ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のレビュー・感想・評価
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ファンタジーの世界のトラではないのね
1回目に観た時はものの15分で爆睡…
リベンジで。
ちゃんと観ると思いの外、とっても良かった(*´ー`)
トラと青年が仲良く漂流かと思ってたら全然違ってたw
『earth』敵な良さも感じた。
最初のパイの由来はどうでもいい気がするんだけど…⁇どうなんだろうか?
信じたいものを信じれば良い。
とにかくキレイな映画。
漂流が始まってからの映像美だけでも楽しめるレベル。
クロウト好みというか映画マニア向けの内容を、
可能な限りの映像美でくるんだ感じだろうか。
個人的にはその「クロウト好み」が鼻につくというか
散りばめられたメタファーとか、伏線的なセリフとか
制作者のドヤ顔が透けて見えるようでちょっとうんざりした。
「どちらの話が本当か」って気になるところだけど
それはもう自分が信じたい方を信じれば良いのかな、と。
個人的にはファンタジーを期待して観たので、
「含蓄」の部分をもっとオブラートに包んで欲しかった。
気づかない人は気づかないままでOKみたいな。
ただね、必要なんでしょうけど前半が退屈すぎる。
繰り返すけどファンタジーを期待して観た自分としては
けっこう辛い時間でした。
まぁ敢えて人に勧めたいとは思わないかな。
最後まで見ると、面白さが少しわかる。
最後まで見ると、いろんな不自然だったことが、全部嘘の可能性が出てきて、結局、今まで見てきたのはなんだったみたいな話にもなります。うーん。壮大な不自然な嘘を見せられていたようで、微妙でした。虎との生活はありえないと。最後、謎解きみたいに、あれはあーゆー意味だったのか的な楽しみはあると思いますが、映画としては、楽しめませんでした。残念。
タイトルなし(ネタバレ)
映像がとても綺麗です!!
圧巻!!動物達がほんとにこれCG?
って思わせるぐらいのリアリティ!
虎との漂流ってどう撮影したんだろ
あまりにも動きや表情だったりが本格的すぎてびっくり(゜ロ゜)
ストーリーは色んな解釈ができます
深く考えられる事もできるしあっさりファンタジー映画として観ることもできます
虎との漂流を信じて見てましたけどまあ改めて解説観ると信じられない要素盛りだくさんだし、隠喩?みたいなのを表してたんだな〜と所々分かります。
例えば絶望に陥ったパイに虎との友情を想像することで虎は希望に変えられた存在でありパイの創造上の生き物だったことそして、それが分かる伏線はお父さんの「お前は虎の心を見てるんじゃないか、虎に写った自分を見てるんだ」ですね、
ほんとよく出来た映画です。人は時には夢を見る事で希望を持たせなきゃねって思わされた映画でした
トラと漂流?ありえるか、そんなこと。トラって何かの比喩だな。か、ま...
トラと漂流?ありえるか、そんなこと。トラって何かの比喩だな。か、またはトラと少年がやがて心通わせる夢物語だな、そう思った。
おいおい、ほんまに漂流するんや、まさかこれ実話?いろんな想像をしながら緊迫の漂流を追体験します。
何と言っても驚かされるのはその映像美。どうやって撮影したんだろ?まさかほんとにトラと対峙してるの?なわけないわな。またまたいろんな想像をしてしまいます。
そして衝撃のラスト。えっ、なに?どっちがほんま?アホな私にはつらい展開。
ネットの解説を見るとよもやの恐怖映画?しかしいろんな想像ができるようです。後は君が考えたまえ!ってやつね。
何回も見ろ!ってか、ヤダ(笑)宗教色が微妙に絡むのもちょっと苦手かな。
でも、なんとはなしに不思議な魅力のある映画でした。
大迫力のトラとの生活
宗教信者と無神論者が折り合いを付ける作品
素晴らしい作品でした。
表(空想)のストーリーと表のストーリーをひっくり返した裏(現実)ストーリー。
ラストで初めて浮き彫りになる最大のテーマ!構成抜群です。
以下、ネタバレ
表と裏ストーリーの中にはつじつまの会わない部分があり、諸説ありますが
いわゆる食人島の部分はあくまで現代社会のメタファーをパイ自らが付けた【話の尾ひれ】だと解釈します。
ラストでパイが「今話したストーリーは全て神の話でもあるんだよ」と名言してる通り
この映画は
「神話や宗教上の逸話・伝承は全て人間が体験した悲劇や経験の話が脚色され尾ひれがついただけの物である」と宗教や神話を否定をしつつ
「だけど、そう考えれば今現在伝承されている神話や宗教上のトンデモなお話も理解することが出来るでしょう?」と肯定も含んでおり、実に現代人向けのメッセージだと感じました。
見る人を多少選ぶ映画ですが、ストーリーの構造を読み解くのが苦手な人でも感覚的に楽しめる映画だと思います。
最近見た映画の中で一番好き!!
So which story do you prefer?
最後まで観てから、船の遭難シーンを見返すと…これはやはりmetaphorの話なのだということが分かりました。
仏教徒の日本船員は叫びながらシマウマを指差し、シマウマがボートに飛び乗る瞬間、船員役の役者は船上で倒れ、スクリーンから消えてますね。見間違えてたらすみません。
ボートに乗ってる筈のコックは?
オラウータンに対し息子は?という質問。
ハイエナ殺す瞬間、パイのすぐ下からトラが飛び出す。
登場人物と動物、宗教辺りまでは何となく摑めますが…恐らく一度の鑑賞で?、深いレビューを書ける方々には敬意を表したいです。私は2回観ないと見逃している所が沢山ありました。
ちなみに中年パイが奥様を猫と表現していると書いている方がいましたが、字幕は知りませんが、セリフではそうではありません。
劇中パイの読書が、彼の成長と共に、アメコミ風クリシュナ物語から、Verne, Dostoyevsky, Camusと変化します。そこまで考察できたら、一層深みが増しそうです。
リチャード・パーカーがパイに与える勇気
インドからカナダへ移住するために乗っていた船が難破。
救助艇に残された少年パイとベンガルトラのリチャード・パーカー。
彼らが広い太平洋の真ん中で生き抜く姿を描く。
面白かったな〜。好きだな〜。この映画。
面白いな〜と思ったのは、最後に明かされる驚愕の事実。
そこで、なぜ、そこにトラがいたのかや、トラとパイの関係について考える。
すると、パイがいじめられてきた子供時代や、救助艇で起きた出来事がパイの精神状態に与えた影響について思い、リチャード・パーカーがパイを導く勇気の象徴であることに気づく。
神は、パイが孤独や恐怖に打ち勝つために、ギフトとしてリチャード・パーカーを与えたのだと思った。
リチャード・パーカーとの別れの時は、パイがもう1人でも大丈夫だという神からの合図。
素晴らしい冒険と成長の物語だった。
監督は「グリーン・デスティニー」、「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー。
漂流中、パイの思い描く幻想的な世界がとても美しい。
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