キャプテン・フィリップスのレビュー・感想・評価
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心臓に悪いがトムの迫真の演技が凄い
トム・ハンクスの作品はいくつか見てますが、同じ史実の映画「ハドソン川の奇跡」とはまた違って、前半の貨物船のクルーたちvs武装した海賊4人との攻防戦は犇々伝わる緊迫感で絶え間なかった。
そして後半は船長の命1つが天秤にかけられ、米海軍特殊部隊vsソマリアの構図に切り替わりそれが痛々しい。
大きな貨物船で働く従業員も最初は危機として捉えてなかった賊に対しての意識が、途中から訓練ではなく本物の恐怖がジワリジワリと迫っていく演出に見応えがありました。
それにしてもトム・ハンクスの迫真の演技がリアル過ぎて、当時その場にいたという女性看護師さんの方が違和感を覚えるほどでした。
すごい緊張感の連続
大まかなあらすじしか知らなかったので、どのように海賊たちと対峙して交渉し、ラストに至ったのか、冷や汗かくような緊張感がずっと続いててドキドキしながら見てました。実際あったお話とのこと、船長さんの冷静な判断や指示、犯人たちとの会話、どこかで瓦解してもおかしくなかった。だからこそ紙一重の心理戦もあり映画としての演出と名優トム・ハンクスに惹き込まれました。彼は本当に良い演技しますね。やっぱり日本人みんな好きになるでしょと思う。ただ後半はパニック状態の犯人側の喧嘩はキツく、膠着状態で進まず、間延び感はあったかも。
今も尚、海賊問題が頻発していることでしょう。日本も違わず、備えを万全にし続けてほしいです。
トム・ハンクスだけで全てを支えている映画
最初から最後まで飽きさせない良作
ソマリアのカート?
ソマリアの漁師たちが手に持って食べてた葉っぱはカートかな。
葉っぱをあげるから、海賊の手伝いに雇ってくれというシーンがあったから、カート(麻薬)だね。
ソマリアが貧しい一因でもあるカートの蔓延。だけどアルコールは飲まない。宗教的に。
海賊行為をしているのに「アルカイダではない」て叫ぶのは興味深い。
たった4人でタンカーに乗り込んで制圧しようという海賊、本当にこんな感じなのだろう。
ムセ、ナジェ、エルミ、ビラルの4人の中で、ナジェはやばい。
ムセもエンジンを奪うために、目の敵にされているアサドを倒すが人質を殺しそうなのはナジェ。
アメリカ海軍が乗り出してきたら、ムセたちのボスもでてこないでしょう。
投降しなければ殺されるのは火を見るより明らか。アメリカさんのやることだから。
結局シールズのスナイパーに寄って撃ち殺されてキャプテン奪回。
最後の看護師長?の矢継ぎ早の質問はなんなのだろう。まともに返事が出来るスピードではない。
救出者の意識を覚醒させるため?
1年後に仕事に戻ったって、すごいな。
それにしても、
映画自体はハラハラして好きなトム・ハンクスが出ててよかったとは思う。
あえて違う角度からいうと、こんな後進国の連中は、銃や暴力がないとなにもまともなことはできないんだろうなあ、とあきれもする。
そういう輩がいてそういうのに備えて自衛のための武装もしないといけなくなる。
そんなのが海に限らず至るところで発生して略奪だの侵略だの暴力だのが横行してる。
で、思いどおりにいかなければどなったり殴ったり。
この映画でも、銃をもって乗り込んできてて「落ち着け」って言ってきて、なにを言ってんだか、と。
それだけの知恵と度胸と体力があれば自分たちの国もまともにできないものか、できないから、まともに仕事もできなくてこんなことを「せざるを得ない」のか。
それでもこんな野蛮なことが許されるわけでもない。
自分で稼げないからって暴力で人から奪うってやつはこの地球上からいなくなってほしい。
後進国でも先進国でも。
しかし、この映画の最後の女性看護師は、あんなに矢継ぎ早にあーだこーだと患者に聞くものなのか?(笑)
事実と創作は区別して観よう‼️❓と思う
現実は映画を越える。俺は海賊王にはなりたくない!
これが実話と思うと
フィィップスVSムセ
最後に実話とわかったがどこまで忠実なのかはわからないが、トム・ハンクスの演技が素晴らしかった。
いつも冷静で時には強く、大胆で時には弱々しく、人間味がよく伝わってきた。
一方の海賊も子供かと思っしまうが目つき、表情が中途半端でなく海賊であった。
アカデミー賞ノミネートはさすが。
途中からは迫力がありすぎてドキドキ感が止らないが米海軍特殊部隊の活躍に安心感がよみがえる。
普段からすごく鍛えられているのであろう。
いずれにしてもトム・ハンクスと海賊ムセ役のバーカッド・アブディにぐいぐい引き寄せられる映画だ。
エンディングで今も服役中と出たがムセはこの映画を見たのだろうか?
見たなら、ぜひ感想を投稿してほしいものだ。
海賊の人質になった貨物船の船長の救出作戦は緊迫感にあふれ、手に汗を...
手に汗握るスリリングな映画
妻がファンのトム・ハンクス主演の映画。
実話を元にしたソマリア沖で海賊に襲われる貨物船の物語。あの危険な海峡を渡るのに武器や防衛対策がなく、一歩間違えば何人かは殺されていただろうという中、キャプテンの勇敢な対応と乗組員のギリギリの行動が実を結ぶ。
ソマリアの海賊の凶暴さがとても緊張感を醸し出すなか、アメリカ軍がようやくやってきて人質救出作戦を開始する。
現実は、こんなにうまくいくわけもなく、どろどろの戦いだったのではないか。
海賊に対してキャプテンが、漁師ならそれで生活すればいいじゃないかと言うようなことを話し掛けたが、「アメリカならな。だがそんな甘いモノじゃない」と言っているようで、ソマリアの現状の悲惨さと上から目線のアメリカという構図をよく表現している。
20131213@バルト11
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