「亀梨も、三木監督も悪くはない」俺俺 トコマトマトさんの映画レビュー(感想・評価)
亀梨も、三木監督も悪くはない
5月29日、錦糸町TOHOで鑑賞。
亀梨というか、ジャニーズファンのおばさん方がそれなりに平日朝イチの劇場に足は運んでいたが、数はまばら。
三木聡は決して嫌いではないが、やはり劇場作品でヒットを飛ばす力量はない。
亀梨も、がんばってはいるけど、見かけも芝居も、中途半端なキレイさで、まとめているだけ。
全体に悪いできではないし、本来こういうシュールな作品は好きなのだが、評価は辛めにしておく。
何が悪かったか…。
はっきり言おう。原作である。
何年か前に、原作を読んだが、それほど長くなく、文章も難解でないのに、最後まで読まずに、ブックオフに売った記憶があるほど。
僕にとっては、期待ハズレに終わった原作の持ち味を、タイトルを借りるくらいにして換骨奪胎した「三木ワールド」にしてくれていたら、高評価にしたんだが…。
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