「ハマり役」プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命 えらさんの映画レビュー(感想・評価)
ハマり役
一人ひとりのキャラクターの感情が上手く表されている映画だなと見ていて思いました。特に父役ライアン・ゴズリングと息子役デイン・デハーンは立ち姿からもう哀愁が感じられて、ハマり役ってこういうのだろうなと。ライアン・ゴズリングは『ドライヴ』ではいまいちピンとこなかったのですが、今回の彼は個人的に当たりでした。普段のクールさと息子といる時の心底楽しそうな顔や強盗の時の必死な演技のギャップが好きです。
ブラッドリー・クーパーは一昨日見た『イエスマン』にも出演していましたが、やはり男前ですね。葛藤しながら正義を貫こうとする役柄を上手く演じていたと思います。
残念なのは、物語上尺が長くなってしまうのは仕方無いのかもしれませんが、冗長なところですかね。もう少しコンパクトにできたのでは。
コメントする