の海賊も子供かと思っしまうが目つき、表情が中途半端でなく海賊であった。 アカデミー賞ノミネートはさすが。 途中からは迫力がありすぎてドキドキ感が止らないが米海軍特殊部隊の活躍に安心感がよみがえる。 普段からすごく鍛えられているのであろう。 いずれにしてもトム・ハンクスと海賊ムセ役のバーカッド・アブディにぐいぐい引き寄せられる映画だ。 エンディングで今も服役中と出たがムセはこの映画を見たのだろうか? 見たなら、ぜひ感想を投稿してほしいものだ。
海賊の人質になった貨物船の船長の救出作戦は緊迫感にあふれ、手に汗を...
海賊の人質になった貨物船の船長の救出作戦は緊迫感にあふれ、手に汗を握った。 ただ、この船長はおとなしく待っていればいいのに、結構余計な事をしてかえって救助を難航させてしまうので少しイライラした。 まあ、生命の危険と隣り合わせの状況だったので責めるのは酷だが。 救出され、手当てをされながら安心して泣いてしまうところはリアルでこっちも泣けた。 それにしても海賊はモーターボートのような船で大型貨物船によく追いついたな。 しかもエンジントラブルで一晩動けなかったのに。
手に汗握るスリリングな映画
妻がファンのトム・ハンクス主演の映画。 実話を元にしたソマリア沖で海賊に襲われる貨物船の物語。あの危険な海峡を渡るのに武器や防衛対策がなく、一歩間違えば何人かは殺されていただろうという中、キャプテンの勇敢な対応と乗組員のギリギリの行動が実を結ぶ。 ソマリアの海賊の凶暴さがとても緊張感を醸し出すなか、アメリカ軍がようやくやってきて人質救出作戦を開始する。 現実は、こんなにうまくいくわけもなく、どろどろの戦いだったのではないか。 海賊に対してキャプテンが、漁師ならそれで生活すればいいじゃないかと言うようなことを話し掛けたが、「アメリカならな。だがそんな甘いモノじゃない」と言っているようで、ソマリアの現状の悲惨さと上から目線のアメリカという構図をよく表現している。 20131213@バルト11
終始緊迫間感があり目が離せない。 これが事実であるということ、国の...
終始緊迫間感があり目が離せない。 これが事実であるということ、国の事情から漁師が海賊行為をするという事実が、さらにリアリティ感が増して、ハラハラと共にどうしようもない切なさがラストに迫ってくる。 トム・ハンクスの演技がさらにそうさせてすごかった。海賊側の演技も良かった。良作でした。
面白さ、のち後味悪し
スタートに、貧しい漁村で、海賊志願を募るシーンが。 彼らの海賊行為を正当化する動機付け。 やっていることは海賊なのに、なんとなく悲壮感を感じてしまう不思議なテイストの映画だった。本当なら、横暴な海賊に知力を尽くして立ち向かうキャプテン・フィリップスという構図を期待してストーリーが展開していくはずなのに。 それにしても、「ブリッジ・オブ・スパイ」といい、「ハドソン川の奇跡」といい、職責の経験を積んだベテランで人格者の役が続く。これほど主役のイメージが固定される俳優もトム・ハンクス特有の現象だろう。 2020.9.4
アクションスリラーでした
題名から勝手に人間ドラマ系だと思って観たら、完全にアクションスリラーでした。 故に脚本的には良し悪しは別にして登場人物の心理や背景の描写はありませんが、演出的にはスリラー抜群です。 ガンプの頃から見続けているので、安心しすぎて演技力になかなか眼が行きませんが、終わってみればハンクス君、大熱演です。特に最後の10分、カッコ悪さが秀逸です。
トムハンクスかっこいい
2021年7月6日 トムハンクス祭り。 子供の頃、トムハンクスを見ても、なんも気持ちも湧いてこなかったのですが、最近とても好きな俳優になりました。どの役にも安定感があって、演技も臨場感があり、観ていて飽きないです。 本作もそんな作品の一つでした。 貿易船の民間船長がソマリア沖で海賊に襲われ、シールズや海軍に救出されるまでの実話ベースの物語です。 そんな凝った伏線などはないですが、緊迫感が伝わるような演出だったと思いました。 また軍艦や貿易船のどーんと構えた感じが格好良かったです。 この手の作品は、軍が出てきて見事解決!みたいな筋書きが多く、芸のない作品が多いです。 本作もそうではあるのですが、他の作品と違うところは、海賊のソマリア人の人物像を細かく設定しているところでした。 「黒人の貧しい海賊」ではなく、全員一人一人「顔」がありました。だからこそ、フィリップスだけでなく、海賊の心理戦も、観ている側が惹き込まれたのだと思いました。 良い作品でした。
トムハンクスという名優
さすがのトムハンクスです。 これまでトムハンクスが出演した映画を観て、彼に関心を持った映画ファンなら、この映画は絶対観て損はないです。 キャッチミーイフユーキャンやターミナルのトムハンクスがとても好きでしたが、この映画のトムハンクスはトムハンクス史上一番かも。 もちろん脚本も素晴らしかったと思います。 途中、一時停止した時にまだ冒頭だったことに驚きました。 まさに文字通り目が離せない展開で、まったく飽きることなく。 うん、やはりそれはトムハンクスがそうさせたんだと思います。 彼が緊張感を引き出してるし、リアリティを描いていました。 改めてす素晴らしい役者だと思います。
ユナイテッド93の監督か!なるほど。緊迫感の表現が上手い。トムハン...
ユナイテッド93の監督か!なるほど。緊迫感の表現が上手い。トムハンクスが出てる作品をたまたま連続で見たけど、個性あるのに世界観に溶けこんでもいる。稀有なキャラクターの俳優さんだなあ。
米軍の宣伝映画ですな、これは。
ソマリアで海賊がコンテナ船を乗っ取るものの、乗っ取りが半ば失敗だったことを悟り、救命船で逃げ帰ろうとする海賊によってコンテナ船の船長は人質として連れ去られます。 しかし全知全能の米軍の「活躍」(というよりも陰謀と言うべきだと思いますが……)によって、海賊どもはやっつけられ、船長は無事に救出されるという映画です。 めでたしめでたし。 米海軍の全面協力なので、宣伝映画だと思えば良いのかも知れませんが、それにしても「米軍が悪党と認定した相手に対しては、どんな嘘をつくことも許されるし、最初から皆殺しにする前提でいても許される」みたいなメンタリティには、辟易とさせられます。 ストーリーとしても、引き伸ばされ引き伸ばされて薄っぺらい話だとしか言えません。 実録物の弱みがモロに出ているという感じです。 アメリカ人にとっては、こういう船長であっても「英雄」としてもてはやされるというのが、私には不思議です。 だって私は日本人なものですから。 ベトナムで捕虜となって生還しただけで英雄と言われ、上院に当選し、大統領の有力候補にまでなってしまう人がいる米国と、生きて捕虜になることを恥辱と感じる日本の差っていうんでしょうか。
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