パシフィック・リムのレビュー・感想・評価
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東宝と大映の映画みたいに懐かしい
怪獣が口から酸を吐くシーンはまるでゴジラの様で、ナイフのような鋭い頭の怪獣はまるでガメラと戦ったギロンの様で、コウモリのように空を飛ぶ怪獣はまさにギャオスでした。ロボットたちの顔つきはまさに鉄人28号で、マジンガーZのように人が入って操縦するし、ここまでレトロの怪獣を相手に3DCGでアベンジャーズのように今風に作ってくれておじさんはうれしいです。 香港を舞台にしたシーンもブレードランナーみたいだし、死んだ怪獣で漢方薬を作って売ってるなんて本当にありそうで面白かったです。 ロボットのパワーも原子力で、初期のバージョンでスタッカーは被爆したというストーリーも最初のゴジラのストーリーを彷彿させますね。 英語でKaijuといわれると英語が解ってしまったような錯覚になるのも不思議です。 赤い靴の少女マコも辛い経験の中で育ち、怪獣と戦う宿命にあるというストーリーがわかりやすかったです。
小学生高学年向けの映画と思って、小学生高学年になったつもりで必ず見るべき映画です。 東宝や大映では作れなかった素晴らしい映像です。 怪獣の中に人間が入っているとかは忘れてください。
最後のシーンはどきどきわくわくです。
もうちょっとスカッとしたかった。
まず、監督自身が色んなとこから影響を受けていると公言しているので「あのシーンはアレのパクリ」とかいうのは野暮の極みなので、頭を空にして素直に楽しみましょう。 で、良かったところ。 「巨大ロボvs怪獣の対決が思う存分楽しめる!」 まさに出し惜しみなしで、OPからいきなりの怪獣登場。 「怪獣のデザインがちゃんと『怪獣』だった!!」 ハリウッドは等身大のモンスターはともかく巨大生物を出すと恐竜の焼き直しみたいのや、でかいだけのイグアナだったのがキチンと怪獣だった。 一方ちと残念だったトコが、 見終わったあと思ったほどの爽快感がなかった点。 これは個人の感想なんで「これでいい」って人も多いかも。 香港以降の戦いが暗くて見づらいとこかな。 画面が暗いほうがCGなんかもごまかしが効くんだろうけど、前半の対決部分が昼まで見やすかった分ちょっと減点。それでもマイケルなんちゃら監督より見やすいし画の撮り方も良かったですね。 最後に余計なことを。 剣あれだけ強いんだからちまちま殴ってないで最初から使えよw あと、みんな靴落としすぎw
デストロイ・オール・モンスターズ! 【スコア修正】
サマーシーズン突入で、見応えありそうな超大作がドカドカ 公開される今日この頃。 気になる大作映画はまだまだあるが、早くも今年の真打ち 出ちゃったんじゃね?と個人的には感じておりますよ。 いやいや、凄いのなんのって! スケール感バリバリのメインテーマをバックに、 ガシャコーン!と拳を打ち鳴らす超巨大ロボットの勇姿! 『ゴジラ』よろしく冒頭で漁船を襲うKAIJUの圧倒的スケール感! 開始10分のバトルシーンからして気合いの入り方が尋常じゃない! 物理的スケールがとにかくデカすぎなバトル そして映像の数々に興奮しまくり。 中盤のバトルシーンなんて、もうね、物凄いっすよ。 あんまり細かくは書きませんけどね、 笑えてくるくらいにド迫力かつアイデア満載ですよ。 バトルシーンだけではなく、KAIJU達の正体は?という サスペンスや魅力的なキャラ達のやり取りで飽きさせない。 ナイーヴな存在感を発揮するヒロイン菊地凛子。 リーダーそして親として、その漢気溢れる姿に シビれまくりな司令官イドリス・アルバ。 ドラ息子への愛情が泣ける老兵マックス・マーティーニ。 意外な頑張りを見せるハイテンション科学者コンビ、 そして真っ赤なスーツが悪趣味過ぎる闇商人ロン・パールマン (「俺の靴はどこだ?」(爆))。 あと芦田愛菜ちゃんね。ショウビズ慣れし過ぎてるイメージが 付き始めているように思える今日この頃だが、 なんだかんだでこの子、上手いわ。自然。 いやあ、みんなキャラ立ちまくってますなあ。 ……その分、主役の兄ちゃんが霞んじゃってるが(笑) 。 ギルレモ・デル・トロ監督は、日本の特撮文化を 心からリスペクトしてくれている方だ。 初期『ゴジラ』の監督、本多猪四郎氏へ本作を捧げるとの テロップも出る。しかもレイ・ハリーハウゼンと並んで! 実際本作の演出も、日本の怪獣映画を連想させる点が多い。 特に顕著なのは、KAIJUの巨大感を演出するため、 人間の目線からKAIJUを見上げるようなカメラを多用したり、 極端に小さなアイテムをシーンの合間に挟み込むなどしている点。 これは古き良き日本怪獣映画の伝統とも言える手法だけど、 監督は更にもう一歩踏み込んでそこにケレンを追加している。 イェーガーの拳がオフィスビルに突っ込んで机を 薙ぎ倒した挙げ句、振り子をコツンとやるシーン、最高(笑)。 KAIJUの動きが速すぎて重量感があと一歩に思えるが、 これは戦闘シーンをスピーディに見せるための措置だろう。 特撮映画のパイオニアたる日本でこそこういうエンタメを 作って欲しかったが、今は流石に予算が出ないだろうしね。 デルトロ監督のように、日本特撮を愛してくれてる人が メガホンを取ったのはかえって幸運だったかもしれない。 作り手によってはデカい海イグアナの映画になってても おかしくなかった訳ですから(笑)。 以下、不満点。 ・KAIJUの見た目にもっとバリエーションを出して欲しかった ・中盤のバトルシーンが凄すぎて、終盤の盛り上がりが今ひとつ ・主人公が操る以外のロボットの活躍をもっと見たかった ・主人公のキャラや、ヒロインが怪獣に対して抱く憎悪が 書き込み不足に思えた まあ別に減点法で判定してる訳じゃないし、 それら欠点を含めてもムチャクチャ楽しめたと言うこと。 大・大満足の4.5判定! それにしても大都市以外では2D字幕と3D吹替しか 上映してないのは悲しい。この映画は是非とも 3Dで観賞したかった。再観賞を検討中……。 〈2013.08.10鑑賞〉 . . . 余談1: 日本でも評価/興行ともに好調な本作。 日本で受けても海外ではどーなのと思って調べてみたが、 アメリカでの興収は8/11時点で製作費(約2億ドル)の半分程度と 苦戦を強いられている。が、全世界での興収はすでに3億ドル近く に達しているので、まずは成功として見ていいんじゃないかしら。 まあ“売れた”=“面白い”とは限らないのでもうちょい調べると、 “rotten tomatoes”やIMDBといった米国レビューサイトでは 平均スコア70~80/100とかなり好意的に受け取られている模様。 日本カルチャーへのリスペクト満載な映画が海外でも 受けてるなんて、やっぱりちょっと嬉しいもんすね。 やったじゃん、デルトロ監督、ありがとさん! 余談2: デルトロ監督、つい最近までホラー作家 H.P.ラヴクラフト原作の 『狂気の山脈にて』映画化を進めていたが、公開予定の近かった 『プロメテウス』に内容が似ている事などを理由に企画が頓挫。 その鬱憤晴らしなのか、『次元の裂け目』とか『有史以前 からの◯◯』とか随所にラヴクラフト作品っぽい要素が 見られる点が面白い。 本作もヒットした事だし、この勢いで 『狂気の山脈にて』の企画も再始動してくれんかなあ。 ま、『パシフィック・リム』よりかなり客層狭そうか(苦笑)。
人型ロボット ちょっと古いかな
人が入って、手足を動かす。なんだか子供のころテレビで見ていた特撮ものを思い出していました。内容もどこかで見たことがあるかもなんて、思わずにはいれません。 日本の怪獣物が好きな監督と聞いていたのでアリかな。 夏休み、みんなで楽しむのにはいいかも
激変する狩猟(たたかい)に君は生き残れるかッ!
僕はこの映画に「討獣猟兵ジプシー・デンジャー」という邦題をつけたい。(ストレートかな?w)
僕はロボットが好きなので、この映画をCMを通して見てみたいという衝動にかられた。そして下記に書くのが、この映画を視聴をした結果である。
ストーリーは簡単に説明すると、KAIJUが現れて都市は壊滅寸前。コレに対抗してロボットで退治するぞー!というもの。
とにかく、CGがド迫力に発揮しており、CGを得意とするハリウッド映画界ならではの強みである。特に僕が最高だと思ったのが、ロボットVSKAIJUの重量感が溢れる戦闘シーンと、戦闘や様々な場面で飛び散る海水や波の細かい描写に、現在の技術がこれほどまで進化したのかという関心という相乗効果で興奮が止まらなかった。
また、この作品の監督を勤めた「ギレルモ・デル・トロ氏」の特撮作品、ロボット作品に対する尊敬とオマージュがあり、この作品をみたおじさんなら、おやおやこれは。とニヤリとする要素があるかもしれない。
少しネタバレになるが、主人公たちが乗る「イェーガー」のシステムは、サンライズのロボットアニメ「GEAR戦士電童」を操縦システムをもとに構築してるかもしれない。
一方で、僕的に個性溢れる登場人物達の絡みがやや少なく、こういう危機あふれる状況だからこそ色んな会話などが必要だと思い、もう少し色んな人との会話が欲しかった。
また、主人公の機体が活躍するのはいいけど、ちょっと強すぎて、じゃあ先に戦った脇役達はどうなのよ?感じてしまった。
という感じで、斬新なコンセプトで上映された「パシフィック・リム」は上記の感想を含めて高得点を付けた。特撮が好きな方には是非ともオススメしたい意欲的な作品である。
想定外の興奮
劇場:MOVIXさいたま 3D・吹き替え 単純:ストーリーパートは退屈 笑える:突っ込みどころ満載 興奮:ロボット対怪獣の対戦は圧倒的映像 男女問わずスーパーロボットやウルトラマン系が好きな人向けだと思います ハリウッドで日本のロボットアニメを実写化できたらこうなるのかと思いました チープな感じが漂うキャストや訳がおかしくないかな?と感じる台詞など マイナスな印象を全て吹き飛ばした最高の戦闘シーンでした 3Dについてですが近視用眼鏡を掛けた上に3D用眼鏡を掛けました 重たいのでずれやすいですが問題なく最後まで観る事ができました 3Dというと飛び出す映像程度に思っていたのですが少し間違えていたようです 奥行きが感じやすくこのようなスケール感がある作品にはピッタリです 吹き替えの声優は外画の実績がある有名俳優ばかりで楽しめました
とても残念な作品
見る前から感情の機微であるとか
そういうものには期待していなくて
「かっこいいロボットとその戦闘シーンが見たい」とだけ思っていました。
しかし戦闘シーンの多くは海上もしくは海中で行われており
ロボットの巨大さや重量感が実感できず
カメラワークが近すぎる上に
凝っているがゆえに映像自体がゴチャゴチャしすぎていて
何がおこなわれているのかわかりづらかったです。
巨大な重量物と重量物
巨大なエネルギーとエネルギーがぶつかりあっているにもかかわらず
チカラのせめぎ合いのタメがほとんどないために
ロボットも怪獣も軽く柔らかそうにみえます。
ロボットアニメ、ロボット映画をたくさん見ている人にとっては
かなり物足りないかもしれません。
大スクリーンでみるべし
全然調べずになんとなく入ったけれど手放しで楽しめる娯楽作品であると思います。怪獣映画の要素以外にも、アバター、エバ、ガンダムなどの選ばれし者が操る系の要素やアベンジャーズなどのヒーローものの要素がふんだんに入っており、さらに、マトリックスやGiジョーなどのハリウッドから見たアジアンな要素も入っており、さらにさらに、アルマゲドンやTRONなどの地球を捨て身で救う系の要素も相まって、そんなVFX映画好きな方には大満足の一本です!
ロードオブザリングやアリスなどに見るドラゴン等大きな怪獣系の描写の中ではこの映画に出てくる怪獣は頭ひとつ飛び抜けていて、量感、質感、恐怖感がリアルに描かれていると思います。怪獣の骨粉末を闇で売っていたりと世界間の作り込みもリアルで、感情移入しやすかった。なんとなくAKIRAの要素も入っていたかも。。
多くの方のレビューにあるように、クライマックスの戦いよりも香港での戦いにボリュームがよっているはしょうがないとして、エンドロールの後のカットから続編にという流れが欲しかったかもです。何はともあれ劇場でお楽しみを!
迫力満点、ぜひ映画館で
怪獣 vs ロボット。一言で表現すると笑っちゃいますが、まさかのアタリ映画。 怪獣は迫力満点、怖いくらいですし、ロボのメカニカルな演出も細かい。VFXが凄いです。 ドラマ性も重すぎず、軽すぎずで良いと思います。主人公の男女が二人三脚で困難を乗り越えるあたりが、日本の人気アニメの王道を連想させます。 性別年代問わず、上映中、飽きずに楽しめる良作でした。 是非、映画館で観てほしい作品です。
ごちゃごちゃ言わずに観てほしい
ノーマーク作品でした。 映画仲間の付き合いでしかたなく観に行きましたが最高に面白かった! 久々に映画館で二回観てもいいと思う作品に出会いました。 これこそ映画館で観ないと勿体ない!DVDでは魅力は半減、是非3Dで観てください。 正直お話は王道で、設定とか色々ツッコミどころ満載ですが、 そんなことはどうでもいい! とにかく怪獣対ロボットの熱い戦いがすごい! 女性では面白くないかもという意見もありましたが、女性でも問題ありません。 話題だけの下手な映画を観るよりは断然おすすめします!
最高だけどモヤモヤする
巨大ロボと怪獣がスケール感たっぷりで大暴れで闘いまくることを懇切ていねいな描写で描いているのは非常に最高なんだけど、気になるところがいくつかあって困った。
予告で見ていたら、もしかしたらパイロットは直接乗らずに基地から遠隔操作で操縦するのかと思って、だとしたら嫌だなと思っていたらちゃんと乗り込んでいたので安心した。
ところが、二人乗り込むってなんだよとイライラした。一人では神経に掛かる負担が大きすぎるので二人にするとかいう設定なのだが、どんな仲良しでも二人で息を合わせて車を運転できるかという話だよ。シンクロとかフィギュアスケートならともかく、操縦を二人でするなんて4倍神経が磨り減るに決まっているし、しかもその際記憶が共有されてしまうというのもとんでもない話である。
親子で乗り込んだら、両親のセックスをまざまざと見せつけられるし、自分のみっともないオナニーを親バレしてしまう。菊池凛子がパイロットになることを、長官が猛反対していたのは、芦田愛菜ちゃん時代に養父となっていたのだが、いつしか男女の関係になってしまっていたことがバレるからみたいな話だったらコクがあってよかったのにと思った。
ストーリー自体が割と一直線でシンプルだったため、一人のパイロットでは物語として持たないという跡付けな判断だと思うが、それを採用するならもっと踏み込んだドラマにしろよとイライラした。
怪獣が一体何を考えて人類を襲っているのか、あんまり意図がわからなかった。別世界の人らが怪獣を使って人類を滅ぼして資源を持っていこうという設定だったようだが、人類なんか滅ぼさなくとも、無視して採掘くらいいくらでもできそうであった。それを思うと、ゴジラはシンプルながら、ただ暴れに来るだけというのが迷いがなくて素晴らしかった。
他にも武器がもうない、まだあるわ!剣よ!みたいなのもとてもバカっぽかった。怪獣を売買しているおじさんが食われたのに骨折もせず、体もとけてないというのも、ギャグなんだろうけど、ギャグだらかでは済まされないくらいいろいろ台無しにしている感じはあった。
とはいえ、面白かったのは間違いなく、2Dで見たので3D吹替えでも見に行くつもり。
ものすごく惜しい
最初の10分の興奮で金額分の元は取れました。
しかし、、、映画全体として評価すれば、残念ですが大満足とはいかなかった。
その原因はラストの海底バトルの前哨戦であるべき香港の水際防衛戦で既に、クライマックス級のピンチに陥ってしまったことにあります。
そのせいでラストがイマイチ盛り上がりに欠けたまま、なんとなく話が進んでいく印象になってしまいました。
あの香港水際防衛戦が
怪獣が登場と同時にEMP攻撃をしかけ、いきなり3体のロボが機能停止→オーストラリア親父が負傷→アナログ仕様の主人公ロボ投入→1対2の戦いを主人公ロボがなんとか持ちこたえEMP発射口を封じる→ロシアと中国のロボが復活して怪力とカンフーで無双状態の圧勝
といった楽勝ムードで終わっていれば、ラストの海底バトルが最強地球軍vs次世代怪獣軍の総力戦になって盛り上がったはずです。
良かった点
CGの凄まじいクオリティ、ロボット&怪獣の迫力、巨大感、パンチ中心の戦闘
残念だった点
怪獣のデザインがどれも似たり寄ったりに見える、脱出ポッドがあるなら長官たちも使うべき
寝れる内容だけど音がうるさくて寝れない…
内容はトランスフォーマーの変形なしバージョン違い、焼き直し的な作品です。(観たことないけど…)
あとはCGファンのためかどうかようわからんけど映像が凝り過ぎてどこに焦点を合わせたらよいか判らんような映像で常にテンションが高い感じです。
展開が目まぐるしく変わるので目が離せないんですけど途中でどうでもよくなってしまいました。
他の観ればよかった…。
ウルトラマンとエヴァンゲリオンを合体した感じ
監督は着ぐるみに拘ってたようなインタビューを見たけど、中に人が入るような印象は全くなかった。 着ぐるみでも、ここまで出来るって意味では見る価値あると思います。 ストーリーや構成はタイトル通り、アクションは見ごたえあり、遊び心もあり、いい作品ですね。
マニアックな映画と思いきやSFとドラマの描写のバランスが良い!
「怪獣とそれを生んだ日本へのラブレター」と公言する監督のマニアックな映画と思いきや、SFとドラマの描写のバランスが良い。誰でも楽しめる映画に仕上がっており、期待以上に面白かった。 当然、気になるところは多少あるのだが、SF的にもヒューマンドラマ的にも監督のこだわりの見どころ目白押しで、そんな些細なことは気にしていられない! スピード感のあるストーリー展開や、重厚感のあるロボットや怪獣たちの描写やアクション、日本の特撮では到底真似出来ない、ハリウッド映画ならではの超大作映画だ!! いろいろな評論で、監督の日本オタクを強調し過ぎると普通の映画ファンが遠のくのではないか、と心配だが、やはり女性には面白くないかも知れない...。
みんなで叫びたい!
直接の感想ではありませんが。 これ、この映画が好きな人を劇場いっぱいに集めて、いくらでも歓声を上げてOKな状態で見たい。 そしてみんなで一緒に「ロケットパンチ(エルボーロケット)!」とか「チェーンソード、起動!」とか叫びながら見たい。 きっとすっごく爽快だ。
おもしろかったー!!
2D吹き替え版で観させていただきました。 あの声優陣は監督が指定されたのでしょうか?w どう考えても・・狙ってキャスト配置したとしか思えません。 「ロケットパーンチ!!」を聞けます。 ど迫力の映像と音、物凄いど直球なストーリー。 熱い!!最高でしたー!!!。
熱い闘いの裏に描写テクの進化が見える
謎の巨大生物に巨大ロボットで対抗するという、日本の怪獣映画とガンダムを足したような映画。 ただ、その一言で片付けてしまうと作り手に申し訳ない。 日本の怪獣映画やアニメにオマージュを捧げつつも、そこはハリウッドらしいテイストが盛り込まれ、我々が知る純粋な怪獣映画や巨大ロボものとは一線を画す。 まず、“KAIJU”は歩きまわって都会を壊すだけではない。意識的に人間を襲い、その出現の裏には目的をもつ。そして進化する。 人類の最終兵器“イェーガー”が“KAIJU”の進化に追いついていけなくなる絶体絶命のなかで、“KAIJU”の目的の解明と逆転劇が見どころとなる。 巨大ロボ“イェーガー”は二人一組でコントロールする。ただ操縦桿を握るだけでは動かない。二人の精神が融合する強さが原動力となって“イェーガー”が能力を発揮するところがミソ。コクピットの中での動きが“イェーガー”にシンクロして伝わる。歩くのひとつとっても体力勝負で、この仕組みがパンチを繰り出すたびに観る者を興奮させる。華奢な菊地凛子が頑張るものだから、余計に力が入る。これは菊地凛子の映画といっていい。“イェーガー”のデザインにお国がらが出ているのも面白い。 “イェーガー”のスケール感と重量感を存分に演出したVFXは同じILMによる「トランスフォーマー」をはるかに凌ぐ。動きは滑らかだが、まだまだベタな感がぬぐえなかった「トランスフォーマー」と違い、ひとつひとつのコマに処理されたブレの描き込みが緻密になり、実写のような躍動感を得た。この2本の差は大人と子供ほどの開きがある。 同じフレーズの繰り返しながら強烈に耳に残る音楽といい、制作陣の熱気が伝わってくる。
予告編以上の面白さ、、、ではなかった
予告編を見た時にこれはアタリだと思い、必ず見に行くと決めた。 男なら誰でも思うのではないか。 しかし、実際は期待値を上まらなかった。というのも良くも悪くも私がどちらかというと現代っ子だからだ。ヒーロー戦隊もの、ゴジラなど怪獣もの、ガンダムなどこれまでに普通の男の子と同じくらい見てきたと思うが、今の私にとっては武器が単純なものにはあまり興奮しなくなった。もちろん、この映画ではビーム、ミサイルなどがあるが主に殴り合い。正直段々飽きてくる。それなら最後まで多くの機体を残してほしかった。ロシアのどーもくんロボや香港のタコロボをもっと見たかった。おそらく昔の鉄人28号や私が聞いたこともないロボットものを子供のころ見ていた人が一番感動できるのではないか。昔の特撮やアニメを決して馬鹿にしているのではなく、ただ単純にこの映画のターゲットとして私は外れているのではないかと思った。 反対に怪獣のほうは体当たりだけでなくてそれなりに多彩な技を繰り出してきて見ごたえがあった。 一番気になったのはあの主人公のパートナーの女優。彼女は本当に日本人なのか。彼女の話す日本語にものすごく違和感があった。いや、そもそも私にはあの容姿を受け入れることはできなかった。 こういう映画にストーリーを求めるのはナンセンスな気もするが、バトルではないシーンはただただ退屈の極みだった。脳を思考停止しても全く問題なかった。 大当たりではないにしても、男なら見てみるのもいいのではないか。と同時に果たしてこの映画に高評価をつける女性はいるのだろうかと気になってしまう。
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