劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語のレビュー・感想・評価
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思ったよりたくさん人が死ぬ
Netflixにあったのでどんなものかと観てみた。
テレビシリーズを観て、直後に劇場版前編を観た。
後編は今時点でまだ観ていない。
前編は完全にテレビシリーズの再編集であまり観る価値はない。テレビシリーズを観た直後なら、改めて観る事でセリフの意味がわかったり、おさらいの意味では面白い。映画館で観たら戦闘シーンは迫力があって良いと思うが、ストーリー重視でテレビシリーズを観てたらあまり必要がないかな。
内容、予備知識無しで観たのだが、こんなに人が死ぬ物語とは思わなかった。まだまだ謎解きはされず、意味深な言葉を残して終わる。
後編も再編集だけなのか、新しいシーンや展開が含まれるのか?
リバイバル映画見ました!
大画面で見るとやっぱ迫力が違う!!!内容は言うまでもなく良きです。魔法少女・願いが叶う、という裏にある真実。中学生では抱え込めないような想い、、。軽く言ってしまったけど、内容はあくまで総集編1ということでいいです。ここで終わるのか、と思いとここだな!2つに分けるなら!ここだなって感じ。
みんな好きです。OP流れて震えます!
杏子いいね!
絶望一辺倒じゃない部分が良い
平凡な少女まどかの前に現れた転校生のほむら。その日からまどかの前で異変が起こり始め…。
総集編映画前編。まどマギ自体が完全に初見なので独特な世界観とただ暗いだけではない物語に人気の理由が分かったので後編も早く観たいです。
前編、後編及びテレビ版を総合しての感想になりますが、キュートなキャ...
前編、後編及びテレビ版を総合しての感想になりますが、キュートなキャラデザインを見て食わず嫌いを決め込んで世間の喧騒を苦々しげに見つめていた自身の見識のなさを悔いています。少女たちを翻弄する過酷な運命を描いた凄惨な世界観に衝撃を受けました。
AFFETTUOSO
抗癌治療や自由の女神、そして人魚姫など、魔女のモチーフがひたすら悲しく、そして美しい。
また日本漫画の特徴である背景とキャラクターのアンバランスさが、魔法少女という題材と恐ろしい物語との対比となっており、単に奇をてらったものでなく、効果的な演出と言える。
その犠牲としてキャラクターの喜怒哀楽は記号的なものとなり、台詞回しは幼稚に映る。
本作で確かな集客実績を関係者各位に示す事で、潤沢な資金を調達し新編まで仕上げる事が出来た為、アニメ製作会社のビジネス戦略としても非常に価値ある作品と言える。
Du must versteh’n! 理解せよ!
Aus Eins mach Zehn, 一を十となせ、
Und Zwei las geh’n, 二を去るにまかせよ、
Und Drei mach gleich, 三をただちにつくれ、
So bist Du reich. しからば汝は富まん。
Verlier die Vier! 四は棄てよ!
Aus Funf und Sechs, 五と六より、
So sagt die Hex, 七と八を生め。
Mach Sieben und Acht, かく魔女は説く、
So ist's vollbracht: かくて成就せん。
Und Neun ist Eins, すなわち九は一にして、
Und Zehn ist keins. 十は無なり。
Das ist das Hexen-Einmaleins!“ これを魔女の九九という!
うむ、厨二病。
"誰かの幸せを祈ったぶん、他の誰かを呪わずにはいられない"
ぶりぶりの絵に馴染めず、最初はこれのどこが面白いんだよ?と思いつつ観ていて、主役級のマミさんが頭を魔女に食べられるシーンで、はっと我に返りました。
これは、何かが違うぞ、と。
キュウべえとの契約は"奇跡を一個叶えるかわりに、魔法少女になる"なんです。
魔法少女達は力の源として、"ソウルジャム"っていう宝石が埋め込まれた香水瓶のようなものを持っています。実はこの中には、彼女達の魂が入っているんです。体は蛻の殻。傍にソウルジャムがないと、死人のようになります。
つまり"その願いに魂を賭けられるか?"です。
さやかは"好きな男の子の体が治って、またヴァイオリニストを目指せるように"と願い、魔法少女になりました。が、そのせいで、ゾンビのような体に負い目を感じる。こんな体では、好きな男の子の傍にもいけない!まるで足のかわりに声を失って、最後には泡になる人魚姫みたいです。
彼が他の女子と仲良くしているのを見て、嫉妬が渦巻く。
怒りが湧き上がる。
恋しい。
空しい。
恨めしい。
自分の犠牲を知らない彼が恨めしい。
彼の傍にいるあの子が憎らしい。
"誰かの幸せを願ったばっかり"に、その心の中にどす黒い感情が渦巻く。
好きな彼に夢を叶えてほしいのか?
好きな彼が夢を叶える恩人になりたいのか?
マミさんの言葉が蘇る。
その感情に気付いた瞬間に、さやかは自分の行動が自己犠牲ではなく、見返りを求める醜い欲望からだったと気付くんです。
けれど正義の味方だから。きっと私の使命だから。魔女と戦う!でも、その正義感だって、貴女の自己満足じゃないの(ニヤリ)?という切り口。
そしてさやかの心は、壊れる。
ソウルジャムの中の魂は汚れていき、正義の味方だった魔法少女は魔女になる。
そう、自分達の敵に。これ、"円環の理(えんかんのことわり)"と言われ、魔法少女の運命とされています。この円はまどかと読むことができ、まどかちゃんがこのエンドレスな状態の、何かしらの鍵になるのでは?と思わせる……(以下自粛)。この部分は、
"[新編] 叛逆の物語"で明らかに!
魔法少女達は、まるで自分達の心と戦っているようなもんなんです。
キュウべえは、勿論そのことを知っています。魔法少女を作ると、必ず魔女になる。
正義は必ず悪に。そして悪を倒す正義がいる。正義、悪、正義、悪のエンドレス。
カオス。いや、正義だろうと悪だろうと、そこから生まれる別次元の"利"をキュウべえは求めています。それは"[新編] 叛逆の物語"で明らかに!
誰かが幸せでいるとき、どこかで誰かが不幸になっているのかもしれない(最近の日本人は、ここの想像力が欠如してると思う)。
ここまでくると、さすがにお分かりになると思います。
本作、ぶりぶりだけじゃないって!
(あの、こんな調子でいきますが大丈夫ですか?さぁ!ついて来てくださいね!)
まどかちゃんは普通の子に見えますが、魔法少女の高いポテンシャルがあると言われる(ま、ここに含みがあるワケなんですが)。でも願う"奇跡"が決められない。
中途半端な状態で魔法少女達の戦いを、足手まといになりながら「危ないことやめてよー」なテンションで見守り続けます。が、やはりまどかちゃんが、鍵というね(以下自粛)
ここ、エヴァの、シンジくんを彷彿とさせます。
同じく中二で、ポテンシャルはあると言われながら、なかなか前に進めない。
あ、でもエヴァはTV版の1話とラストしか観てないので、比較ができません。すみません!
こう、うじうじしてた子が実は凄い!っていうのは、厨二の大好物です。
え、厨二な妄想と仰います?でも、このよわっちい子が実は……、はベストキッドだって、蛇拳だって、スパイダーマンだって、ネバー・エンディング・ストーリーだって、映画の中には沢山あります。
映画業界は、厨二で支えられてると言っても過言ではありません!
さやかが人魚の魔女になると分かったとき、まどかはそれを止めるために魔法少女になる決心をします。そこで明らかになる、ほむらちゃんの意外な正体!
冒頭の「今の自分とは違う自分になんてなろうと思わないことね」の意味。
想像もしてなかったほむらちゃんの目的。キュウべえさえ知らない、衝撃の事実が!
ううー、後編につづく!!
あと、一つだけ!ここまで女子の友情を描いた作品を知りません!
魔法少女の最終的な武器は、魔力じゃなく、"友情"なんですよ!やだ、感動!でもこの感動さえ、 "[新編] 叛逆の物語"では一旦は否定され、別のもっと凄い感情に救われる?飲み込まれる?んですが……(以下自粛)
有名な先生方(宮崎哲弥先生とか、宮台真司せんせとか)がファンのようで、本作を考察されています。原発事故と結びつけたり、政治哲学者のマイケル・サンデルと結び付けたりして本当に面白い(よろしければ、ググってくださいませ)。
でも先生方には申し訳ないけど、私はそのどれとも違うように感じました。
自国の独立、宗教の絶対性、主義の正しさを強く願うあまりに、(反対の)国や人を憎み、呪う。願いに魂をかける=願いに命を賭ける。しかし正義と思って命を投げうって、他者を傷つけて、結果的に自分が誰かの敵になる。正義が悪に悪が正義に。憎しみの連鎖。エンドレス。その連鎖をワザと仕掛けて、そこから大きな利益を得るキュウべえ=某国(言及しません)という構図。最終的に救うのは友情=他国との友好関係。でもその友好関係だってさ。あれでしょ?ってニヤリと笑う。
ぶるぶるします。
これ、国際紛争の話(戦争)ですよね?どんなに崇高な願いがあったとしても、それは"人間の欲望"がベースでしょう?と。何かを強く願うと、どうしても何かを憎む結果になる。
同時に、魔法少女達の苦悩って、子供だけではなく、大人社会のもやもやした現実も突きつけてくる。
この苦しみは、誰にも分からない(さやか)。
何のために仕事(魔女と戦ってるのか)してんのか、わかんない(さやか)。
私なんか、どうせ何もできないから(まどかちゃん)。
でも本当は、やればできる子!と信じたい。まだ本気出してないだけ(まどかちゃん)。
なんで、あんな馬鹿な話を信じてしまったんだろう(魔法少女の契約)。
とか。頭の中をもやもやがグルグルする感じ。
だけどお話の中では、この悩みすべてをポジティブな方向に変えてくれていた、マミさんって存在があった。でもこのマミさんは、かなり早い段階で、食われちゃう。
さぁ、みんなでグルグルしようよー。リアルってそういうもんっしょ?みたいな。
なので、本作はいい歳したおっさんファンが多いみたいですよ。みんな見た目ぶりぶりだけど、中身は一本筋の通った結構男前なんですよ。ほむらちゃんとか特に。
えっと、あの、ああぁ……、書きたいけど止める!
本作は、新房昭之監督とアニメスタジオ"シャフト"、そしてキャラクター原案を蒼樹うめせんせ、脚本家の虚淵玄氏といったメンバーで作った、オリジナルアニメです。
ぶりぶりの女の子達の心のダークな部分と、"劇団犬カレーさん"のグロ可愛い映像がマッチしてて、予想以上に凄く面白かったんですよ!
なんかこういうの観ると、ちょっと怖くなってしまいます。
もしかしたら偏見に凝り固まって、凄い映画を見過ごしているのかも。
人生短いので、面白いとオススメされた作品は、やっぱ積極的に観ていこうって反省しました。
PS "[新編] 叛逆の物語"では、私の大好きな"リベリオン"オマージュの素晴らしいガン=カタなシーンがありますよ!是非!
少女達の行く末は
深い世界観と衝撃的かつ感動的な展開でアニメ界を席巻した傑作「魔法少女まどか☆マギカ」を、更に洗練させた作画・音響、再収録された声と共にダイジェストで味わえる「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」の前編。
非常に人間的で緻密な心理描写や、終盤にかけてのジェットコースターのような展開、ラストの皮肉めいたキュウべぇのセリフは圧巻。
面白いには面白かった。
面白いかと言われると面白かった。
ただ、風立ちぬとかぐや姫を見たあとなので、それほどの興奮は得られなかった。
どこかの評論家っぽい人が、かぐや姫とこの作品はよく似てるとか言ってたけど全然違うもののように思う。
まあ、目指した部分は似てるかも知れないけど。
とてもじゃないけど、あそこまでは至ってないと思った。
あと、間違いがちょこちょこ見られる。
作画上の間違いだけど、そういうのがノイズになったりする。
食べるってそんなに喋るみたいな口の動きじゃないとか、ここはもっとスピード感があったらいいのにとかそういう事で、だいぶ違って見える。
イヌカレー氏の世界観を貶めるつもりはないけれど、どこかで見たような世界で、そこにはあまり感情移入できなかった。
いろんなモノの影響を感じた。
シュヴァンクマイエルの影響を受けたというのは、周知だと思うが、ポールのミラクル大作戦とかハウルとかそういうものの影響を感じた。
それはそれで、だから? という他ない。
それよりもこの作品で大事な部分はまだ他にある。
それはディティールに過ぎない。
本質を隠すためのディティールとして見た。
ただ、この作品がどれだけ苦労を重ねて作られたものなのかということはちゃんと感じている。
様々な仕組み、仕掛けをみているだけで楽しい。
テーマ、ストーリーも面白い試みではないかと思う。
後編をまだ見ていないが、期待していいと思った。
本物の名作です
最近、偶然知った作品で、10月初旬にオリジナルのテレビ版を動画配信とDVDとBDで見ました。その後、劇場版があることを知り、映画館に行きました。しかし、映画館の大画面で見ると、迫力が全く違います。1回や2回ではなく、何度も何度もこの劇場版を映画館で見ましたが、毎回感動します。この作品は、過去の魔法少女物とは全く違います。しかし、この作品が高い評価を得ているのは、武器が違うとか、話の展開の仕方がシリアスなので違うとか言うような表面的な違いではなく、テーマの掘り下げ方が違うからです。つまり、内容が極めて深いものなので、すばらしい作品なのです。逆に言うと、人生経験が乏しい人や、精神的に成熟していない人などには、正しく理解できない作品だと言えると思います。『プラトーン』(Platoon)がただの戦争映画ではなく、『ジャンヌ・ダルク』(The Messenger: The Story of Joan of Arc)がただの歴史映画ではないのと同様です。この作品は、『プラトーン』や『ジャンヌ・ダルク』と同レベルの作品ですから、そう言うレベルの作品であることを念頭において、見に行ってほしいと思います。
プリキュアで仮面ライダー(平成版)をやったら…?
何やら人気らしいのですが、近所の映画館ではやっていないので遠征のついでに見てきました。
10年ほど前にヲタクをしていた時代であれば、あるいははまっていたかも知れません。
「魔法少女」と言ってもサリーちゃん・アッコちゃん系ではなくセーラームーン系の闘うヒロイン物。
内容的には、それほど目新しい要素がある訳ではありません。ですが、勧善懲悪設定ではなく、キャラクター間の抗争や誕生の謎といった内容を変身ヒロイン物に持ってきたという点では新鮮味のある作品かと思います。
主人公が不思議な生き物途であって即変身…という流れにならないのは、従来型のヒーロー・ヒロイン物の逆を行ったという感じで、玩具展開の縛りのない青年以上をターゲットにした作品だから出来たという事かもしれません。
何の予備知識も無く見に行った訳ですが、ラストのキュウべぇの台詞に思わず「なるほど」と…
振り返れば、平成仮面ライダーシリーズもバトルロワイアルと融合させた仮面ライダー龍騎など、それまでになかった要素を取り入れて拡大して来ました。
ただ、この「青年男子向けの闘うヒロイン物」というニッチな市場をターゲットにした本作がエポックメイキングとなることが出来るのか…?
幼年向け作品への逆流入等も含め、本作で終わってしまうのか次への展開があるのか、興味のある所ではあります。
アニメに抵抗のない人であれば楽しめるかと思います。
本当はコワいグリム童話 本当はコワい魔法少女
グリム童話という単語はプロデューサーのインタビュー記事で読みました。
まさしくその通り!
かわいい絵柄にだまされて、魔法も奇跡もある世界に迷いこみましょうw
テレビで全話見ていて主要なセリフも憶えていたのでwとりたてて
目新しいという点での収穫はありません。
事前に「声は全部映画用に新しく録り直ししている」という事前情報だけ
仕入れて前・後編続けて鑑賞しました。
(TV版の時は声優陣も先の展開を知らされないまま収録していたので
「(先の展開を考慮すると)ここはこう演じるべきだった」という後悔があったようです。)
「背景が新しくなってる」「説明セリフが増えてる」「割愛されてる部分もある」
「全く新しい」「新3DCGだ」「順序が入れ替わっている」
「セリフは同じだけど新作画だ」「歌詞がついてるw」など些細な点までチェックしてしまいながら見ました。
テレビ版も、原作の小説や漫画などがないオリジナル作品として
放映されたので、映画でも事前情報を仕入れなくても
初見で理解できる作りになっています。
カットバックなどをやめて順を追ったストーリー進行に再構築されてあるので
よりわかりやすくなっています。
私はテレビを全話を見た上で、また1話に戻って見たら
1話から泣けましたw
思わずそんなループをさせてしまうほどよく練られた脚本で、
音楽も中毒を引き起こす仕上がりです。
映像も、おこちゃまに見せると悪い夢を見てうなされるような
オトナの仕上がりとなっています。
一片の隙もない作品ですので偏見を捨ててぜひ観ることをオススメします♪
…0.5点のマイナスは、テレビ版からそのまま使用したであろう
点景の人物の表情が崩れているのが大画面でわかってしまうところや、
新作画とテレビ版を混在させたカットで不揃いな箇所があったところです。
些細なことですのでマニアックなファン以外は気にしないでくださいw
TV版の最終回からこの1年あまりに放映されたアニメ作品にも、
パロディやオマージュとして数多く引用されたレジェンド作品です。
今後もどこかしらでそのエッセンスは使われること必須。
今、観ないなんて、そんなの絶対おかしいよ!!
今世紀最高の脚本
TV版を観て大感動したので劇場版も鑑賞しました。
私はこの作品のTV版の脚本が世界中の映画やドラマを含めた中で、今世紀最高の物だと思っています。(本当に大げさではなく)
元々アニメなど見ることはなかったのですが、TVで評判が良かったのでビデオで鑑賞して大変な衝撃を受けてしまいました。これほど完璧な脚本を私は知りません。過去の映画史に残る大傑作と比較しても全然ひけを取っていません。
劇場版はTV版を繋いだけですので、殆ど内容は変わりませんが、少しカットされているのが残念です。元々TV版の全てを繋いでも265分にしかなりませんので、前後編を半分ずつにして公開すれば一言の台詞も切らなくて済んだのに残念です。
それでも脚本の素晴らしさは分かると思いますので、まだご覧になってられない方は後編も含めてぜひ劇場に足を運んでみて下さい。(アニメだという偏見を捨てないと損をしますよ)
でも後編は劇場内が号泣の嵐になりそうで、見に行くのが怖いんですが・・・。
初見の人にもオススメできる総集編
テレビアニメの総集編ものは、往々にして駆け足になりがちですが、こちらは全12話を2本にわけるので、わりと余裕があり(しかも前編は130分もある)、端折った感もなくストーリーをちゃんと追っている。
構成もほぼテレビと同じで1話から順に追っていっているので、テレビは見てないけど興味ある…という人にもうってつけかもしれません。
逆にいえば、テレビを見ているとほぼ同じ筋立てなので、目新しさは少ないのですが(変身シーンは描き下ろしだけども)、もう一度見直すにもちょうどよいです。
自分はテレビ版を一度見ただけなのですが、今度はほむらの真意をわかったうえで見ているわけで、そうすると彼女がなにを思って行動しているのか…そこの部分の見え方は一度目と違ってみえ、二度目ならではの面白さでした。
それでも前編だけで8話あたりまで進んでいるようなので、後編は怒涛の展開になりそうですね。
わかっちゃいるが面白し!
総集編でわかっちゃいるんだが面白く、泣ける。ほむらちゃんがまどかを思う気持ちは内容をわかっているゆえにヒシヒシと伝わってきてgood。
ワルプルギスの夜は2作目になって、新ストーリーは3作目なのか?
お客さんは若干女性より男性が多く、時間帯のせいかサラリーマンが多かったですよ。映画の終わりの曲 magiaが終わるまで誰も席を立たず!驚き!
上映館が少ないせいかもしれませんが、他の映画より圧倒的に多く客が入ってました。来週は2作目みにいきます!
お祭りですね。こりゃ。
TV版見た人にもおすすめ
TV版視聴済みでも楽しめるかと思います。
物語の内容はTV版と同じですが、例の作画はかなり良くなっていますし、なによりBGMが素晴らしい。
OPは完全新作ですが、物語の結末を知っていると心苦しくなる。
良く出来た総集編♪
昨年、今までの魔法少女アニメの常識を覆したとして話題になった「まどか☆マギカ」。
各所で知名度は高まったものの見る機会を得られず、気にはなっていたんだけどTV版全12話を今から見るのも……と見逃していた人には、実に最適な総集編でした。
逆を言うと、既に見た人からすると、第1話~第8話のダイジェスト版であるこの【前篇】、特に新しいストーリーの変更とかは無いので、別に無理に見なくても良い、と言えるかもしれません。
それでも、新しく描き起こされた魔法少女の変身シーンや、あの印象に残る名場面・名セリフの数々を劇場の大スクリーンで堪能出来るのは、ファンとしては嬉しい体験でした。
怒涛の展開が待ち受ける【後編】を楽しむ為にも、TV版からのファンの人以上に、初めて見る人には是非オススメしたい作品です(^-^)
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