そして父になるのレビュー・感想・評価
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最悪でした
最悪でした。 みたことをこうかいしています。 [カンヌをはじめ数々の賞に輝いた] と記述されていたからみたのですが、 見事に期待を裏切られました。 意味不明で冗長で単調で退屈な映画でした。 どこで感動すればいいのかさえ不明でした。 せめてテンポよく 60分間にまとめていれば、 もう少しまともな映画に仕上がっていたのでしょうが。
[子供を病院で意図的にすり替えた] というじてんで、 どう考えてもハッピーエンドは有りえません。 その、 絶望的なストーリーを延々と垂れ流すだけです。 しかも、 一番幸せなのは、 子供を意図的にすり替えた看護師という、 救いがたいはなしです。 これをみて、 どこに感動しろというのでしょうか。
序盤で福山雅治が、 子供がすり替えられていたことをしり、 [やっぱりそうか] と言います。 自分の子供が [自分よりも できが良くないから] です。 しかし、 その子供はピアノをひき、 学校の受験にも合格しています。 つまり優秀です。 このじてんで意味不明です。 最初の子供が無能でなければ、 筋が通っておらず、 視聴者には意味不明です。 このような作品の未熟さが非常に多くの点で存在します。 よって理解不能です。 ひどい作品です。
貧乏家族の方の子供がゲームウォッチ (ドンキーコング) で遊んでいたのも意味不明です。 貧乏アピールだったのでしょうが、 2017年現在ではゲームウォッチは希少品です。 念のため買取価格を調査したら 1万500円でした。 ゲームウォッチは高値で売り払い、 普通に普及している携帯ゲーム機で遊ばせるべきです。 最初は [ゲームウォッチで遊んでいるということは、 何十年も前のはなしなのだろう] と思ったものの、 携帯電話を使用していたので最近の時代であると判断できました。 このような珍妙な設定が多く、 視聴者を混乱させます。
福山雅治が終盤に涙ぐむシーンも理解できません。 [以前の子供が福山雅治の写真を数多く撮影していたから] です。 普通、 人間はそんなことで泣きません。 泣くとすれば [子供が自分のために陰ながら努力してくれていたこと] などです。 しかし、 カメラの撮影は違います。 シャッターをおすだけだからです。 視聴者を泣かせることにすら失敗する監督。 見るに耐えません。
盛り上がりが少ない
前半部分だらだらと物語が続き、子供を取り間違えたというのに何となくみんな冷静。
もう少し感情的な部分が入っても良かったのでは??
ラストシーンは子供(慶太)に愛情を注いでやれてなかった自分に気づき、元々育てられた家族にそれぞれ帰るのだろうが
振り回される子供がかわいそう。
本当の子供をもっと愛してやろうという風にはならなかったのだろうか。
どちらにせよ何となく中途半端な感じがしました。
答えなんてない
苦しかった―。
私は母でもないし、もう子どもという年齢でもないので
両方に同じくらい感情移入してどっちも辛かった。
もし親と血がつながっていなかったら…?
子どもなら育ての親を選ぶかなあと思う。
もし子と血がつながっていなかったら…?
どっちも選べん…よね。
6年て大きいよね。
私6年育てた子ども他人の血って知っても手放せない。
かといって自分の血を受け継いでる子のことも気になってしょうがない。
うううううううううむ。。。。。
福山さんの家庭は裕福で、でも少し冷たい空気感がしてて
それが対比していたリリーさんの家庭の空気を取り入れようとする
最後の方のシーンがすごい切なかった。
そのあとの「パパとママに会いたい、ごめんなさい」みたいな台詞が
もう苦しくて苦しくて…ううううう。
こんなことあっちゃあかんけど、犯人をかばう子どもも
血はつながっていなくて…でも「お母さんだもん」って。
要所要所が切なかった。
最後の福山さんの涙や呼びかけも…。
そしてあの終わり方!
嫌いじゃない!嫌いじゃないけど!!!!!!
考えさせられる映画ですね。
でも血より時間だと思ってしまうなー情って大きい。
想像していたより淡々と物語が進行したのが意外でした。 視聴後に強く...
想像していたより淡々と物語が進行したのが意外でした。
視聴後に強く残ったものは、
あの看護師をどんな理由であれ一生、一生許すことはない。
病院の対応や両家族の対比云々より、やり場のない憤りがこみ上げてきました。
看護師本人が納得しても、こちらは何も変わりません。
理性が保たれているうちは、法的な対応以外は一切接触もしたくないですが、
誠意の形としてあんな行為をされたら、正直保ってきた理性を逆なでされそうです。
家族と親子についての映画なので、そこの演出は少なかった印象ですが
本人に伝えるかはその立場にならないとわかりませんが
「あなたのことは一生許さない」
と一生消えることない感情が生まれることは間違いないです。
子供は親が増えてラッキー
まずは福山雅治扮する父親。元々少し冷たく父親としての協力が少ないのは置いておくとして、子供の教育に熱心だからこそ、苛立つんです。子供の将来のためにも、仕事を真剣にこなしていて、だから疲弊して時間も気持ちも余裕がない。愛情はあるどころか先々まで見通しての長い愛情だからこその厳しさです。父親を全くしていなかったわけじゃない。
一方の父親は深い愛情をその場で表し、時間と経験を共にして教えるタイプ。家族仲が良く、子供が得る安心感や精神の安定は計り知れないでしょう。
とっても難しい事ですが、両方伴っている家庭がベスト。私自身は私立小で、両方併せ持つ家庭を沢山見てきたため、この映画はどちらの家庭にも共感要素が沢山あり、中立の立場で観ました。
取り違えを起こした看護師の身勝手さは救いようがないですが、もしも取り違えがなかったら、我が子が電気屋さんで知恵を得て帰ってくることも、同い年の水準より高い教育を受けて広いお家で楽器まで習わせて貰える事もなかったでしょう。血の繋がった子と交換後も、違うタイプの両親を増やせたと考えれば子供にとっては財産かもと思いました。違う親の元で育ちながらも実の親のDNAを脈々と発揮している子供達の描写からも、考えさせられる作品です。
親子って必ずどこかが似ていて、他人の親子を見ていても似ている点が必ずある。それなのに、成長しても教育しても、容姿や性格から我が子の片鱗を感じられない6年間。福山雅治が取り違えを知って、やっぱりと言ってしまった気持ちもわからなくもないと思いました。
親も子と共に成長する
難しいテーマですが私は夫婦と同じで血よりも時間だと思いました。
夫婦も最初は他人だけど家族になる。
一緒にいる時間が長い程、絆も深まる。
自分の知らないところで子供の撮った写真をみて泣いている福山さんが印象的だった。
最後は自分の心なのだろうな。
このシーンは自分とダブるとこがあって、とても泣けた。
どうすれば父になれるのか
血が繋がっていれば父なのか、一緒に暮らしていれば父なのか。
子どもの「父になる」ためには何があればいいのか。
都会暮らしのエリートビジネスマンだが子をかまわない父と、
田舎のうらぶれた電気屋だが子煩悩な父との対比を中心に、
親子の関係について、色々な角度から丁寧に描写した作品。
割り切れない親の葛藤や、
もっとグチャグチャになっている子どもの気持ちが
ストレートに伝わってくる。とても考えさせる映画。
いっそのこと2人ともパパで!とも思うが、そう単純な話でもないか。
割り切れない話だから割り切れない結論になる。そりゃそうか。
話の本筋ではないが、福山雅治に地方勤務を命じるところも興味深い。
「訴訟沙汰になったから左遷」というステレオタイプな対応は最近では薄まってきており、
確かに「時代が違う」。
この部分に限らず、お受験塾とか、
ちょこちょこと現代社会への問題提起があり、その意味でも秀逸な作品。
大人の都合
当事者たちは誰も悪くないから、それ(今回は子供の取り違え)を起こした人やものに怒りや不満をぶつけたいのは当たり前。
でもぶつけてもどうにもならないことがある…。
これに比べたら小さいことだけど、私も最近似たようなことがあったので、共感。
問題は、それが発覚してからどうするかという周りの動き方。
仕事は順調、金銭的にも困らず、一人息子の才能を伸ばし一人立ちさせることが子供の幸せと考える、静かな野々宮夫婦。
かたや、子供は風の子、自由奔放(野々村にはがさつに見える)で賑やかな斉木夫婦。
子供を交換して血の繋がった親子に戻すのか、それとも、親とはその子を育てたという意味なのか…。
子供に無関心という意味では、父親のイメージがない福山雅治でも良かったのかもしれないが、あまりにも父親役が似合わない。
それに加えて金でなんとかなると思っているクチで、子供を二人とも引き取ってしまえばいいとも考える人としてちょっとアレな感じ。
真木よう子とリリーフランキーの夫婦の方は家族感があった。
全く環境の違うふた家族だからこそ映画にする意味があるんだろうけど、なんかその設定すら浮いていた。
6歳の子供ならもう自我もあるし思い出もあるのに、「今日からパパとママが変わるよ」なんて言われてはいそうですかなんてなるわけないし…。
乳児なら親が我慢すればいいだけ、15歳なら育ての親が親、と割り切れるかもしれないからあえて6歳なのかもしれないけど。
もうちょっと揉めて揉めてエンドへ、にしてもいいくらいの設定なのに、ストーリーがフラットすぎてあまり入り込めなかった。
良かった
全体としては、予想通りの出来(良かった)。でも電気屋、前橋(群馬)の人なのになぜ関西弁?カニをしつこくほじっくたり、やたらと金に執着するところとか。東京に住む関西人として不愉快極まりない。なぜいまだにこういう描写が平気でなされるのか。ほかの地域の人間に対し、こういうのってしないでしょ。あと、物語の後半、引き取った琉星と父、福山がピストルごっごに急に仲間入りしたり、ベランダから家族で釣りごっこしたり。。。無いでしょう。それまで子供と遊ぶことに興味示さない父親が急に、ってのは。ほのぼのとさせてテントの中での琉星の言葉にストンとさせる演出なんだろうけど、見ててしらけた。ラスト、結局元のさやに納まることを思わせる。でも何年か後、また「やっぱり」って、父、福山は思うことになるだろう。人間根本的には変われない。
配役が少し残念。
テーマは重いですね、赤ちゃん取り違え事件は世界中で実際に起きていますから。
この作品は、もし日本で起こったら、こんな感じになるだろう的なストーリーで淡々と進んでいきますが、飽きずに観られます。
ただ、私個人の意見としてですが、福山じゃなきゃダメだったのかな〜と。
一番重要な役だったので、もっと上手い役者さんなら泣けたかもしれません(笑)。
電気屋夫婦はすごく良かったからなおさら。
考えさせられる映画
家族とは、親にとって子供とは何かを考えさせられた映画。
子供を取り違えられた夫婦が、苦労しながら、自分の子供と思っていた子と、実の血のつながった子との関係をうめていく話。
ひどい
是枝作品独特の長回しと間延び感?考えさせたいのかもしれないけどテンポ遅すぎます。最後の方に義理母とのエピソードが突然入ってきたり急に変わりすぎです。
何よりも最後は元サヤのようだけど子供の気持ちをなんだと思ってる。こうかんしてやっぱり元に、なんて本当に最低ですよ。
犬や猫じゃないんだから。
結末がよくわからないまま見てたけど
どんなふうに進んでどんなふうに終わるんだろうってずっと観てたけど、結末はあーやっぱりそうなんだーって。それはそうだよねって思った。
血の繋がりとかは1つの考えっていうか、思い込みってゆうかそういうもので、でもいちばん大事なのは誰といたいとかどうしたいとか、そういうものなんだろうなって。
福山さんの役も、最初はすごく冷たくてなんだこの人って思ったけど最後はがんばってて、なんか応援したくなった。
腑に落ちん
すごく好きな映画だけど、単純にリリーフランキーが良いパパで、福山が良くないパパみたいな描き方が腑に落ちないんだよなー。
リリーがもっと福山に劣等感を持ってくれたりしたら正当に見れる気がするんだけど。
もっと正当にパパの対比を表現したらこのストーリーはどうなんだろーと考えさせられました。
難しいです。
ラストの終わり方がしっかり終わるというよりは、まだ続くみたいな感じで終わって行くので、少し難しかったです。
賞などをたくさん受賞しているだけのレベルの高さはあると感じました。
自分が欠けてることを認める
自分の欠けてる所を認めるのって恰好いいと思った。
開き直るのではなく、真摯に自分と向き合って、気づいたことを素直に人に伝える。その勇気に感動しました。
真木さんのお母さんっぷりが良くて、愛情ある子供の叱り方(怒鳴り方)抱きしめ方に、心があたたまりました。
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