「とても残虐的で、ラストは希望」その夜の侍 くう様さんの映画レビュー(感想・評価)
とても残虐的で、ラストは希望
この監督が撮った1本目の作品。監督のことはよく知らなかったが、まわりを固める俳優人と作品内容に興味があったので、公開初日劇場に足を運んだ。山田孝之が演じた残虐な人間そのものには迫力があり、堺雅人が演じる復讐にすべてをかける人間には、その悲劇さは少しばかり大げさに見えたものの、ラストの希望と救いには「ああ、良かった」と心に残るものがあった。とくに自分にとっても家族のことで心に残る日でもあったので、それが後押ししたかもしれないが。
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