アフター・アースのレビュー・感想・評価
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初めてのお使い
スミス親子とすっかり「らしく」なくなったシャマラン監督の作品である。
この時点で、どういう映画か9割がた、わかってしまう稀有な作品。
この映画をつまらない、といっている時点で、間違いなく見に行ったあなたが悪いのだ。まさしくそういう映画。
多少なりとも映画を見て、レビューを書くような人ならなおさら。
スミス親子とシャマランで、この映画の見方は決まったようなものだ。
劇中アーサという怪物がでるのだが、人間の恐怖を感知し、人間に襲い掛かるという存在はふつうなら、シャマラン風ではあるのだが、そこはスミス親子の映画なので、それはもうすでにジェイデン君が成長するがためだけの存在でしかないことも丸わかり。
見どころはずばり、ジェイデン君。それ以外はない。
ウィルおやじが、うちの子すげえだろ?とすっごいアピールしている映画なのだが、これが鼻につかないのは、ジェイデン君が本当に見事な身体能力とスタイル、「ベストキッド」のときのようなくっそ生意気な態度とハの字になる眉をもつハンサム顔と、類まれなる演技力を見せつけてくれるからである。
あんまり過保護にすると、逆に色物扱いされて、埋もれてしまわないか、と逆に心配してしまうほどの逸材だと思う。
ストーリーは、まんま、「初めてのお使い」で、テレビが子供を隠し撮りしてちゃんとお使いできるかな、という展開。次々と襲い掛かる災難にジェイデン君は、悲痛な思いをしながらも、「いつの間にか」きっちりと成長するのである。
うん、うん、それでいいじゃあないか。そういう映画だもんね。
最近は「アベンジャーズ」の都会崩壊をピークに、地球崩壊後の世界のCG映画にシフトしているようだが、もうちょっと飽きてきたね。
宣伝文句に容赦なく突っ込むレビュー
宣伝文句「他とは異なるSF」...そもそも他と同じじゃダメだろ
宣伝文句「親子7年ぶりに共演」...誰が共演を望んでるんだろ
尺は短く単純なストーリー。
BGMは心地良くて、吹き替え版だと声も素敵。
親子丼
いや〜酷評の嵐ですな。個人的には中々好きで、何度も観るもんだからBlu-ray買っちゃった系の作品。内容も短く簡潔なのでそこまで批判しなくてもと思うが、多分ウィル×シャラマン映画に期待した分、あっさりし過ぎて逆にがっかりしたのかな?
この映画は恐怖を題材にしていて、恐怖なんて存在しない、未来を想像する事で恐怖が大きくなるという深い意味が込められた内容だが、その恐怖を目の当たりにして乗り越えて戦うレンジャーをゴーストと呼ぶらしい。しかし、そのゴーストになれた究極の戦士は今までウィルしかいないのに、2人目がその息子という何の捻りもない内容が低評価に繋がっていると思われる。実際の息子でもあるジェイデンを起用したのも親心かな。シャラマンのどんでん返しを期待した人達は溜息だろうね笑
この映画で一番良かったところ、それは「アフターアース」というカッコいい題名だろう
かけがいのない地球で遊んでもらいたくない。
ディープ・スペース・ナインのベンジャミン・シスコとジェイク・シスコの関係をリスペクトしている。
サイエンス・フィクションと言うなかれ。
食物連鎖の頂点がアーサー?って思っていたら、そう云うことね。
スター・トレックでは、地球連邦の艦隊規定に大きく抵触する内容だ。ましてや、母星である地球の自然破壊などもってのほか。
俳優の世襲だけを目的とした出鱈目な話。
CGだから、ダイコンの血筋であっても関係ないね♥
監督さん♥『インディ●●嘘●●ない。』それは駄目だよ。
かけがいのない地球で遊んでもらいたくない。
おもしろそうかなとは思ったけど、
結局は「親子ふたりの自己満足」な内容だったような。
出てるメインもそのふたりだったし。
「やるな」と言われてやる息子にイラっとしつつ(笑)、成長を描きたかったのかもしれないけど、なんか感情移入もできず。
せっかくの設定がもったいない
2022年1月9日
映画 アフター・アース (2013年)鑑賞
#ウィル・スミス が、息子 #ジェイデン・スミス のため、#M・ナイト・シャラマン に監督を依頼し、息子主演の映画を製作したらこうなりました
ちなみに、奥さんも製作にクレジットされてます
俳優としての才能は受け継がなかったようです
親子水入らずで、楽しいですね‼️❓
それほど駄作では有りません。
スミス親子のためにシャラマンなので、あんまり期待したり、失望すると思います。
宇宙の話はさておき、地球でのサバイバルは、それなりに見応えがあります。
テレビの録画としては次第点です。
決して悪くない、悪くないのだが、何かが物足りない。
今回のウィル・スミスはとにかく落ち着いた役柄、大暴れも無く淡々と状況を把握して指示を出す歴戦の英雄サイファ。そして主役は息子のキタイ。ウィル・スミスの息子となれば、それはキタイに期待もしてしまうだろうが、数々のアクションをこなしてきたウィル・スミス、ではない。
キタイ演じるジェイデン・スミスを批評されている方が思いの外に多いが、設定では成績は優秀で本番に弱いだけ。もう既にフラグは立っており、急成長も想定の範囲内。ずっとハの字眉毛でロクに言う事も聞かず、おびえるだけおびえて無鉄砲。という所でこの後の展開はもう見えているはず。
と、厳しめにコメントしているが【アフター・アース】の地球の映像がとにかく美しい。1000年という年月が経っているとは言え、壮大な景色に何がどのように影響を与えたのか気になる所だが、ここは楽しむべき風景。そして、細かな考察は気にしない(という形がベスト)。
キタイの姉センシのフラッシュバック、カットインは数少ない伏線だが、家族間の絆も含めて人物像を掘り下げるにはとても良いエピソードに感じた。
「アーサ」という天敵との最終決戦。「アーサ」の設定は本作で一番の秀逸な部分。もっと練れば“ゴースト”以外の何かもあったはず。ずっとハの字眉毛だったキタイの集大成は一番の見所。言う事を聞かなすぎるキタイには苛立ちは押し殺し、子供とはこういうものとある程度割り切って、お約束通りのストーリー展開を頭空っぽにして楽しむ映画。。。だが、やはりSFとしても何かが足りない。シャマラン監督のテイストをもう少し入れてくれれば、良いスパイスになったかも知れない。それにしても、こんなにも動かないウィル・スミスが観れる映画も珍しい。
レビューは当てにならないと思う人へ
少なくとも、私にはこの作品楽しめました。
確かに、ここのレビューを参考に、「次に何を見ようか」なんて考えたりしますが、往々にしてレビューは当てにならないもの。
「なに?この作品がこんな低評価?」とか「評価高いから見たけど、クソ映画じゃん!!」なんてこともよくある話で。
この作品は以下の要素で評価が低いようです。
・ウィル・スミスとジェイデン・スミス本当の親子共演を実現した七光りキャスティング
・迷走するナイト・シャマラン監督作品いつも最後に裏切られるオチ
・人類の居なくなった地球の設定がしょぼい
まず、親子の情とか、絆なんかを表現するのに、本当の親子をキャスティングするという冒険をしていますが、レビュー的には評価が低いのでこれは失敗だといえるでしょう。もっと上手い子役をキャスティングすべきだったのかもしれません。しかし、ウィル・スミスの抑えた演技はこれまでにない試みで、光るものがありました。ジェイデン君も本当のお父さんが相手ということで、役柄をフルに活用できます。むしろこれ以外のキャスティングは考えられないと言っても過言ではありません。
次に、冒険の舞台が人類のいなくなった後の地球だということ。これは本作の大きな話題で、SFとして「どうなってるんだろう?」と、好奇心がそそられるのでアリなのかなと思います。「アバター」のパンドラ並みに奇想天外な舞台設定であれば、もっとそそられたのかもしれませんが、この映画の本題からすると、こんなものでいいのかなとも思えます。
親子の絆とか、恐怖を克服する人類の進化みたいなことにテーマをしぼってストーリーを展開したいのなら、必然的にこの舞台(人類のいなくなった地球)になってしまうでしょう。
この設定がなければ、映画自体に興味を持つ人がいなかったでしょう。
そして、シャマラン監督作品ということですが、今までさんざんこの人に裏切られてきて、「いい加減にしろ!」と言いたい気持ちはよくわかります。
ただ、いまだに「シックスセンス」の見事な嘘にとりつかれているファンは、それを期待して裏切られたという感情をぶつけてしまうのもどうかと思います。
そういう意味では、この映画にいわゆる「シャマラン落ち」みたいなものはありません。そこから脱却した作品と言えるでしょう。
むしろ「親子共演」で、「シャマラン監督作品」で、「未来の地球が舞台」という、贅沢な造りの映画が出来上がったことに快哉を叫びたいくらいです。
興行的には失敗しましたが、私はこの映画好きです。上にあげた3つの要素に魅力を感じない人にはきっと面白くないクソ映画だと思います。
2014.7.11
劇場版「初めてのお使い」
何撮ってもシャマ、を愉しんだ。
ハイテク重装備でも敵は所詮は自然、
落ち着きさえすれば良い楽勝気味試練ゆえ、
劇場版「初めてのお使い」。
米国が先に撮るとは。
朦朧と弱るウィスミはマトリク1で囚われのフィシュバン似。
ま、好き。
BSフジ吹替版鑑賞。評価ほど悪くはない。 ウィル・スミスの親バカ全...
BSフジ吹替版鑑賞。評価ほど悪くはない。
ウィル・スミスの親バカ全開映画。自分は敢えて動かず、息子をメインに仕立てた。
人々の妬みを買ったんでしょうな〜。またちょいちょいしょうもない反抗をする息子のキャラが、火に油を注いだ。さらにそこに、やや落ち目のシャマラン監督が灯油を注いだ。もう攻撃材料は満載だ。
シンプルストーリーでファミリーでドキドキできる子どもの成長物語。そんなに悪くはないです(笑)
恐怖心の克服
原案ウィル・スミス、発想はユニークだがSF監修は微妙、親子共演で頭が一杯だったのだろう。地球疎開後1000年(西暦3071年)、宇宙嵐で宇宙船が難破し古巣の地球に不時着、父は負傷したので裏方に回り息子が孤軍奮闘というサバイバル少年冒険物語、ハラハラドキドキという点としてはシンプルで子供向けと割り切れば良くできているのだが突っ込みどころ満載、科学技術は相当進歩している筈なのに宇宙船の内部は貨物航空機並み、シートベルト程度で助かるのも解せない、救難信号に苦労したり碌な武器も積んでいない。
「白鯨」をイメージしたのか、テーマは恐怖心の克服、獲物は異星人の創りだしたクリーチャー、何故か目が見えず人の恐怖心を察知して襲い掛かかる奇妙な生物兵器、それもわざわざ古巣の地球に持ち込んでの決闘という設定、闘う武器も座頭市まがいの仕込み杖?、いやエイハブ船長の銛なのかしら、やはり光線銃でいちころでは盛り上がらない。
父は恐怖心を克服して地球軍の英雄になった人、息子もきっとできる筈・・。あれもこれも話を盛り上げる都合上なので野暮は止しましょうか、寓話の世界観なのでしょうから。
酸素は薄そうだが生い茂る植物や多様な生き物が暮らしていて地球は復活したように思えます。最初に襲ってきたのが猿軍団、猿の惑星か?と思いきや進化はしていなかった、大鷲の恩返しなどほろりとさせるネタもあってウィル・スミスらしいのだが、もう少し地球の様子が知りたかった。
駄作
想像の域を全く超えない脚本。親子の絆も描きたかったのだろうけど、実の親子を使っているにも関わらず絆が感じられない。子供の成長も描きたかったのだろうけど、見ていてイライラするだけで同情や感情移入ができない。映像も今時のSFと考えれば何も目新しさがない。ナイト・シャマランは何故この出来を世に出したのか。ウィル・スミスに押し切られたのですかね。
親子
乗組員はレイジ親子以外全員死亡。しかも父は両脚を負傷し、救援を頼もうにも通信機“ビーコン”は100㌔離れた地点に墜落した機体の後部にあり、息子にその任務を任せるのだった。危険な惑星とはかつて人類が見捨てた“地球”。残された生物は人間を襲うように進化し、とても住めるような場所ではなくなっていたのだ。
精神的弱さが残る息子のSFサバイバル映画という感じで子ども向けなのだが、ちょっとした工夫がある。アーサという凶暴生物は目が見えないのだが、人間の恐怖心から発せられるフェロモンを感知するというのだ。伝説的兵士であるサイファ・レイジ将軍演ずるウィル・スミスはまったく恐怖心がないという設定。息子にだけは愛情たっぷりそそぎ、その強さをアピールするものの、アーサに襲われた娘を助けられなかったという負い目があり、息子もそのことで父を憎んだりもする。
そのプロットだけ考えれば感動作にもなり得ただろうに、CG映像にこだわりすぎたせいか、どうも感動できるものじゃない。恐怖心が全く感じないのはむしろ観客だったりする(笑)。単なる親バカ映画となじられてもしょうがなかろう・・・
しかしハイテクのコンピュータなどの映像は未来を感じさせるし、映像だけならOK!
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