ヘルタースケルターのレビュー・感想・評価
全189件中、161~180件目を表示
プログラムは一見の価値あり
包帯を解いて出てきたのはミイラではなく、透明人間でもなく、美しい蝶だった。しかし、りりこ=沢尻=事件にフォーカスしすぎて、物語の広がりをせばめてしまったような気がする。原色も監督の個性ではあるが、二度目となれば「さくらん」ほどのインパクトはない。りりこはなぜ全身整形をしたのか。目ん玉と爪と髪と耳とアソコ以外は全部つくりものという、今までの自分を全否定するような整形。それはもはや整形とはいえない。しかも、免疫抑制剤を一生投与し続けなければならないリスク。そんなリスクを負ってまでも整形した、そこんところえぐってくれると、検事もプロダクション社長も整形外科医もからんでくる。検事のうんちくも言いっぱなしじゃなく裏がとれたかもしれない。セックスとわめきだけではもったいない。けっきょく、最後にいちばん幸せだったのは、りりこを独占できた羽田ちゃんかもしれない。
悲鳴と嬌声
厳かなクラシックときらびやかな毒々しい色合いのファッションはよく合う。
惜しみなく各社に協力を仰ぎ、
すべての小物一つ衣装一つに神経を行き渡らせることで、
りりこが嘘っぽく見えず本物のカリスマモデルのようでした。
綺麗なファッションや眩しいフラッシュに纏わり付かれて窒息しそうな彼女、
りりこは強烈な存在として頭に残ります。
好き嫌いは別にして。
羽田ちゃんが持つ感情は恋愛感情ですが、りりこは寂しさを紛らわせるための暇つぶしに近い何かです。
しかし、りりこは何も持っていないので(そう信じ込んでいるので)りりこには羽田ちゃんしかいません。
最後は羽田ちゃんがいないとダメなりりこと彼氏にとって幸せな形。
三人で幸せに暮らせますね!
多くの誤解を持ちながら一番深くりりこを理解している。
真の愛情が誤解にまみれているのもりりこらしい。
立ち止まることが出来ないりりこを支え続ける。
この映画は、断じて家族向けではありません。
デートにも向かないでしょう。
友達と行くのも気まずいだろうと思います。
美術館に行っても退屈しない人
きれいなものを見るのが好きな人、が多くのベッドシーンに飽きず、楽しめると思います。
目と耳が疲れた……
主役沢尻は適役、まぁハマリ役と言ってもイイと思う。
マネージャーの寺島しのぶが、下僕のようにあそこまで担当のりりこに陶酔するかのごとく付いて行く……ちょっとそこまでの納得いくものは描かれてなかったなぁ。
監督の蜷川さんは写真家なわけだから、画像としてはそりゃあ綺麗だと思うけど、皆さん言うように活動写真集で終わってる。
たしかに画面は綺麗。だけど、次から次へと音楽でゴリ押ししてきて、伝わる前に目と耳で疲れてしまったという感じ。あくまで映像なんだから、『色・音楽を最大限に駆使して役者の顔・台詞・スタイル(衣装)でわからせてくれる』のが映画でしょ?
だけどこれは『色・音楽』のみを最大限に駆使しただけに思えた。沢尻は可愛いし上手いのに、もったいないね。
コミックと違い、映画の記者会見のシーンで目ん玉をえぐるわけにはいかないとは思うけど、一番衝撃的で、だからこそ作者が一番訴えたいであろうものがあれでは伝わってこないと思ったのは私だけ?
それ故にラストの見世物小屋でこそつながってくるストーリーが、奇抜なファッションの女優の楽屋の風景で終わってる。整形って怖いなで終わってる、だから伝わらないになってない?
好みはあるにしても、明らかに担当部署の違いを蜷川監督に感じました。
蜷川監督、めちゃ辛口でごめんなさい。でもこれが正直な視聴者の一意見(あるいは大多数かも)です。それだけ期待値が高かったということの裏返しなんです。違う監督で観たかったし、もっと深く納得させてくれる脚本だとよかったな。
損した感じ
沢尻エリカのヌード以外に見所なし。
スト-リ-もわざわざ何回にしているし、蜷川実花の映画だからか、原色使いがやたら多いし…。
劇場では周りからいびきの音が聞こえてました。
私ももう少しで睡魔にやられるところでした。
最後のオチも今ひとつ。
わざわざ劇場で見る価値まではあったかどうか?
とりあえず沢尻エリカの胸にびっくり
漫画から映画をみましたが
沢尻エリカはイメージとちがいました
みんなから憧れるモデル
誰もがなりたいモデルとは
かけはなれていました
身長もたりないし骨格の立体もたりないような
上半身ヌードはびっくりしました
濡れ場はちょっと現実感なかったような
漫画で伝えたい内容があんまり伝わってこなかったです
言うほど大したことはない
「これを越える邦画はない」
なんて誰かがTwitterでつぶやくものだから、ちょっとだけ期待してしまって案の定損をした。
冒頭の沢尻エリカの乳首が妙に綺麗で、見てはいけないものを見てる背徳感に興奮を覚えたのも束の間、
その後の窪塚くんとの情事は、滑稽すぎて白けてしまった。
番組出演中に暴れるシーンも、BGMのクラシックに力があるだけだし、
ビルの屋上で泣き崩れるシーンも、なんのことはなく、悲壮感も壮絶さも感じなかったし琴線に触れることもなかった。
ストーリーも無駄に長く退屈に感じる中、むしろ見所は水原希子や寺島しのぶ、新井浩文など脇を固める俳優陣だろう。
うーーーん。非現実に浸りたいならアリか。。。
沢尻エリカさんが全面的に萌える作品でしたが、
ストーリー的に私の日常では考えられないから、
まあそんな意味では「よくぞ!暴れてくれた!!エリカ様~」といったところです。
美容整形の世界があのようなら、これは社会問題ですよ。
でもあそこまでの副作用を覚悟するその決心の強さはうーーーーん。
やはり非現実。。。
主人公リリコの天国と地獄。でも生きていたことになんかホッとしちゃいました。
つらいから逃げて、結局 死。。。みたいな流れだと作品が死んじゃいますよね。
まあ。。。最後の奇妙なバーみたいな設定には笑っちゃいましたが。。。
宣伝ではかなり過激?とか濡れ場が。。。とか言っておりますが、
私はあまりエロさはノーマル?だと感じました。
さすがにエリカ様が卑猥なセリフを言ってる姿にはドキドキしましたが、
今の若者のセックスってもっとエロいと思います。
寺島しのぶさんの地味キャラがなんともよく、
リアルにこんなマネージャーいそう♪と思ってみてしまいました。
蜷川みかさんすごく好きで。今回色彩感覚とか、
演出とか参考になりましたよ。
もう少し、生花使いを見たかったな。でも小物にお花いっぱいでてきたんで
参考にしちゃいます。
あの 赤 のこだわりが参考になりました。
あの 赤の感じ好き~ってポイント。多かったです。
なんか映画っていうより、
やはり1枚の写真としてみてしまう。
これでいいんですかね?
みんなが言うほど凄くなかった
レズ、3Pなど騒がれてるわりにゎ
どこがレズ?あれで3P?
みたいな疑問だらけ
女子高生の会話もうるさい
顔にメスを入れるシーンゎ気持ち悪くなった
旦那やカップルで観る映画じゃないとか言われたけど…大した事なかった
男一人で見に来てた人がガッカリしてるのがわかったが
そこまでエロくゎない
原作と違う部分もあった
前半がからみ少しで後半ゎりりこが壊れて行く 感じだが
うちの妹も整形してるから
こんな感じなんかなって思いながら見てた
エリカ様の演技力以外何もなし
確かにエリカ様の演技はうまい。でもそれ以外が全くダメ。
恋人だった人の婚約者の襲撃や薬物など、ばれてるのに何故かお縄頂戴にならないし、途中から綾野剛の描写もないなど、あいまいにしてる部分が多すぎる。それに何故か目を傷つけ、バーでマネージャーと二人いるところで終了と中途半端で、何これ?という感じで見てる方としては不完全燃焼。
冒頭からエリカ様の乳首露出のシーンかいくつかある。しかし、中盤以降は裸になるシーンでもそういう露出もないとなると、そもそも露出が必要だったのか疑問。とにかくエリカ様どうこうという以前に、監督や制作そのものに問題だったということになりそう。
男性と観ると超地雷かな(苦笑)
ただただ自分を虚栄で着飾るだけが、幸せの目標を掴む手段と信じて止まない人間の『欲望』の物語でしょう。
この映画、特にまだ関係の浅い意中の男性誘っていくと「きみもこんなひと?」とガッカリされるかも。要注意ね。
表面上は無駄のない均整のとれた「理想的な美」なのでしょうが、中身の全く伴わないその様相からは、終始吐き気を催すほどの『醜さ』しか感じられなかった…。
映像や音、セリフや情景なにもかもがコテコテでギラギラで重くキツすぎる…。
チャラチャラとした人間達の浅はかさといい、豊かな精神や感情をみんな忘れてしまったの?と、この国の行く末が益々暗いものになっていくような不安と不快感に襲われます。
ここまで人間の底無しの欲望だけをストレートに延と見せつづけられると、そこから自分達自信でどう考えようが受け取ろうが自由だよ。と、言いたいんでしょうね。
途中でりりこと検事が水族館で会話するシーンがあるけど、背後で游ぐ魚の群れが「誰かの流れに群れなす群集・日本人」を連想してしまった。
楽屋でりりこのアザをメイクで隠すシーンで「マイケル・ジャクソンのメーキストになれるな」ってセリフがありますが、虚栄のためだけに整形したりりこと、MJを同一視点でとらえたところも疑問。
MJ は金のための道具にしかとらえなかった父親と同じ血や顔を持つ自分への否定の形だったのだから。
唯一救えたのは検事の最後のセリフかな。
それまでオシキセずにストレートに話を淡々と描き、最後にだけさりげなく製作者からのメッセージにしたかったのかな。
寺島しのぶで最後まで
冒頭の沢尻エリカのつかみは良かった。
話が進むにつれ、シリアスなのかコメディなのか、どういうふうに観たらいいのか分からなくなってきた。
せっかくいい音楽も使う場所を間違ってるシーンが多く感じた。
大森南朋など、どのようなキャラクターなのか最後まで?だった。
寺島しのぶ目線のコメディ映画として観るのが一番正しかったような気がします。
映像がけばけばし過ぎる(;´Д`)
原作漫画は学生の頃立ち読みで読んだ覚えがあります。
原作者の岡崎京子は交通事故で大けがをして以来リハビリ生活を余儀なくされてそれ以来新作を描けないでいるけど・・・
今回映画化されるってことで結構楽しみにしてた。
何しろエリカ様のヌードが見られるっつうんだからそりゃー楽しみですよワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
ただ蜷川実花監督ってのがちょっと引っかかってた(;´Д`)
『さくらん』で観たような良く意味が分からない目に優しくないけばけばしい映像は、見ててちょっとくらくらしたのもあったし(;・∀・)
そしていざ観に行くと・・・
いや~目が疲れる疲れる(´・ωゞ)ゴシゴシ
基本原作に忠実な話の流れで、原作で良く分からん部分もそっくりそのまま映像化してる感じ(゚∀゚)
例えば大森南朋の検事なんて、原作でも「やっと会えたねタイガー・リリィ」とかいう意味が良く分からんことを言ってるし
そしてこの検事の言うことがいちいち説明的ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
違法な美容整形外科を捜査してる中で、全身整形を施したりりこに目をつけたまではいいんだけど・・・
きざったらしい台詞と立ち振る舞いがどうにもこうにも・・・(;´∀`)
漫画だから許容できるけど、それをそのまま実写化しても何だかおかしい感じ。
りりこの部屋のデザインとか、幻覚シーンの見せ方とかけばけばし過ぎる(゚∀゚ ;)タラー
マネージャー役に寺島しのぶってのはどうだろ?
原作だと若い設定なのに、思いっきり寺島しのぶの実年齢と同じくらいの設定にするなら年齢を重ねた役にふさわしい演出の仕方とか役作りとかあったんじゃないか?
何考えてるか良く分からんし、言いなりになってるだけの役なら、わざわざ寺島しのぶを起用しなくても良かったんじゃないか?
ちょっと無駄に使ってる気がするな~ε-(´・_・`)ハァ・・
りりこがテレビ出演中に倒れて幻覚を見るシーンなんて、ちょっと大げさな上に長過ぎる(;・∀・)
あれ見てるだけでかなりくらくらするし、ポケモンのフラッシュを見た子供が病院に運ばれた事故みたいにならないかと心配だった(笑)
実際俺が劇場で観てた時、耐え切れず外に避難する観客が何人かいたし、外に出る前にめまいがしてたのか歩く足もふらふらだったし(´-∀-`;)
一緒に観に行った彼女も途中で退席したし∑(゚ω゚ノ)ノ
つうかりりこ倒れたのにスタッフは誰も病院に運んだり介抱したりしないのか???
ほったらかしってことはあり得んだろ( ゚Д゚)ゴルァ!!
そこからラストに行く前に、マネージャーがりりこの調査資料を大量にコピーして各マスコミ宛にポストに投函する時は、どう考えても「(;゚д゚)ェ. . . . . . .」って感じになる。
なぜそれをしたのか?
そこまでりりこを恨んでるという描写も、りりこが指示した描写も全然ないしな~┐(´д`)┌ヤレヤレ
そしてクライマックスの記者会見のフラッシュの多さは一体???
バシャバシャ撮りまくるから、まさにポケモンのフラッシュ状態になってもおかしくない(-_-;)
原作ではりりこは自分の目玉をえぐり撮って楽屋に残して消えるっていう流れだけど、映画ではナイフで目を突き刺して倒れるという流れ。
この時もひたすら幻想的に見せるだけで、社長も記者もスタッフも、誰もりりこを介抱しないし救急車も呼ばないし、倒れてもずーっとカメラを撮り続けるというリアリティーのなさ(´Д`)ハァ…
そこからどうやって姿をくらましたんだ????
その直後いきなり行方不明になったとか言われても全然わからん(ヾノ・∀・`)
そしてラストは、水原希子扮する若手モデルの吉川こずえが香港?みたいなところで撮影してて、その仕事が終わってフリークショーを見せるアングラ的な店で打ち上げをしてたら、そこにりりこがいるという流れだけど・・・
まずフリークショーを見せてるようなアングラ感が全然なし!!乂(´Д`;)
普通におしゃれなバーになってるだろこれヾ(゚Д゚ )ォィォィ
あとラストのりりこのルックス・・・
全然普通じゃねえか!!!( ゚Д゚)ゴルァ!!
原作では蛇を巻き付けて黒い眼帯をしてる、いかにも見世物小屋的なアングラチックな感じだったのに、ここでは眼帯をピンクに飾ってるし、衣装も普通にチャイナドレスみたいなのを着て扇子を持ってて・・・
醜く変化したという感じじゃない。
原作でもラストカットのりりこの姿は醜さは全然感じなかったから、映画にするならその辺もしっかり見せるようにせんと!!!
なぜ目をナイフで突き刺したのか理由も分からんし。
体中のあざをメイクで隠した時も全然変化が分からん。
あざも中途半端で普通にタトゥー入れてるような感じにしか見えんしΣ(゚Д゚ υ) アリャ
セックスシーンも中途半端だったな~(+_+)
確かにエリカ様の乳首は見えたけど、全然大したことない。
クライマックスの「見たいものを見せてあげる」も意味分からんな~(^_^;)
体が醜く崩れていく描写が全然ないから、りりこの悲壮感も際立たない。
エリカ様は頑張って演じてるし、この役は現時点ではエリカ様以外にはできないと思うけど、どうも脚本に難があると言うか。
彼女の談
「背景に映ってるインテリアって全部結構高いし流行ってるけど、これが10年後にDVDか何かで観たら昔流行ってたな~って感じで終わると思う。」
「写真家だし演技の表情とかつけるの下手なんじゃない?」
「つーか映像見るのに疲れて話が入ってこない。」
写真家だからこそ風景とかデザインに凝るのかねえやっぱり(;・∀・)
原作の話はもっとえぐいし、りりこが徐々におかしくなってくサスペンスの要素も盛りだくさんなんだけど、これは単にビビッドな映像美を見て楽しむ映画にしかなってない工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工
新井浩文はもっとおねえキャラを前面に出さなきゃダァー(゚ω゚)bメッ!!
そして窪塚扮する御曹司の婚約者が、りりこの差し金で顔に硫酸ぶっかけられて件の違法美容整形外科で治療するわけだけど、ついでに全身整形も受けたため医者が逮捕された後は病院が閉鎖されたからもうとんでもないことにガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
・・・というエピソードも出てくるかと思いきや全然なし。
映像の外連味とデザインにこだわり過ぎてて、えぐい描写は極力抑えて作ってるのが良く分かる。
原作に忠実で若い女の子に観て欲しいという魂胆が見え見えなのですネッ(oゝД・)b
言われるほど刺激的で衝撃な映画じゃないけど、映像のけばけばしさだけならかなり刺激的(笑)
ただ役者はみんな頑張って演じきってた(。_。(゚д゚(。_。(゚д゚ )ウンウン
もう少し観客の目に優しい映画を作って欲しいですな(-_-;)
あまりのヘタさに笑ってしまう濡れ場
芸能プロダクションがスターの卵を見分ける基準はなんだろうと考えたとき、それは顔とかスタイルとは限らないのではないか。見えるものではなく、内面の輝くもの、あるいは飽くなき闘争心に目をつけるのではないだろうか。芸能プロの仕事とは、卵となる人間の本質を導き出し、内面にある輝きを引き出すことだと思う。
スターは創りだすもの、この作品からは、そういう一面が見て取れる。
何度も何度も出てくる、りりこの部屋。その開け放たれたままの扉の向こうに見えるのは、現実と夢が渾然とした虚構の世界だ。
1枚1枚の画からは、そう窺える。
けれども、それらが紡がれて動画となったとき、映画としての魅力は乏しい。
だいたい、こんな色気のない桃井かおりと寺島しのぶを見たのは初めてだ。桃井かおりのねっとりと肌に絡みつくような色気や、素朴さの中にそこはかとない色気を醸し出す寺島しのぶはどこへ行ってしまったのだろう。
男女の絡みも、沢尻エリカは喘ぎ声をあげるだけ、窪塚洋介もヘタクソなAV男優のようで、濡れ場の“ぬ”の字もない。「さくらん」から進歩がなく、蜷川実花監督に色事は向いていそうにない。「さくらん」は沢尻エリカと違って自分をプロデュースできる土屋アンナが主役を張っていたから見られたのだ。
そして、途中からは某大型店とのタイアップをもろに見せられたような気分になり白けてしまう。
ファッション系のコマーシャル・フォトとして見たら、主演の沢尻エリカよりも「ノルウェイの森」でも瑞々しさを放っていた水原希子のほうが魅力的だ。
この作品の内容に触れたテキストを見ると、『(ある事件を巻き起こし)芸能界を、東京を、日本中を、スキャンダラスに、めちゃくちゃに疾走する。』とあるが、観終わってみれば、そんな大層なことはない。
まだ続くのかと、のらりくらりと引き伸ばされた終盤は、まるで歯切れが悪い。その割には、タダでは起きない女のしたたかさが出たラストシーンはよかったが・・・。
見た後の気分が良くない
表面的な表現、表面的な話題が苦手な人には
オススメできないです。
逆に、女子のファッション、メイク、モテ等、ライトな話題が大好きな人にはオススメです。
写真家の蜷川さんに興味があって見てみたのですが
さくらんの時には見えていた迷いが
ヘルタースケルターでは、表面的な表現に迷いが無く
開き直って突っ走ってる感があって良かったです。
映像としても、今回はきちんと作品にまとまっている印象。
ただし、器用さでごまかした面も見え隠れしています。
成長されたんだな~と、偉そうにもそんな目線で見させて頂きました。
でも、翌日の気分は良くないです。
元気な時にだけ見ることをオススします。
こういう表現の方向に走っておられるので
今後がちょっと心配かな。
気分が悪くなりました。
この監督は映画を撮るのには向いてないと思われます。
一つ一つの場面を写真にするならばよいと思うのですが、映像となると色使いが派手すぎます。途中で目の奥が痛くなり、気持ち悪くなってしまいました。体調が少しでも優れぬ方は観にいかないほうがよいです。私はしばらく動けなくなりました。
衝撃と男女差
沢尻は役にハマってたと思う。
美しさをよく表現できてた。
そんで胸の露出やいかれた性表現には興奮しました~
って書いたけど。
この映画は女性が観る方が共感できる部分多いんでしょうねきっと!
あとなんか浜崎の曲使われてて、え、あえて使ってると思ったのは僕だけ?
沢尻エリカ初見
ストーリーが面白そうで見に行きました。
沢尻エリカってやっぱり上手いんですね。
あれだけの役に入り込んだら確かにクランクアップしたらへとへとだろーなー、って思う。
普通に暮らしている自分としては、芸能界の裏側の世界が超別世界。
朝日芸能ネタ満載でどこまでほんとにそんなことがあるのかわからないけど…。
あと、映像も個人的に全体的に好きです。
気に入りました、この映画。
たぶん「映画」じゃない。
蜷川実花監督・沢尻エリカ主演ということで観に行った。
艷やかな衣装に身を包む沢尻エリカの微笑みは不思議な引力をもっているのだと思う。
原作は読んでいないけれど、沢尻の他にこの作品の主演をはれる女優はいるのだろうか?と、そう思わせるほどに極彩色のなかで美しく堕ちていくその様はハマっていた。
でも、思った。
になみか、エグいよ。
性的描写からR15付いたんだろうけど、個人的には18禁にしてもいいんじゃないかって思った。そのくらいある意味でエグい。
女同士だからここまでできるの?
127分、蜷川実花world全開。
1コマ1コマどこを切り取ってもそれは美しい画として成立する。
ただ、映画じゃない。
ストーリーとしての映画では、決してない。
話題性はバツグン
決してエリカ様のファンでもなんでもないが、
見てみたかった作品。
原作は昔に読んでいて、エリカ様が主演じゃなければ決して見なかったであろう。
率直な感想は、やはり写真を撮っている人が映画を撮るのは無理があるのでは…
1シーン、1シーンは蜷川ワールドを感じられ、とても綺麗ではあるが、
それを映画として見た時、いかがなものかと…。
話題性には十分に貢献していると思うが、他の監督が撮ったらどんな映画になっただろうかと多少なり思う。
退屈な映画だったということが最終的な感想。この内容で127分は必要あったのか。
個人的にはメリハリがもっとあったらもう少し刺激的な映画になったと思うが…
キャストはよかっただけにとても惜しかった気がする。
ただ、エリカ様はやはり可愛かった。
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