パシフィック・リムのレビュー・感想・評価
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アメリカなのにすごく解ってる!!
ハリウッドといえば日本の作品をリメイクしては杜撰なものにするのを得意としている。ゴジラなんかがその代表で、勝手にリアル路線、アメリカ万歳にしてしまう癖がある。
この映画は今までのそんな悪評を吹っ飛ばすと思われるレベルに仕上がっていて、久々に怪獣映画でドキドキワクワクした。
特に感じたのは、怪獣の撮り方。サイズ感。
中途半端な大きさじゃない、トランスフォーマーも小さく感じるサイズ。街の壊しっぷり、海からの出現!
ゴジラはこの監督さんに作ってもらいたい!強く願います。
個人的にガンダム的なロボットがニガテ、かっこいいと思えないので、主人公たちのロボにはときめきが湧かなかった事。
でも普通にド派手に闘ってくれててそれなりに楽しめる作品でした。
面白かった!
愛情の込め方が半端ない
デル・トロ監督はオタクだが監督としての力量は並じゃない。
好きなモノと日本への愛情をこれでもかと詰め込んでるが、 映画の構成・見せ方・人物造詣などスタンダードと言えるほどしっかりした作り。(敢えて物語をシンプルにしたと思われる)
その上で、映像を大画面で観る快感に貫かれてる! 巨大なロボと怪獣が街をぶっ壊しながら格闘! 燃えまくるBGMでグイグイ迫る。カッコイイぜ!
続編はぜひ戦闘シーン増量でお願いします。
迫力満点!
懐かしき童心かな(笑)
惜しいよな。
IMAX3Dでなければ!
芦田プロの演技に脱帽。
これだけのクオリティで怪獣映画を本気で作ってくれたメキシコのオタクに心からの敬意を捧げます。
一般の3Dで3度、IMAXで2度、2Dで2度みました。
リバイバルも行われてそれにもいくことができました。
敬意はあります。
めまぐるしい映像美
動きすぎだろ!
CGすごすぎだろ!
もはや何が映ってるか分からないだろ!
っていうくらいごりごりのアクション、それでいて映像の作り込みがガチ。心から「戦いものだぜ!」と叫ばれているハイテンションさ。
やはり、人間が銃を撃つのも良いけれど、
神髄はみんなロボットとか、大きなものが戦う姿が好きな気がする。
私自身、こんなにも興奮して戦いで「かっけえー」となったのも久しぶりで、正直アクションを見る事が最近疲れていただけあって、やはりゴジラやウルトラマンといった特撮がブームになるのも頷けるな感じた。
非現実、それでいて、巨大なものが全力で動く様は興奮しないわけがない。
アイマックスで観れたのも尚良かったのだろうが、とにかく映像と腹に響くサウンドがすごかった。
やっぱ映画の音楽って大事
最高でしたよ。
しょっぱなから熱いテーマ曲が流れて、この作品は大丈夫だなと確信しました。
特に怪獣が飛行形態になるとこなんか唸ってしまいました。
アレは予告編になかったぶん燃えましたね。
これ特撮好きにはたまらないですよね。
突っ込みどころやストーリーを気にするような映画じゃないです。
なんかデッカイのとデッカイのがボコボコ殴りあってるわあすごいでいいんですよ。
でもこれがアメリカでウケてない意味がよくわかんないですね。
こういうの好きなんじゃないの?
まあかなり面白かったんですが、ちょっとキャスト面で思ったのは主人公とライバルの顔の系統が似すぎて混乱したことです。
特徴のない金髪の白人さん同士だったのでスプラッタ映画の殺され役みたいだなと思いました。
あと安定感抜群の芦田プロは置いといて、菊地さんはどことは言えないんですが少し違和感ありましたね。
ラブストーリー色はそんなに強くないのでもっとメスゴリラみたいなのでも問題ないんじゃないでしょうか。
というか日本へのオマージュなのはKaijuの時点で伝わったので、そんな無理して日本人キャスト使わなくても問題はなかったんじゃないかなと感じました。
続編やるんならぜひもっと明るいところで戦ってほしいですね。
出撃シーンだけで、五億点!!
こんな映画を待っていた!!!
冒頭10分だけでも、大満足!!!
出撃シーンが、メチャクチャカッコイイ!!!!
メカの間接部分の描写がちゃんと表現されていて、デル・トロ監督とスタッフは、“分かっている”人たちなんだと思った。いつまでも、男の心に残る中学生的な魂が分かっているのだ。
それから、コックピット。適度に汚してをかけており、絶妙な質感を出している。
それから、ペントコスト司令官を演じるイドリス・エルバが、とにかくカッコイイ。
そして、巨大ロボットモノと言えば必殺ワザと武器!!
TVスポットや字幕版だとエルボーロケットとか言ってたけど、 吹き替え版は、ちゃんと、「ロケットパーンチ!」って言うんですよ。それから、チェーンソード!海底で、猛スピードで泳ぐ怪獣をソードで真っ二つにする大興奮間違いなしのシーンで、ちゃんと声をアテているキャストが「ぐぁぁあ」って、踏ん張ってる声をちゃんと吹き込んでいるんです。
エンドクレジットの最後に、
「モンスターマスター レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」
と表示されたテロップに、涙ぐんでしました。もう、なんでですかね。
2D字幕&吹替、3D吹替、IMAX吹替で、合計10回鑑賞しました。
IMAXで観た「パシフィック・リム」は、観たと言うより体感したと言った方がしっくりくるほどでした。画面に吸い込まれる感覚が何度も私を襲いました。
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