ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のレビュー・感想・評価
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トラらしく見えない
今まで見た4K ULTRA HDの中で最高だった
DVDが出た当時、小さなモニターで見た記憶がある。煌びやかな映像と、リアルな虎が凄く印象的だったけれど、劣悪な視聴環境のためそれほどの感動はなかった気がする。
ここ最近、UHDの凄さに嵌まり散財しているわけだが、作品の質の高さを改めて思い知らされたのがまさにこの映画のUHD。
映像と音がとにかくすごい。もうそれだけで何度も見てしまった。しかも、もともと秘められた内容が優れている作品であったわけで、表面的な洗練度が高まれば高まるほどに、その内容も一層凄みを増すような印象で、もっとばかでかい画面・素晴らしい音響で見たいものだと思いながら、やっぱり何度も何度も見て、色んな人が色んな謎解きをしているものを読みつつ、そしてまた見て確認する─、これまでにないくらいに映画というものをBlu-rayで楽しんでいる。
オープニングからエンドロールまで、全部楽しむことができる、優れた作品。リアルタイムで劇場で見たかったと後悔しつつも、記憶媒体を形式が変わるごとに何度も見て何度も楽しむこの感じも悪くないと思ってしまった。でも、劇場の方が感動するんだろうなぁ、とやっぱ思ってしまう。
美しい海洋系のCG映像が見たければ。
海や魚、島に関する映像は美しい。
動物物で冒険物で美麗映像ときたら嫌いな人はいない。
万人向けの映画。
もっとも個人的には、ご都合主義なトラの動きが
気になってダメだったが。
もちろん、そういう観方をしない人もいるだろう。
トラの動きにはコレコレコウイウ意味があるとかを考える人。
そういう議論自体を楽しみたい人には楽しい映画だと思う。
曖昧さとか伏線といった議論の土台が一杯用意してある映画。
なお、この映画を観たからといって、
自然や動物について深くわかるということはない。
用意された考察ポイントはすべて完全ファンタジーの部分であり、
現実とは特にリンクしない。
一種のミステリーと割り切って考察自体を楽しみたい人
伏線が多ければ多いほど心が躍るような人、には刺さる映画かもしれない。
映像綺麗!だけじゃない!
見る人によっていろいろ拡げられる余地のある映画だと思います。
そしてその解釈について人と語り合いたくなるような…
まず映像はとても綺麗で本当なら3Dで見るべき作品でした。鯨が海中から上がってくるのは本当に大迫力!!DVDでもキレきさとリアルさは伝わると思います。
それプラス、ある仕掛けが評価をぐんと上げてるのだも思います。
予想ができたとかネタバレしたからつまらないとか、そんなお話ではないですので見てもらった方が良いかと思います。
見終わったあとで虎の名前を調べるとさらにびっくりすると思います。
この中で話される物語とは何か?真実とは何か?そもそも物語とは何なのか?何のためのものなのか?いろいろ考えても考えなくても充分楽しめる娯楽大作です!子供にもおすすめ!
出来れば劇場でやる時そこで!
寓話
ブルーレイディディスクで見る価値ある作品
面白い
動物園をしてた親の都合で、動物達を連れて船で移住することに。
その道中嵐にあい、パイはなんとかボートで船から脱出できた。
ボートには、しまうま、ハイエナ、オラウータン、ライオンというメンバーだが、なんとか生き抜こうと試行錯誤。
しかし、ライオンにやられたりで、結局は、パイとライオンのみになる。
救命ボートに乗っていた非常食で食いつなぎ、ライオンのエサの魚を釣りながら、なんとか凌ぐ。
一人では死んでいたかもしれない。
ライオンの命がけの世話を生きがいに、
227日間漂流し続け、なんとか島に流れ着き助けられた。
あんなに、苦楽を共にしたライオンは、
その後あっさりジャングルに消えていく。
パイは、心を通わせたと思っていただけにショックを受ける。
この話は、実話だが、誰にも信じてもらえない話であった。
コレ・・奥深い
とにかく映像が素晴らしい
パイπ☆
圧倒的映像美に酔いしれる二時間
ヤン・マーテルの原作小説『パイの物語』を読んだのはもう随分前だが、当時はこの小説が映画になるとは思わなかった。
トラと太平洋を漂流する(これが物語のメイン部分)話をどうやって撮影するのか、想像もつかなかったからだ。
しかし、この数年でCG技術も撮影技術も格段の進歩を遂げ、素晴らしい映像で小説の世界をより豊かに再現することに成功した。とにかく、冒頭の動物園の様々な動物がゆったり動くシーンを見ただけですっかり魅了されてしまった。
最近これほど映画館で観なかったことを後悔した作品もない。
中年になったパイが語ったトラとの漂流の物語は作り話なのか?この物語を信じなかった保険調査員に語った第二の物語が真実なのか?それとも、漂流の話自体が作り話なのか?
ここに引っかかる人が多いのも理解出来るが、いずれにせよ、これはヤン・マーテルが作ったお話。
観た人がこの物語から一体何を感じ、考えるのか、それが大事なことなんじゃないかなと思う。
2013年ファンタジーNo.1
この映画は、飛行機の中で見たということをまずは書いておきます。
つまり、映画を見る環境ではないところで見ました。
しかし、この映画は、映像が何より素晴らしいです。
ガビガビの小さな画面というフィルターを通したにも関わらず!
ほとんどがCGで撮られているのですが、こんな世界が本当にあるのではないかと思ってしまうくらいに綺麗です。
そして、パイ(主人公)とリチャード・パーカー(トラ)の弱肉強食な関係がよい。
見てる時は「どうやってトラと撮影したんだろう」と考えていたのですが、これCGなんですね。
てか、動物のだいたいがCGらしいです。
ショック。(気がついてないの、私くらいなのでは...ためいき)
ネタバレにしたのは、これが理由です。
ぜひ、本物の動物と撮影しているんだって思い込んで見ていただきたい。
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