劇場公開日 2022年9月23日

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ある秘密のレビュー・感想・評価

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3.0少し分かりずらい

2023年1月21日
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鑑賞方法:映画館

9割方わかったけど、 時間軸が行ったり来たりするし、家族関係ややこしいし、 ん?ん?ん?… あの人だれ?… この人って親戚?… と困惑しました(笑) 眠くなりました(笑) セシル・ドゥ・フランスやマチュー・アマルリックが出てます。 まあまあ…

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RAIN DOG

4.0ぬいぐるみの秘密

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

導入部から引きこまれる。 鮮やかに描かれる両親の謎めいた過去が秀逸。 あの結婚式の日にすでに始まっていた悲劇の予感とは? Cミレールの他の作品も見たくなりました。 もっと宣伝して、上映回数も増やしてほしい。 この秋一番のおすすめです。

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マリエル

3.0「ミュージック・ボックス」的映画では無かったが

2021年3月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

たくさんの関連映画を観てきた者として、 図書館で見たDVDパッケージが ユダヤ人強制収容所物とのことだったので レンタルして鑑賞。 “ある秘密”とは何か? コスタ=ガヴラス監督の 「ミュージック・ボックス」が頭を過り、 よもや、主役の夫婦のそれぞれの元伴侶が ユダヤ人で、彼らを告発しての 再婚を秘密とした作品かと勝手に思ったが 違った展開だった。 話はどちらかと言うと、 ユダヤ人や強制収容所要因による秘密と 言った観点ではなく、時代的要因を超えた 男女の愛憎による秘密であり悲劇だった。 敬虔なユダヤ教徒が、この時代に 精神的に不安定な状態だったとは言え、 前妻がユダヤ人パスポートを出したのは 自殺の意思に近いものだったろう。 確かにこのまま夫のいる疎開地に行ったと しても幸福が待ってはいないことは理解する が、子供のことを考えたら、 親としては過ち行為以外の何ものでもない。 再婚のスポーツマン夫婦が授かった子供が 虚弱体質だったことは、 結婚しながらも別の異性に想いを強く寄せた ことに対する神の罰との思いなのだろうか。 監督は原作者の体験から“時代的な”背景を 強く滲ませたかったのだとは思うが、 私には普遍的な夫婦間の愛憎劇が 強く出過ぎてしまい “時代性”が薄まってしまった感の作品 に思えた。

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KENZO一級建築士事務所

4.5なんといってもセシル・ドゥ・フランスの美しさ

2012年5月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

思わぬ拾い物の一本。 第二次大戦下、ユダヤ人の両親の 秘められた過去、禁断の恋を 二人の子ども、フランソワの眼を通して語っていく 強烈かつ情熱的な ラブストーリーであると同時に ユダヤ人として生きるか、 フランス人として生きるか 戦争、迫害という極限の状況で 究極の選択をせざるを得なかった 家族の人間ドラマでもある 現在をモノトーン 過去をカラーという描き分けも 意表をついてユニークだが (普通は逆だろう) 内気な主人公フランソワ少年が こころで空想する兄の存在が 両親の過去を遡っていくうちに 現実であったと徐々に わかってくるあたりの描き方も秀逸 そのうえでなんといっても セシル・ドゥ・フランスの美しさ 素肌を魅せるシーンが多いが (濡れ場もしっかり) 彼女の持つ凛とはりつめた肉体美 神々しいまでのエロティシズムは アメリカや日本の、当代の女優には のぞむべきもないものだろう めずらしくお気に入りの女優になった

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梅薫庵