「そして父なのか考える」そして父になる クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
そして父なのか考える
是枝作品なので、過去作と対比しながら見ました。
過去作では、野々宮良多のようなエリート描写は無かったので、
今回この野々宮家は凄く偏った視点で描かれてる気がする。
んー、Fテレビの製作なのもその所為か?これも偏見か。
しかしそれでも良かったと感じるのは、斎木家の人々の言動。
斎木家の描写は、是枝作品の常連な感じ。
リリーさん、真木よう子の発する台詞が妙に刺さる。
「時間が大事よ、一緒に過ごした時間が」
「親子のつながりを感じられない父親は血縁を頼る」等々。
自分もホントに「父親」になっているのか?
自問自答させられる。
是枝作品常連の樹木希林が野々宮家側だったのは意外だった。
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