エリジウムのレビュー・感想・評価
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貧困層は地球に置き去り・・・
今も特定の人達だけがいい思いをしてますから似たようなものですね、映画よりはこちら側も自由のある生活はしてますが。 富裕層が貧困層に手を差しのべないのはそっくりです。 クルーガー達3人の傭兵?は憎たらしかったなあ、倒せてよかった。 アリシー・ブラガ素敵でした♪
システムに支配されて機械になってしまった未来人
裕福な一握りの人々は隔離された楽園に住み、
外のことを忘れてしまった。
弱者もシステムに取り込まれてさらに弱者になっていく。
誰かのために力を発揮することは
奇跡のようなことのように思われる、ということだろうか。
主人公の英雄的行為ですら、
状況に追い込まれただけであって
そういう想いを持って行動していたわけではない。
普通に面白かったです
第9地区がけっこう好きで
無料で配信されていたので
観ました。
インターステラーやオデッセイの
マッドさんが主役なので
良かったですね
CGが少ないような感じも
好感持てました
ただ、ラストが悲しい…
第10地区に期待
再見。
第9地区脚本の異様なすっ飛ばし感を期待したが改めて普通。
第9地区製作のピータージャクソンが偉かったのか。
小皺フォスターの力みは俊英監督の軽妙を減ず。
昼間の超効率兵器の爽快、逆大リーグボール養成ギブスの珍妙だけは愉しんだが。
第10地区?に期待。
マットデイモンお得意の宇宙ネタ
21世紀末、地球は汚染が悪化し人口過剰となり超富裕層は豊かな暮らしを求めるため地球から逃れ、エリジウムと呼ばれる宇宙ステーションで暮らした。マットデイモン扮するみなしごで施設育ちの前科者マックスダコスタは2154年、仕事に行くところアリシーブラガ扮する幼なじみでナースになったフレイと再会した。エリジウムにはジョディフォスター扮するクーデターを目論むデラコート防衛長官がいて、未確認飛行物体を地球からのミサイルで撃ち落としていた。マックスは工場の機械事故で致死率の放射線を浴び、5日で死ぬと言われた。エリジウムへ行けば治ると言う事でマックスは必死に手段を画策した。果たしてマックスの運命や如何に? 金髪のジョディフォスターがかっこいいね。それにしてもマットデイモンは宇宙ネタが得意なんじゃない。いつの時代でも貧富の格差がテーマになるんだね。
うーん
2154年。
地球は環境が悪くなりすぎ、裕福層は宇宙に建造された「エリジウム」で暮らしている……という設定。
話のつなぎ方も、諸々の設定も雑で突っ込みどころありすぎて、まったく感情移入できず。
細かい背景設定とか、ビジュアルに凝り過ぎて、肝心なところを誰も考えなかったの? と思ってしまった。
アメリカのドラマレベル
アメリカのドラマレベル(笑)。Amazonプライムで鑑賞。
儲かったの?って思うくらい、普通の映画だけど、Wikiみると、利益は出ているようだ。
2154年、富裕層はエリジウムと呼ばれる宇宙ステーションに住み、貧困層は地球に住んでいる。地球は、スラム化している。これは、ガンダムの真反対の設定だ。
エリジウムのシステムは人現をエリジウムに住む市民とそれ以外で管理していて、市民以外はエリジウムに住めないし、医療もうけられない。エリジウムにはどんな病気でも治せる医療カプセルがある。
地球に住むマックス(主役マットデーモン)は致死量の放射線を浴びて余命5日となる。こうなったら助かりそうもないけど、エリジウムなら治せてしまうので、マックスはエリジウムへの侵入を試みる。
侵入まで色々あるわけだけど、マックスは仲間とエリジウムのシステムに辿り着くと、ハッキングして自身のデータを書き換え治療しようとしたが、システム上死亡扱いとなり助かることが出来なかった。
マックスは死を悟ったので、地球上の人類含め、全ての人を市民に書き換えて、エリジウムを再起動することにした。直後、マックスは息を引き取った。
システム再起動後、システムは地球上に治療すべき人達が沢山いることを認識し、エリジウムから医療船を地球に飛ばした。きっと全ての人は治療を受けられるだろう。
感想としては、結末から分かるように、アメリカの医療問題をわかりやすく取り上げたのではないか?アメリカでは保険料が高く、貧しいと医療を受けられないと聞いたことがある。この映画公開の一年後、オバマケアが開始。失敗したけども。
顔面が吹き飛んだ後の人の顔のシーンがあって、グロい。ミッドサマーという映画を観れない人はキツいかも。
あと、女性(長官)の喉にガラスを刺すシーンが怖い。一般的かもしれないけど、刺す前の予兆として、いい感じのガラスが写るから、それからいつ刺されるんだろう、どこを刺すんだろうとドキドキする。ホアキン・フェニックスのジョーカー時は、ちらっとポケットにハサミを忍ばせるシーンからドキドキして、結局顔面に刺してしまうけど、それに比べれば優しいシーンかな。相手は女性だしね。
エロいシーンはない。
何となく不満
意識的に揺らしブレるカメラワーク、主人公以外の人物描写が甘くどうもすっきりしない。何となくイラつく作品だった。「第9地区」の感動・感激はなかった。
理想の街、エリジウムで優雅に生活できている人たちの登場が少ないからなのか? どう選ばれて、どれぐらいの人がいて、何を糧にどう生活しているのか? 地球人の過酷な現実に対比されるエリジウムの現実感が感じられないからか?
設定もストーリも役者も悪くないのに、どうもすっきりしない。
SFだが懐かしい、何処かで見た様な世界観。
目的は身体を治す事。そこまでの何とも言えず哀しいストーリー展開。完全に管理された、支配する側とされる側の、貧富の格差が大きくなってきた近い未来。
過去から更生しての真面目な暮らしから一変、ストーリーは急展開していく。マット・デイモンのアクションは【ボーンシリーズ】でだいぶ期待していたので、少し肩透かしはあったが見どころはアリ。
管理されたシステム、、、のはずだが、結構お粗末な展開が終盤のクライマックスにあり、ご都合主義も致し方無いか。もう少し脚本練るともっと良い流れに出来た感は、どうしても否めなかった。ジョディ・フォスターの悪役的な感じは新鮮で○。
最近では珍しい結末に、少しモヤモヤ。あと数分、エンドロール後に後日譚があると、スッキリ出来て良かったかと。
ひとつとしてノレない。
富裕層は宇宙にある移住空間でかい敵に過ごして庶民は地球の掃き溜めで暮らすという世界で、ある日不慮の事故で余命5日になった男が生き残るために戦う話。
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世界が富裕層と庶民で二文化されてるっていう設定はいいのに、他の設定が色々ごちゃごちゃしててイマイチ。
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例えば、主人公が放射能かなんかを大量に浴びちゃったから徐々に体の細胞が死んでいって5日後に死ぬ問題。徐々に弱っていくはずなのに、最後らへんのタイミング悪い時にだけ急に体調悪くなる。
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まぁ薬を飲んでれば普通に動けるよって渡された薬があるから普通に見えるのかもしれないけど、その薬ほぼ飲んでる描写ないのに、最後らへんに思い出したように残りの薬を飲むシーンがあるのは、作り手設定忘れてただろと言いたくなる。
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あとは主人公の謎の骨格矯正器具?、あれって弱ってる主人公が普通に動けるようにするためのやつじゃないの。器具をつけたことによって怪力になるとは聞いてないんだけど。
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そもそもあんな神経系と繋げる器具なんてつけたらもうこいつ普通の人間に戻れないなってわかっちゃうし。
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あげたらキリがないんだけど、全ての病気怪我を完治させる医療ポッドについても全くノレないし、結局移民が1番悪くなるってこのご時世の映画としてどうなんって思うし、アクションシーンは手ブレしすぎてよく分からないし(アクションシーンぐらいちゃんと見せろよ!)。。
アクションを楽しめ。
ザ・シネマで視聴。
ま、そうだろうと思ったが、予告編のアクション満載感は良しとしよう。アクション好きだし。暴れまわっている感が楽しい。
割と早い段階で、デストピアの構成とオチまで予想できる。
でも、いろんな意味でご都合主義なのは否めないな。
放射線障害で瀕死のマット君は、めっちゃ暴れ回る。
元カノですらない幼なじみの、誰ともしれない娘のために命を投げ出す。
エリジウムにある、ほぼ万能の医療機械。生きてさえいれば秒で治してくれる。ガンツもビックリ。手榴弾で顔ごとふっとばされていてもきれいに治る。白血病も全身骨折もあっという間。ナノマシンでも使うのかなあ?
もともと犯罪者集団なのに、いつの間にかレジスタンスになっている。
警察はおらず、市民と呼ばれるエリジウムの特権階級のみを守るドロイド軍団(人間よりもたちが悪い)
出てくるキャストの全体的に、動機が弱く、悪役もヒーローもなんでこんなことしてるのと思うことしばしば。1番納得の行く動機はシャールト・コプリー演じる敵のエージェントだという(笑)
説明不足をアクションで補っているということだと思う。
とはいえ、せっかくのアクションを満喫するなら映画館で見るべき。
テレビで見ればこんなことが気になりすぎる。
いいじゃん、どうせ、ハリウッドのアクション映画なんだから。愉しめばいいのさ。実質的にただで見てるから気になるのさ。お金払って観たら、プラシーボ効果で満足できるはず。そういう映画。
俄然、現代性を持ちだした今こそ観るべき映画
豊かな国アメリカを目指す不法移民達の群れ、それを排除しようとする米国は長大な壁を本当に建設しているところだ
米国内の不法移民を一斉検挙し強制送還したニュースについ先日目にした
SF映画の体裁でありながら、語ろうとしているテーマは今日における不法移民の問題であるのは一目みれば明らかだ
主人公の幼なじみのフレイはヒスパニック系であり、舞台はロサンゼルスだ
主人公が頼るスパイダーの一味はロサンゼルス周辺に多く住むチカーノと呼ばれるヒスパニック系不法移民の若者達を思わせる刺青や出で立ちだ
そして敵側の下請けのクルーガーは東欧風の顔立ちと言葉の訛りなのだ
本作では、不法移民とヒューマニズムの着地点を模索している
SF映画がやるべき仕事を真っ正面から取り組んでいるのだ
これこそ正統的な本当のSF映画と言えよう
本作ではヒューマニズムの勝利でエリジウムは開放される
人間は全て平等なのだ
だかエリジウムはそれで永遠に維持されるのだろうか
ローマ帝国の崩壊を見る思いだ
帝国は崩壊し長い暗黒の中世が続くのだ
果たしてこの結末が本当のハッピーエンドだったのだろうか?
不法移民問題は米国だけではない、欧州もまた移民に音を上げはじめている
世界中で起きていることなのだ
日本はどうか?
同じだ、いや日本こそエリジウムだろう
では私達エリジウムの住人たる日本人は、全ての貧しい外国の人間に無制限に日本を提供することができるのか?
なに隔てなく日本人と同一に無制限に受け入れることができるのか?
問われているのは私達だ
ではジョディ・フォスター演ずる長官が正しいのだろうか?
何故地球が荒廃してしまったのか?
何故地球をより良い環境に出来ないままに放置されているのだろうか?
様々な思いが去来し、そして重い
正解はない
SFのガジェットや描写も、所々怪しいところは有るものの、多くはSFファンの目に十分耐える素晴らしいものだ
脚本が雑であることが残念でならない
だが甘いヒューマニズムの勝利に流れてしまうのは、監督の逃げではないだろう
このラストで本当に良いのか?正しいのか?
そこを考えてみてくれというメッセージであったと思いたい
【ニール・ブロムカンプ監督の独特な世界感満載のエンタメSF作品。】
〈ニール・プロムカンプ監督の独特な世界感〉
・ユートピアとデストピアの対比
・キャピタリズム
を分かり易く設定に盛り込んでいる。
ユートピア:エリジウム
ディストピア:様々な汚染と貧困が蔓延る地球
エリジウムのスペースコロニーを管理するジョディ・フォスター演じるデラコート。(冷徹な知性ある女性と言えばジョディ・フォスター、というかどんな役柄でも大丈夫!)
VS逆境を跳ね返す男と言えばこの人、マット・デイモン(マックス・ダ・コスタ)の凌ぎ合いも面白き作品。
〈2013年9月27日 劇場にて鑑賞〉
分かりやすいハリウッドSF
勧善懲悪の正義は勝つ、分かりやすいストーリー。
こんなさらっとしたストーリーなら1時間くらいでやってくれたら時間の節約になるのだが。
一応格差問題という社会問題は扱ってますよという内容だけど、そんなに深く考えさせるものではない。
未来のゴージャスなスペースコロニーや武器の描写を楽しみましょう。
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