「またも是枝氏に考えさせられる。家族とは?」そして父になる ゆっくりランナー1号(11/28変更しました)さんの映画レビュー(感想・評価)
またも是枝氏に考えさせられる。家族とは?
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他の方たちのレビューを読んでいて、ここにたどり着いた
自分も過去に見たことがあるので、思い出しながらレビューする
福山雅治演じる主人公・野々宮良多はエリートサラリーマン
妻のみどり(尾野真千子)と長男と3人家族で、高級マンションに住む
ある日病院から連絡が来る
「子どもを取り違えた可能性がある」と
という物語
検査の結果、やはり子供は取り違えられていた
自分には子供がいないが、どれだけ大変なことかは想像がつく
子どものいる人なら、なおさらだろう
血が繋がっていなくても、6年も親子として暮らしてきた
このままでいいじゃないか
一方、一度もあったことが無いが
自分と血のつながった子供を他人が育てている
このままでいいのか?
主人公は「二人ともうちで育てる」と発言するシーンがある
ただし、この発言は
街の電気屋である相手夫婦を見下しての発言だったりする
福山演じる主人公は、ハッキリって父親失格
だが、この事件を通して「父になる」
最後は血の繋がった子供を自分の子供として受け入れるのか
これまでの生活を続けるのか
見る側にゆだねる終わり方
感動したとか、良い作品を見たとかではなく
凄く考えさせられた
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