「初めて知る真相、数々。」キャプテン・フィリップス ちんたらさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて知る真相、数々。
ソマリア沖の海賊被害は、日本船にも出ていたけれど、こんな緊迫したやりとりが行われれてたと初めて知った。
キャプテンの勇気が感動的、絶望して最後に家族に託すものも。
トム ハンクスの演技も秀逸だけれど、実在のフィリップス船長の存在が映画に厚みを出している。
ストーリーは想像通りだけれど、民間のコンテナ船が海賊にどう抵抗するのか、知らないエピソードも盛り沢山で、最後まで飽きない。
ソマリア側の事情にも少し触れていて、背景に南北問題があることも示していた。
ある意味、安全保障をめぐるテーマでもあるけれど、海軍の動き含め、きっちり描くアメリカ。日本だったらここまでやれるかと考えたりもした。
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