劇場公開日 2013年5月25日

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「なかなか見応えがあった。」プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命 m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5なかなか見応えがあった。

2019年1月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ストーリーが 幾つかのパートに別れていて、時間の経過と共に 主人公が代わり、飽きずに観終えることが出来た。

最初のパートで、ルーク(ライアン・ゴズリング)が呆気なく居なくなってしまうけど、次のパートでは、その原因を作った新米警察官エイヴリー(ブラッドリー・クーパー)の偽証と警察官の汚職とエイヴリーの葛藤がメイン。
最後は、その15年後の ルークの息子ジェイソン(デイン・デハーン)と、エイヴリーの息子AJ。そして、実の父の死の真実を知ったジェイソンの葛藤。

長い時を経て、皆が出会い 胸に秘めた思いが露呈する。

出てくる人間は、ルークを始め 悪人ばかり。
ルークもそうだけど、エイヴリーもそうだ。
極悪警察官のレイ・リオッタ!今や、極悪人をやらせたら右に出る者は居ないほど(?)堂に入ってて、恐ろしい(笑)。

最後に、ジェイソンが 父親の大好きだったバイク(物は別)に乗り、本当の自分の居場所(生き方)を探しに旅に出てのエンド。

ただ、悲しかったのが、エイヴリーを追い詰めたジェイソンが手にしたエイヴリーのウォレットの中から、ルークとロミーナ(エヴァ・メンデス)、そして まだ幼かったジェイソンの家族写真が出て来たこと。
自分の偽証を心から悔いて、ルークやその家族のことを、一日たりとも忘れることはなかったんだろうな…と。
でも、結局は自分可愛さで真実も打ち明けられない。
色んな意味で残念だし、悲しかったですね。

それと、エヴァ・メンデス!高々15年であそこまで老けさせるのは可哀想かな(笑)
ダンナのコフィなんて殆ど変わってないのに!

m@yu-chan