「ギレルモ・デル・トロさん、ありがとう!今度、怪獣映画やロボットアニメについて語りませんか?(笑)」パシフィック・リム 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ギレルモ・デル・トロさん、ありがとう!今度、怪獣映画やロボットアニメについて語りませんか?(笑)
ギレルモ・デル・トロ監督の新作が、怪獣vsロボットというのを聞いてから、ずっと待ち焦がれていた。
何を隠そう、僕が映画好きのきっかけとなったのはゴジラシリーズ。ガンダムにパトレイバーにエヴァなどロボットアニメも好物。
怪獣映画やロボットアニメ好きへの、これはスーパープレゼント!
米国内では成績不振? それがなんぼのもんじゃい!
これほどのエンタメ映画はなかなかお目にかかれない!
最初から最後まで、ワクワク興奮しまくり!
まるで「トランスフォーマー」の世界に怪獣が現れたような、ド迫力のスケール、バトル、VFX…。(近くの映画館で3D公開じゃなかった事が悔やまれる!)
2億ドルの制作費、どの映画で使うの? この映画でしょ!(笑)
ストーリーは至ってシンプルだが、逆境に立ち向かう強い意志をストレートに伝えてくれる。
怪獣の死骸の闇商売は現実味アリ。
だけどやっぱり堪らんのは、怪獣映画やロボットアニメへのオマージュ。
怪獣が現れて人々が逃げる、怪獣映画お馴染みのシーン。その見せ方が、特撮と実写の合成を彷彿させるような画面作りで嬉しい限り!
怪獣たちが重量感たっぷりに動くのもイイ。ここら辺、ゴジラやガメラ。
(怪獣が飛翔した時は鳥肌立った!)
怪獣vsロボットはプロレス的で、必殺技はここぞという時。ここら辺、ウルトラマン。
ロボットはいくら凄い武器を持っていようとも、パイロットがしっかり扱えない限り、ただの鉄の塊。ロボット=スーパーヒーローにあらず、扱えてこその兵器。ここら辺、ガンダム。
パイロットがシンクロして、初めてロボットは真価を発揮する。ここら辺、エヴァ。
日本が世界に誇るカルチャーと言っていい怪獣映画とロボットアニメ。
ロボットアニメは今も進化し続けているが、怪獣映画は絶滅寸前なのが悲しい。
かつて怪獣映画は一世風靡し、メキシコの少年の心も踊らせた。やがてその少年は映画監督になり、自身の映画としてたっぷりの愛を捧げた。
ワクワクしながら見た興奮は、世代を越え、世界に広がり、進化して受け継がれる。
この映画に刺激を受け、日本でもまた怪獣映画が息を吹き返すのを強く望む!
ゴジラにガメラにウルトラマンにマジンガーZにガンダムにエヴァ…それらが好きな人、集まれ〜!
デル・トロが最高の映画を作ってくれた!
2D吹替
好きな映画愛いっぱいの嬉しくなるレビューですね。
(私が更新日の古いレビューから付けているのは、順番を忘れないためと、
全件制覇するためです。目指せ2万件。応援してます、微力ですが、)
近大さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
見たくてしょうがなかった今作品、
やっと見れました。
感想が似ていて(自分的にですが)
全くの同感です。
しかし、ギレルモ・デル・トロ監督
凄い作品作っちゃいましたね。
予想を裏切らない素晴らしい作品でした。
同時期に公開されたオーガストウォーズと
一瞬パッケージが似ていたのを思い出しました。
こちらを先に見たのですがこちらもなかなかの
出来でした。テーマは違えども童心に帰るのは
良いですね、再び同監督の作品に会えることを
楽しみにしています。