「演技派揃いの話題作・・・劇場で観ると 楽しいです!」ハンガー・ゲーム Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
演技派揃いの話題作・・・劇場で観ると 楽しいです!
余談からで すいません、チケット購入に 1時間並びました。 満員御礼で、劇場の興奮度MAXの中 鑑賞。 2時間半の長い作品ですが、まぁ観て損はないという エンタメ度。 タイトルから、常時 激しい場面ばかりだと想像したのですが、前ふりが長いので 私的にはもう少し編集できたんじゃないかと感じましたね。
主人公・カットニスを演じた ジェニファー・ローレンス。 見た目がかなり地味な彼女ですが、演技がいいです。 矢面に立って 家族を守ろうとする心の強さと、内に秘める繊細さを うまく表現していました。 弓を射る場面の息使いが伝わってくるところが よかった。 もうちょっと 背が低ければ、ヒロインとして重宝したかも? …いや、相手役に 問題があるのか。。苦笑
一緒にゲームに参加するピータを演じた ジョシュ・ハッチャーソン。 …上げ底にしてくれよ。。苦笑。 彼の演技力は 一目瞭然、さすがベテラン子役です。 顔立ちもそれなりにイケてるし、どうしても キャスティングしたかったのでしょうが 隠せない身長差。。 立ち位置などでカバーするも、ちょっと不自然な 並び具合(切ないね。。) でも 他の子には表現できないピータの優しさという部分で やっぱりジョシュで正解だったと思います。
それからゲイル役の リアム・サイラス・ヘムワーズ。 話題の人で、(私は好みじゃないけど)イケメン扱いで マイリーに嫉妬されるほど ファンは増えそうな役どころですが(ネタバレしないために この表現で)“評価するほどではない”です。
その他、セリフがウケてた ウッディ・ハレルソン(『ゾンビランド』)、バカ殿仕様の エリザベス・バンクス(『崖っぷちの男』(レビュー書いてます)では まともな役でした)、歌手だけど、彼の演技は GOOD!レ二ー・クラビッツ(『プレシャス』)、マルチだなぁ、なんだか青い スタンリー・トゥッチ(『ラブリーボーン』)、最近はお飾り出演ばかりの ドナルド・キーファー父・サザーランド(『第九軍団のワシ』)などなどの役者さんが 出演。
また、子役ちゃんたちが多数 出演(『エスター(2009)』のあの子も…)。 彼らの多くは スタント(俳優)もこなしているそうで、あの戦いっぷりは 本物だと後で知りました。
個人的に注目したのがルゥ役の アマンドラ・ステンバーグちゃん。 『コロンビアーナ(2011)』(レビュー書いてます)でも 素晴らしい演技を見せていました。 アフリカ系アメリカ人の母と デンマーク人の父という家系だそうです。
それから、アレクサンダー・ラドウィグ(『ウィッチマウンテン 地図から消された山』という イケメンも出演中ですが、私好みです(余談でした、笑)
一部の報道で『バトル・ロワイヤル(2000)』と比較、また類似していると耳にしました。 (私は 『バトル…』を観ていませんが)双方のプレビューを見比べた限りでは 本作品の方が過激さを抑えていて(PG‐13なので)観やすいかなという印象です。 タイトル・イメージ先行で あまり重視されていないようですが、「格差社会の恐ろしさ」という部分も映しだされた内容です。
『トワイライト・サーガ・シリーズ』の影響を もろに受けたセリフと 人間関係、中世と 近未来とを融合させたような服装・装飾・ロケーション。 総合的に見て「面白かった」と言える、4.0評価。 大勢で観ると 楽しい作品なので、劇場での鑑賞が お勧めです。