「本当の「親になる」。とは」そして父になる かえる代理人さんの映画レビュー(感想・評価)
本当の「親になる」。とは
子供を取り違えられた事を6年後に知り、そこからその両親のもがき苦しむ感情に焦点が当てられて物語は進んで行ったという流れ。
一緒に過ごした6年を取るか、血を取るか。
最大の決断のようにも見えるが、私は何の迷いもなく、育ててきた子の側に居させて欲しい。という選択を取るかな。
大事な事はいっつも単純で、見た目とか、持ってるものとか、そんなんじゃない。
子供から見たら、誰よりも自分に時間を割いてくれた両親が紛れもなく両親だし。
親から見てもそれは変わらない。「生まれてきてくれて、ありがとう。」子供ができたら、いっつも感謝できる人でなきゃいけない気がする。
仕事とかじゃない、自分がやりたいこととか、そういうことに目を奪われると、当たり前のことが見えなくなる。
私の両親は、子供が大好きで、あーしろこーしろ。なんて、言われたこともなかった。
健康でいてくれれば、その言葉と笑顔は、絶対に恩返しをさせてください。。と、心揺さぶられるものだった。
この映画を通して、自分は本当に幸せだったんだな。と思い知らされる。
なりたい自分、やっぱり、自分の尊敬する父のような人になりたいです。
甥っ子が遊んでくれると、その才能はあるみたいだし。
富、名声、力。そんなものいらない。って、笑顔で言える大人になりたい。
自分の思いを再確認させてくれた映画でした。
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