「なんだかなぁ…」プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命 ゲオルゲ・ハジさんの映画レビュー(感想・評価)
なんだかなぁ…
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楽しみにしてました。
作品は3章構成のようになっている。
ライアン・ゴスリングがバイクで銀行強盗しまくる章は観ていて楽しかったし、ワクワクがどんどん大きくなっていった。
つづいて、バイク強盗を射殺した警官ブラッドリー・クーパーの章。これも100歩譲って結構面白かった。
とくに仲間刑事としてレイ・リオッタが登場した瞬間、
「うわぁ…絶対これから嫌なシーンが始まるな~」っと予感させてくれた。
汚職刑事役は見事なもので、
レイ・リオッタって役者さんは日本の小沢仁志さんのように顔を見ただけでそこはかとない
「ワル」な感じがしてたまらない。
ってことでこの章も結構楽しめた。が、銀行強盗を射殺したり、汚職を告発したりと功名をあげるブラッドリー・クーパーの心の闇がイマイチこちらに伝わってこないのが残念。
しかし最後の15年後の章がとにかくつまらなかった。
ブラッドリー・クーパーの倅(ジョン・トラボルタ似)がとにかくいけ好かない!
最後に射殺もされないし、ああゆう金持ちのボンボンがのさばるのを実生活では嫌というほど見てきているから、せめて映画のなかでは観たくなかった。だから射殺して欲しかった。
そんでもってラスト直前の松林のくだりで、どうしてブラッドリー・クーパーはあんなに謝らなくちゃいけないのか?理解できない。親を殺してしまったから?だったら適当に育ててしまった自分自身の子供に大しても引け目を感じないのかね?
とはいえ、おいらも日頃から乗っているバイクがかっこよく描写されているのがなにより嬉しい作品ではありました。
ちなみに最後にバイク買うシーンはやっぱりエンデューロのバイクを買わないとダメでしょ!?
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