「傑作ですが・・それだけではないなにか。」キャプテン・フィリップス しゅんいちさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作ですが・・それだけではないなにか。
内容としては、恐らくまだまだ記憶に新しいだろう 2009年に起きたアメリカの「アラバマ号」を海賊が襲撃して、船長が人質になって、オバマ大統領の指揮のもと、ネービーシールズが出動したそれです。
まぁ・・当時のニュースを覚えてたので、結果はわかってはいるけど。
やはり・・ドキドキしますよね。
監督は、「ジェイソンボーン」シリーズのポール・グリーングラス監督。
元々、リアル嗜好の監督なので、かなり雰囲気がリアルです。
予告編を観る限りだと、どうしても襲われた側の正義感のようなものが全面に出てるように見えましたが・・
あのソマリア地域の大変さなども、しっかり描かれてたので・・
なんというか、観終わったあとに、なんともしれない
いたたまれない気持ちにもなりました。
それでも、泣いてしまいました。
なんだろう・・緊迫感の描写がすごいので・・ずっとドキドキさせられるのですが
海賊のソマリア側にも立てるし
襲われた、キャプテンや船員の立場にも立てる。
久しぶりにズシンとくる、重い映画にやられたって感じですね。
とりあえず・・・海賊しなくてもよい。
そして・・今、こうして生きてる事に感謝します。
けど・・けど・・・
もっと、みんなが平和に生きていける世界になるように望みます。
誰かが幸せだと・・誰かが不幸なのかなぁ・・。
そんなの悲しすぎます。
っと・・そんな映画でした。
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