エリジウムのレビュー・感想・評価
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監督の世界観が好き
監督のニール・ブロムカンプはなかなかの才能の持ち主ではないかと思います。
荒廃した世界の描写がリアルで、作品にどんどん引き込まれて行くのが自分でも分かる。
本作は未来を描いているので、技術が発達して清潔感溢れるエリジウムやマシンの数々、薄汚くて臭そうな地球の対比も良いではないか!
今回は良い映画を観たという印象。
マット・デイモンが頑張る姿は格好いい。
本作にもメッセージ性はしっかりと練り込まれているんですが、監督の処女作、「第9地区」の方が心に訴えかける物が多かったと思います。
前作が良すぎたかな…
それでも、監督の才能が詰まった本作も見逃しては行けません!
「第9地区」に引き続き、ちょいとグロいです。
良い意味で→ハリウッドらしくまとまってる!
結論から述べるなら、良作に思う(つД`)ノ
何だか響き的に?主演的に?⚫︎オブリビオンと混濁しちゃうんだけど・・
あちらもおもろかったけど、こちらも良かった( ̄(工) ̄)
貧困やら差別(区別?)と、労働層と支配層てのが、過剰に描かれてます。
で、レジスタンス的な思想や行動が云々カンヌン〜
〜と、言った深いテーマが隠れてるのか?隠れてないのか?
あまり考えず、単純にセットやメカや展開を追った方が良い映画かも知れません。
良く良く考えたら、???て事多いけど、そこは突っ込まず行きましょうψ(`∇´)ψ
☆評価は・・
DVD80円基準で(*^^)v④
DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆◆
おすすめ度 **
デートで見る度 ◇◇
観た後のやりたい事】募金!!!
冒頭のシスター?の言葉が、この作品を通じて伝えたい事なのかも???
即ち?
『・・そうね?でも世の中は理不尽な事が起こるものなのよ?』
始まりは理不尽な展開だ。
そして?結末は?
〜見てのお楽しみ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
時間は100分強。・・うむ、ちょうど良い。
無難な作品
思考することを放棄してただ純粋にアクション映画として楽しむ映画。
しかしそれにしては戦闘シーンでカメラをぶらしすぎて何やってるかよく分からず。装具をつけたまま派手な動きは難しかったかなと心配になる。
ストーリーは良い。
一応適所適所に突っ込み所はあるが全体的には良い感じ。マッドデェイモンも中々演技が素晴らしかった。音楽もあってかそこそこ感動した。ただ医療の機械あんだけあればどんな金持ちでも貧困層に貸すだろ。って所が設定が甘過ぎるかな。ちょいグロ的な映像があったからグロ映像が無ければ子供の教育的に良い映画かもだね。
箱は立派“風”だけど中身は普通。
本作は映画「第9地区」でお馴染みニール・ブロムカンプ監督作品。
映画「第9地区」では得体の知れない異星人の不時着/移民化を取り扱うことで現代の社会問題を浮き彫りにする、というスタイルでした。
本作も近未来の世界「エリジウム」を取り扱うことで現代の「貧富の差による不公平」や「生まれた環境で人の一生が決まる不条理」を描こうとしています。
未来の話であるものの現代の社会問題をキチンと内包しており鑑賞後に問題意識を残してくれる、という点では良い作品でした。
ただ上述の設定がもたらす期待感やワクワク感に比べると正直、話の中身や展開は至って普通。
中盤以降は話の流れが読めてしまい若干ガッカリ。
箱は立派なのに中身が普通。
箱が立派だからこそ中身に期待したのに中身が普通だと、よりガッカリ感が強いのは否めないです。
パワードスーツの無骨感は良かったですが。。
劇場で観る価値は十分ありますが過度な期待は禁物。
オススメです。
悪くは無いがSF作品としては凡作
楽園エリジウムに行く事を願う人々の物語。
あるものは子供の為、あるものは格差を破壊する
為、そしてマット・デイモン扮する主人公は
生き抜くために。
背景やストーリーはそこそこに面白いが
何か目新しさがなく、魅力が薄い。
アイデアはキアヌ、たけしが共演したJM
にも似ているし、映像は第九地区に
酷似する、まあ仕方がないか。
ジョディ・フォスター扮する長官も
役が中途半端かな。
オチも淡泊て盛り上がらない。
DVDで十分、多分二度は見ない。
興味はなかったのに・・・
この映画は本などではよく目にしてましたが、ストーリー内容がよくつかめず、予告編を見ても全く引き込まれなかったので避けていましたが、パッケージの裏を見るとマット・デイモンVSジョディ・フォスターと書いてありました。
このうたい文句に思わず借りてしまいました。
見てみると、第9地区の監督だけあって機械の作り等には凝ってるように見えましたし、貧富の差が激しいのも映像の表現でわかりやすくなっていました。
しかし、それだけジョディ・フォスターの使い方は荒いです。もう少しマット・デイモンとの絡みが見てみたかったと感じます。
配役がマッチして生かされる・新分野を発見するような時もありますが、ちょっとミスマッチの気がしました。
ストーリーもちょっと弱い感じが・・・主人公にあまり共感できないような感じで自分の中でわだかまりが残りました。
悪くないので応援したい。
ネタバレなし。
英語字幕付き。
英語字幕で見てみはじめて五分、とっても聞き取りやすいので喜びました。
言葉だけだと何も聞き取れなくても字幕があると80パーセントくらい聞き取れたりします。
映画について。
この監督は“第9地区”の監督さんです。二年くらい前でしょうか。かなり話題になりました。この監督はロボットの撮り方にセンスがありますね。スラムっぽい地区で警備とかしているロボットはリアルに見えます。センスのある人が撮るとまた、斬新にも見えます。
「お、こんな感じのロボットはあんまり見たことないぞ」ってなもんです。
地球の写真も綺麗です。地球の撮り方ひとつでもセンスがいいと新しい感じはでるものですね。
・・・で、肝心の内容のほうですが。
時間がたつにしたがって新鮮味がなくなっていく映画でした。
ブルース・ウィルス主演の諸映画の寄せ集め的な印象を受けました。ダイハード+アルマゲドン+12モンキーズ・・・みたいな。主演俳優もなんだかブルース・ウィルスに似せてる感じでしたし。
若くてピチピチなおねぇちゃんが出てこないのも痛いです。今更、ジョディ・フォスターじゃ・・・綺麗に撮れてはいましたが。映画に若いコがでてこないのは寂しいです。
ストーリー全体からすると
この映画は面白そうなネタ、ビジュアルを今イチ仕上げきれてないような映画でした。
中盤以降の話を作っていくのが下手だと思います。思い付きだけで一気に書き上げちゃってるんじゃないかなぁ。脚本。
“第9地区”もそんな感じでした。
映画作家としての限界を感じます。
この監督はこのレベルで終わるような・・・
リスニング上達方法として・・・
英語はしっかり喋っていて教材としては悪くありません。監督が南アフリカ出身なせいかもしれません。標準英語じゃないと監督自身が聞き取れなかったとか・・・(笑)。
映画ですから、そういうところを見どころにして楽しむのも有りだと思います。どうか楽しんでください。途中で見ていられなくなるほど酷い映画ではありませんから。
リスニング強化教材といては大いに使えると思います。
アメコミ的な地味ヒーロー
エリジウムの外観や、マシンの質感は丁寧に作られていて、本当にそこに存在しているんじゃないかと錯覚するほど綺麗なCGでした。
こういうのをサラッと見せられると、数年前に比べて着実に特撮技術は進歩していってるんだなと感心させられます。
ストーリーはよくある格差社会の話。昔から使い古されてきた題材ですけど、最近さらにこういう映画増えてきた気がします。
アーマーを装着して強くなる主人公はアメコミの設定ぽくて好きですね。敵も同じようなアーマーを着けて戦うってのもいい。
アイアンなんとかっていう奴すでにいますけど。
ただこれほぼ生身なんですけど、あんだけ殴り合って大丈夫なのが不思議ですね。あんな金属で殴られたら顔とか吹き飛びそうだし、内臓ぐちゃぐちゃになりそうなもんですけど。
同じ監督の第9地区という傑作には及ばないっていう意見をよく目にするんですが、これ「シックスセンス」で絶賛されて、徐々に落ちこぼれていったM・ナイト・シャマランを彷彿とさせて凄い不安になります。
なのでSFはしばらくお休みして、ヒューマンドラマとか撮って別の面を見せてほしいですね。
エンディングのシーンはとても美しくて印象に残っているので、意外とそういう映画も上手いんじゃないでしょうか。
前作と同じ
ニール・ブロムカンプ監督の前作「第9地区」は、南アフリカを舞台に、アパルトヘイトを連想させる設定の中にアクションをぶち込み、高い娯楽性とメッセージを兼ね備えた作品でした。
本作で描いたのは格差社会、特に医療格差。
そして主人公も利己的な人間という点で共通している。
前作では主人公の自分さえ良ければいいという、クズさ加減が気にならない位、中盤からのアクションが凄かったのだが、本作ではアクションが単発で盛り上がらず、その分主人公の利己的っぷりが目についてしまった。
そこから主人公がラストでどうなるかも容易に想像できるから、感動させようって演出も心に響かず...
でも、現代の銃などをちょい改造した近未来武器(大気圏越えのロケットランチャーいいね!)や、シャトルの造形など、男子が胸熱くなるギミックが今回も満載で、そこらへんは好きですね。
次作も期待。っていうか「第9地区」の続編作ってくれないかなぁ。
理想の社会を描きたかったのかもしれないが、甘い!
大評判の「第9地区」は観ていないのだが、ハリウッド進出作品として期待して観た。キャストは「第9地区」のコプリーも出ていてそれなりに豪華だし、映像もお金がかかっていたと思うが、脚本がいまいち。あのどんな病気も治す装置も140年後でもあり得ないと思うし、みんな平等な社会なんて無理だと思う。歴史が証明している。そこの設定がありそうと思われないので、こちらも感情移入して観ることができなかった。残念だ。
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